ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-07

[全般] ECBと米雇用統計、そしてアイルランドの格付け

今週最も注目されたECBの金融政策委員会と米雇用統計が発表されたが、いずれも予想以上に市場への影響は大きかった。まず発表されたECB理事会では予想通り現行の政策金利1.0%を据え置くことを決めた。しかし、その後ムーディーズがアイルランドの格付けを引き下げる事を発表しておりユーロ軟調な地合いの中で、トリシェ総裁は「現在の金利が最低だとは決めていない」と発言するとユーロ売りが加速した。更に6月米国失業率では9.5%と予想9.6%を下回ったものの、雇用統計では予想を大きく上回る46.7万人減となりNY株価が大幅急落となった。それを受けてリスク回避からの円買いが進むとクロス円を中心に下落が強まった。今日はNY市場が独立記念日で休場となるため、値動きは徐々に動意が乏しいものになりそうだ。

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[米ドル円] 米雇用統計で円高加速

(米ドル円日足)


(米ドル円30分足)

USDJPY0703_30punashi.jpg

米雇用統計発表前までドル円は殆ど動意のない動きが続いていたが、6月NFPRの予想36.5万人減が46.7万人減と発表されドル円は急落。他の通貨ではリスク回避からのドル買いが先行する中でドル円の下落スピードは緩やかになったものの、クロス円の売りが上値を抑える動きが続いている。今日はNY市場が休場となるため、すでにポジションは大分軽くなっているはずで、週末特有のポジション調整は余り見られないであろう。今週のレンジ予想である97円から95円内での動きは継続とみており、このまま今日は95円前半までの下落もありそうだ。

予想レンジ:96円30銭〜95円

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[ユーロ米ドル] ECB理事会後のトリシェ総裁発言から

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD0703_jikanashi.jpg

ECB理事会の前にムーディーズがアイルランドの格下げを発表し、ユーロの地合いが徐々に緩み始めていた。その後ECB理事会では予想通り現行の1.0%の金利据え置きを発表したものの、トリシェ総裁は「現在の金利が最低だとは決めていない」と発言するとユーロは軟調な地合いが加速した。更に米国雇用統計が予想以上に悪化したことからリスク回避のドル買いが進みユーロはほぼ終日下落が続いた。結局強いサポートレベルである1.4ドル近辺まで下げたところで下支えとなった。ドル円同様に今週は1.42から1.4のレンジの往って来いで終わる可能性が高そうだ。1.3980付近を割り込むようであれば、そこから100ポイント下の1.3890付近までの下落もあるが、今日は週末でNY市場が休みとなるため、これ以上の下げはなさそうだ。

予想レンジ; ユーロドル1.4050ドル〜1.3980ドル

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[ポンド円] 東京17時からの動きに注目

(ポンド円30分足)


米国雇用統計の悪化を受けドル買いポンド売りが進む一方で同時に円買いの動きも進んだことからポンド円の下落は更に加速した。今週堅調に進んだユーロポンド上昇にも調整の動きが見られ、ユーロポンドの売りも散見され、ポンドの下支えとなった。結局今週はユーロやドル円とともに往って来いの動きとなった。今日はそのまま軟調な地合いは残りそうだが、何か材料が出ない限り大きな動きは期待できないだろう。あるとすれば欧州勢の動き出す東京の午後5時近辺だが、NY市場の休みを控え静かな動きとなりそうだ。

予想レンジ:158円〜156円70銭

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[スイスフラン円] 改めて介入警戒感高まる

(スイスフラン円時間足)


(スイスフラン円日足)

CHFJPY0703_hiashi.jpg

スイス中銀のジョーダン理事は「スイスフラン上昇と戦うために介入を続ける用意がある」とコメントすると、ここにきて再び介入警戒感が高まったことでスイスの上値が抑えられた。ただ、米国雇用統計の悪化がユーロドルの下落を加速させたことから、ユーロスイスの売りも出たことでスイスの下落幅は限られた。しかし、スイス円で見ると見事に90円で上値を抑えられており、今後このレベルは意識されそうだ。

