ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-02

[米ドル円]106円の攻防

(米ドル円時間足)

USD_JPY_20180223_jikanashi.jpg

東京市場では日経平均株価の下落に伴いドル円は107円前半まで下落して始まった。その後、円の買い戻しも見られたがリスク回避の円買いが進む中でクロス円も下落。欧州市場で再び107円前半まで押し戻された。
その後ECB議事要旨の公開後にユーロが上昇に転じたことでドル売りの動きが再び強まった。
また、NY市場で米長期金利が低下したことでドル売りがさらに強まるとドル円は107円を割り込み106円ミドル付近まで下落した。
ただ、NY株式市場が金利低下を好感し底堅い動きとなったことがドル円の下落に歯止めをかけた格好だ。
ドル円のNY市場の引けにかけてドル売りも散見されるなど今日はこの流れを継いで一段の下値を試す展開が予想される。
106円を割り込み105円台に突入するようなら再び弱気のセンチメントが高まり105円割れもあり得る。
反対に、106円を死守できれば一先ずダブルボトム形成で来週に向けたドル買いが強まるとみる。

ドル円予想レンジ: 107円40銭~106円10銭

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[ユーロ円]ECB議事要旨はタカ派?

(ユーロ円日足)


昨日公開されたECB議事要旨では「フォワードガイダンスの調整はまだ早いとの見解で一致」「為替の変動が物価安定の中期的な見通しに不確実性の要因となりえるため注視すべき」との内容でユーロは下落。同時に「ガイダンスの調整は2018年序盤に再検討する」としたことで買い戻しが入った。
NY株式市場は荒っぽい動きが続いたがダウやS&Pは上昇して引けたことでリスク回避の動きは見られなかった。
今週に入りユーロ円の買い戻しが一巡したところで新たにユーロ売りがみられた。
ユーロ円は131円前半はフィボナッチ61.8%戻しのレベルであり、昨年末にかけて続いたレンジ相場の下限となるため意識された。
ボリンジャーバンドの下限となる130円90銭付近を下回るようなら127円台も視野に入る。

ユーロ円予想レンジ:132円20銭~130円90銭

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[米ドルカナダドル]寄り引き同時線で天井か

(米ドルカナダドル日足)


ドルカナダは前回の高値1.2673ドルを上抜けたことで上昇が加速しボリンジャーバンドの上限で上値を抑えられた。
日足ローソク足チャートでは天井のサインを示す寄り引き同時線が現れている。
昨日発表されたカナダ12月小売売上高が予想を下回ったことでカナダドルが売られドル買いが強まったがすぐに押し戻された。
米長期金利の上昇が一服したこともあり短期的に押し戻される可能性が高いとみる。
ただ、米長期金利は依然として上昇圧力は高く、ボリンジャーバンドの中心線は上昇トレンドが継続。
ドルの調整売りが一巡したところではドルカナダの買いを入れておきたい。

ドルカナダ予想レンジ:1.2760(BB上限)~1.2640(32.8%)

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[全般]修正の修正

米長期金利の上昇に一服感が出るとドルは前日の上昇の修正の動きが強まり下落。一方NY株式市場は荒っぽい動きの中でダウは上昇して終了。修正の修正とすれば次は買いか。
昨日の東京市場では日経平均株価が下落したことを受けドル円は107円前半に下落して始まった。その後は買い戻しの動きも見られたが全般に上値の重さが目立った。
クロス円も全般に上値の重い展開となるなど円高の動きが先行。
欧州市場も同様の流れが続く中でECB議事要旨が公開されるとユーロが一転して買いが強まり上昇。
議事要旨では「フォワードガイダンスの調整はまだ早い」としたことで瞬間、売りも見られたものの「フォワードガイダンスの調整は2018年序盤に再検討」との内容が発表されたことで利上げへの期待が高まりユーロを押し上げた。
また、昨日は一時2.95%まで上昇した米長期金利も2.9%付近に押し戻されたことでドル売りも散見。ドル円は107円を割り込み106円ミドル付近まで下落。一方、長期金利の上昇に一服感が出たことをNY株式市場は好感。NYダウは前日の下落幅を取り戻すなど一時の不安感は見られず安心感が広がりドル円の下支えとなった。
先週末から始まったこれまでのドル安からドル高、円高から円安といった修正局面も一先ず終わりその修正のドル売り円買いの動きが強まった。
今日は週末ということもあり昨日のドル安円高の流れが継続する可能性が高く、それが修正で終わるかどうかを確認する必要がある。
修正の修正ということが確認されれば再びドル高円安の動きに戻る。
今日のNY株式市場の動きがそのカギを握る。

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[米ドル円]日米金利差を反映

(米ドル円日足)


