ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[米ドル円]FOMC利下げ期待先行の反動

(米ドル円日足)


ドル円は膠着状態が続いている。
昨日はG20で米中首脳会議が行われるとの発言で円安が進みドル円は一時108円67銭まで上昇。また、明日未明のFOMC会合では利下げに前向きな姿勢が示されるとの期待もドル円の下支えとなった。
しかし、今回の会合で金利は据え置きと予想されており注目はドットチャートとパウエルFRB議長発言に集まる。
ドットチャートではどの程度の利下げが示されるかによっては相場の波乱要因となりそうだ。市場は既に年内2回から3回を織り込んでいるだけに、ドルは一気に買い戻しの動きが強まりかねない。パウエル議長も来月の利下げを実施するといった内容には触れない可能性が高い。一先ず、市場が先行し過ぎた分だけドルの買い戻しが入る可能性が高い。
ただ、最終的に利下げに踏み切るとの見方は変わらないことから上値も限定的とみて戻り売りスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ:109円10銭(61.8%)~107円80銭

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁のハト派発言

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20190619_hiashi.jpg

昨日の欧州時間にドラギECB総裁が「見通しが改善しなければ追加緩和が必要」「量的緩和は未だ余地がある」などのハト派発言によりユーロは急落。1.1245から一気に1.1180付近まで下落した。その後トランプ大統領が「ドラギ総裁の発言で米国との競争を簡単に不公平にさせている」などとドル高ユーロ安に対しけん制。しかし、一方でFOMCに対しても利下げを促すなどドル安を誘導する発言が相次ぐ。
明日の未明に発表されるFOMC会合でのドットチャート次第でドルが反発する可能性もあり、そうなればユーロ安が更に進むことになる。しかし、次回のFOMCでの利下げ期待は依然として強いことから、下げたとしても一時的な動きになりそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.1240~1.1160(76.4%)

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[豪ドル米ドル]RBAとFOMC双方の利下げ期待

(豪ドル米ドル日足)


東京時間に公開されたRBA議事要旨では「インフレが暫く低下し続ける要因がある」「今後更なる緩和の可能性が大きい」との内容を受け豪ドルは下落。また、同時に発表された豪州1-3月期住宅価格指数も-3.0と予想の-2.6%を下回ったことも豪ドル売りを加速させた。
しかし、NY市場に入るとドル売りの動きが強まり豪ドルは上昇。
明日の未明に開かれるFOMC会合での利下げ期待により米金利が低下したことで豪ドルは反発。結果的にこの日の高値となる0.6880まで上昇して引けている。
5月17日に付けた安値とほぼ同レベルで跳ね返されたことで目先ダブルボトムを形成した可能性が高い。
FOMC会合前後に一段の買い戻しが入るとみているものの、今後更なる利下げの可能性が残るだけに上値も限定的。

豪ドルドル予想レンジ:0.6930(50%、BB中心)~0.6850

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[全般]FOMCとECB利下げ期待

明日の未明に発表されるFOMC会合での利下げ期待に加え米中摩擦への懸念の後退などからNY株式市場は三指数ともに大幅上昇。また、ECBドラギ総裁のハト派的な発言によりユーロが下落。FOMC会合を控え各国緩和姿勢が強まる中でドル円は綱引き状態が続いている。
昨日の東京時間に公開されたRBA議事要旨で更なる利下げの可能性が示され豪ドルは対ドル対円で売りが強まった。ドル円も日経平均株価の下落もあり上値の重い展開が続いた。
欧州市場が始まったところでドラギ総裁が「見通しが改善しなければ追加緩和が必要」「量的緩和は未だ余地がある」などと発言するとユーロが急落。
一方、トランプ大統領は「ドラギ総裁の発言でユーロが対ドルで下落している」「米国との競争を簡単に不公平にさせている」などドル高ユーロ安に対するけん制発言も聞かれたが影響は限定的となった。
一方、トランプ大統領が「G20サミットで習近平国家主席と会うだろう」と発言したことで市場に安心感が広がり円が全面安。NY株式市場も三指数ともに大幅高となった。
FOMC会合がこの日から始まり明日の未明に発表されることから利下げに対する期待も株価を押し上げた。
米中協議進展への期待や各国の利下げ姿勢が示される中で世界的に株価を押し上げるなど市場全体に楽観的なセンチメントが広がっている。
ただ、期待が先行し過ぎているだけに実際にFOMC会合終了後にポジションの巻き戻しが入る可能性が高く注意したい。