予想レンジ:89円25銭〜88円25銭

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[全般] 米国景気底入れで売られ、中国報道で売られ

NY株価はADP雇用統計が予想を下回る結果になったものの、米国6月ISM製造業景況感指数6ヶ月連続の上昇となったことや仮契約住宅販売指数も上昇した事から一時130ドル近い上昇となった。半期の第一日目は幸先の良いスタートとなったことでリスク選好の動きからドルは軟調な地合いとなった。更にNYの午後に入ると中国がイタリアG8で新たな準備通貨創設の問題について議論する事を提案するとの報道が広まると、ドル自体がリスクとして売られた。いずれにしてもドルは買えない通貨と言う事らしい。IMF理事会は加盟国に対し初のIMF債発行のためにフレームワークを承認したという。そろそろ本気でドルに変わる通貨の創設に動きだしそうな感じがする。

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[米ドル円] ドル売りと円売りの綱引き

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0702_hiashi.jpg

米国景気指標は強弱まちまちにも拘らず市場はISM製造業景況感指数の上昇や5月仮契約住宅販売指数の上昇に大きく反応した。結果NYダウ上昇によりリスク選好からのドル買い円売りが加速し、ドル円は96円台の攻防となった。日足の下降トレンドがレジスタンスとなり、今日は上値の重い展開が予想される。ただこの通貨にはトレンドが見られない事からボリンジャーバンド内での動きと見たほうがよさそうだ。

予想レンジ:97円〜95円70銭

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[ユーロ米ドル/ユーロ円] ドル売り先行しユーロ上昇

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0702_hiashi.jpg

ドイツのスタインブリュック財務相は下半期には信用収縮が起こる可能性があるとの発言もあったが、ユンカーユーログループ議長は2010年には景気は緩やかに回復すると予想するとの発言もあり欧州の主要株価指数は全面高となった。又、米NYダウの大幅な上昇でドル売りが先行すると、ユーロは対ドル対円でも強含みの展開となった。ただ、かなりレベル的には天井感も出始めており、積極的に高値を更新する動きは見られず、利食い売りをこなしながらの上昇が続きそうだ。ユーロドルの日足からフィボナッチで見ると1.42ドルが76.4%戻しのレベルでしっかりと上値を抑えられた。このレベルは今日も意識されそうだ。下値目途は23.6%戻しの1.3890とみる。ユーロ円は昨日も書いたようにソーサーボトムを形成しボトム形成前の高値レベルである138円付近を目指すと見ている。

予想レンジ:ユーロドル1.4200ドル〜1.4050ドル
        ユーロ円 138円〜135円50銭(6月29日高値)

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外国為替証拠金取引(FX取引)は、レバレッジ(*1)効果や為替市場の変動等によって、元本(預託金)を上回る損失発生の可能性があり、元本や利益を保証するものではございません。特に、マイナー通貨(*2)の取引をされる場合、流動性が低ければ、注文が約定しない場合もあり、元本以上の損失発生の可能性が高くなります。また、スワップポイント(*3)についても通貨ペアやポジションの状態(売りまたは買い)によっては、プラスの場合もあれば、マイナスの場合もあります。取引におけるお客様のコストは、手数料とスプレッド(*4)となります。手数料は、往復で1ロットあたり0〜30円。また、HiroseTraderでは、一定数量未満の少額の取引に対して、1取引につき5米ドルの手数料(*5)がかかります。スプレッドは、0〜となっておりますが、流動性が低ければ、スプレッドが大きく広がる場合があります。必要証拠金(*6)とレバレッジについてですが、必要証拠金は、500円〜となっております。レバレッジは、総代金(為替レート×取引数量)÷(必要証拠金)となり、それぞれの値が変動することにより、レバレッジも変動します。当社は複数の商品を取り扱っており、取引要綱や各項目の名称が異なりますので、契約締結前交付書面をよくお読みいただき、内容をご理解の上、ご自身の判断によりお取引ください。

*1)実際の取引額と比較して少額の資金で大きな取引ができること*2)流通量の少ない通貨のこと*3) 通貨間の金利差調整額のこと*4)売りレートと買いレートの差のこと*5)この手数料をミニマムチャージという*6)取引を行うために最低限必要である証拠金のこと

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業務内容:第一種金融商品取引業(外国為替証拠金取引業)
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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