東京市場で107円前半付近から始まったドル円は日経平均株価の上昇を受け107円90銭まで上昇。午後に入り株価が急速に上昇幅を縮小してもドル円は底堅い動きを示した。
欧州市場では一旦押し戻される場面も見られたがNY市場で再び上昇。
FOMC議事要旨は想定内ではあったものの発表直後ドル売りに反応。その後成長加速による利上げペースが高まるとの見方から米長期金利が一時3年ぶりの2.95%に上昇したことでドル買いに転じた。
一方、株式市場が三指数ともにマイナスに落ち込んだもののリスクオフの円高には反応せずドル円はほぼ高値圏で引けてきた。
先週までの急速な下落の反動によるものだが、各市場の連動性が戻り始めているように見える。
落ち着いた相場に戻れば日米金融政策の違いによるドル高円安の動きに戻るとみている。
108円付近はフィボナッチ50.0%戻しということもありドル円の売りが並ぶとみられるが、ドル円の買いの勢いは根強い。目先ボリンジャーバンドの中心線が位置する108円30銭付近が上値のメドとみる。

ドル円予想レンジ: 108円30銭(BB中心線)~107円30銭

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[ポンド円]早期利上げ示唆でも上値限定

(ポンド円日足)


東京市場でドル円が上昇したことでポンド円も底堅い動きで始まった。
欧州市場が始まるとポンドは円やユーロに対して売りが強まりポンド円はこの日の安値となる149円43銭まで押し戻された。しかし、前日の欧州市場の安値149円には届かずに反発。
NY時間にはカーニーBOE総裁が「GDP成長率が1.5%を超えるなら刺激策を終了する場合もある」と発言。また、テンレイロ英MPC委員やブロードベントBOE副総裁なども利上げに対して前向きな発言が相次いだ。
しかし、市場にはブレグジットによる経済への悪影響などの懸念もありポンド円の上値は限定的となった。
ドル金利が上昇したことでポンドドルの上値が抑えられたこともポンドの足枷となったが、対円では金利差からの買いが入りやすい状況は継続。
今日のロンドン時間には英国10-12月期四半期GDPが発表されるが、結果次第でポンド上昇のきっかけになる可能性もあり注目したい。

ポンド円予想レンジ:151円20銭~149円40銭

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[米ドルカナダドル]前回の高値を上抜く

(米ドルカナダドル日足)


FOMC議事要旨の公開直後ドル売りが強まりドルカナダは一時1.26ドル前半まで下落。しかし、内容はタカ派的な意見が多くいたことから米長期金利が上昇してドルは反転。ドルカナダは1.27ドルまで上昇して引けている。
昨年末に1.2920ドルから1.2235ドルまで下落した反動の買い戻しが強まる中で2月9日に付けた高値1.2673ドルを上抜きしたことで更に上昇の勢いが増している。
カナダの経済自体は強いものの目先、米長期金利の上昇がカナダドルの上昇を上回る勢いがある。本日発表されるカナダ12月小売売上高が予想通り前月から悪化すると予想されている。
カナダ売りの動きが更に強まればボリンジャーバンドの上限が位置する1.2760ドル付近を試す展開が予想される。

ドルカナダ予想レンジ:1.2760(BB上限)~1.2660(61.8%)

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[全般]米長期金利上昇と株安

前週に急速に進んだドル円下落の反動が強まる中で、昨日のNY市場で米長期金利が上昇し株価が下落する中、ドル円は底堅い動きが続いた。
昨日の東京市場では日経平均株価の反発によりドル円が堅調なスタートとなった。午後に入ると株価が急速に下落したがドル円への影響は限定的となるなど底堅さが目立った。
欧州市場ではユーロやポンドが軟調な経済指標の結果を受け下落するとクロス円の売りがドル円を押し下げる場面がみられた。
NY市場に入るとFOMC議事要旨の公開を控えドルの買い戻しの動きが強まった。
そのFOMC議事要旨では
「成長加速で追加利上げの可能性が高まると過半数が判断」
「漸進的な利上げ姿勢がなお適切との見解で一致」
「12月時点からの成長見通しを上方修正」
などほぼ想定内の内容ではあったが、年内4回の利上げが予想されるとの思惑もあり米長期金利が一気に2.95%近くまで上昇。これを受け株式市場は三指数ともに下落に転じた。
長期金利が上昇したことでドル買いが進むと同時に株価が下落するという正常な反応を示し始めていることに注目したい。
これまで各市場でのポジション調整の動きがだいぶ一巡した可能性が高く、そろそろ各相場の連動性が戻り始めているサインとみることができる。
米株式市場は好調な米経済を背景に調整一巡後は業績相場に移行するための踊り場の動きと考えられ、リスクオフの円高の動きは一時的なものになりそうだ。
目先はまだ不安定な動きが所々で見られると思われるが為替市場は徐々に金融相場を反映した動きに戻るとみる。

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