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[米ドル円]FOMCと日銀会合の政策比較

(米ドル円日足)


週明け東京市場でドル円は堅調な地合いで始まった。先週末の米小売売上高や鉱工業生産が堅調な地合いを示したことが背景にある。しかし、米中摩擦への懸念が長期化する様相を呈しており上値も限定的となっている。
今週は日米金融政策会合を控えるが双方ともに緩和姿勢が打ち出されると予想される。
ただ、FOMC会合では今回は据え置きと予想されるが既に7月の利下げを市場はほぼ織り込んでいる。一方、日銀会合では更なる緩和策が示されそうだが策にも限界が見えている。
金利差から見るとドル円は既に105円程度まで下げてもおかしくはないが、今の相場が金利差で動いていない。
ユーロやポンドなどの主要通貨がそれ以上に弱いことからドル高が進んでいるためだ。
この動きは日米金融政策会合が開かれたとしても変わらないとみており、結果的にドル円は108円台での狭いレンジがしばらく続くとみてい良いだろう。

ドル円予想レンジ:108円90銭(38.2%、BB中心)~108円20銭

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[ポンド米ドル]合意無き離脱懸念で下げ止まらず

(ポンド米ドル日足)


先週サンダースMPC委員がBOEは早期に利上げをする可能性があると発言したことで1.27ミドル近辺まで買われたものの上値は依然として重い。
ブレグジットを巡り、次期首相にジョンソン氏の可能性が高まる中で合意無き離脱への懸念がポンド売りを促している。
ただ、大分先の話でもあり売り材料としてはそろそろ終盤に近いとみる。
1月3日のフラッシュクラッシュで付けた1.24ドル付近が次の下値目途として意識される。
BOE政策会合までにこのレベル付近で下げ止まるようなら一旦は買いを入れてみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.2570~1.2400

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[豪ドル米ドル]ダブルボトムか今年最安値更新か

(豪ドル米ドル日足)


先週豪州大手銀行がRBAは年内に後2回の利下げの可能性があるとの見方が示されたことで豪ドルの下げが加速。1月3日のフラッシュクラッシュ以降の安値となる0.6849まで売り込まれた。
米中摩擦による中国景気減速懸念が利下げの大きな要因と考えられるが、既にそれらもだいぶ織り込んでいる。
市場は他にテーマがみられないだけにこの手の材料に飛びつきやすくなっていると思われる。
短期的には豪ドルショートが積み上がってきている可能性が高くそろそろ買い戻しが入る頃とみている。
5月21日に付けた安値0.6865と今回の安値付近がダブルボトムになるか見極めたところで買いを入れてみる。
もし、0.6850を明確に下回るようなら今年最安値となる0.67ミドル付近まで下げ続ける可能性が高い。

豪ドルドル予想レンジ:0.6920(38.2%)~0.6850

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[全般]FOMC控え様子見姿勢

ホルムズ海峡で日本のタンカーが攻撃されたことや香港での本土に対する大規模デモなど、円高材料が重なった状況でもドル円は底堅い動きが続いている。その中でポンドや豪ドルなどのリスクの高い通貨が売られやすい状況となっている。
週明け東京市場では先週末に米小売売上が3か月連続で増加したことからドルが上昇した流れを継いでドル円も底堅い動きで始まった。デモの影響を懸念された香港や上海株価も全く影響がみられずリスク回避の動きには繋がらなかったことが市場に安心感を与えた。
一方、ブレグジット問題を巡り合意無き離脱の可能性が高まるポンドや、年内に更に利下げが予想される豪ドルなどの通貨の下げが加速。
ドルや円といった動きの読みにくい通貨から目先読みやすい通貨に市場の注目が移り始めている。
今日から始まるFOMC会合や明日からの日銀会合、そして明後日にはBOE政策会合といったイベントを控える。
米中協議による世界経済への影響が今後どのような結果になるか不安感が払しょくされないなかで、目先の材料に反応しやすい通貨に市場の注目が集まる。
結果的に弱い通貨は更に弱くなり、最終的に強い通貨となるドルに資金が集まりやすくなっているように見える。
当面はポンドや豪ドル、そしてユーロといった通貨の売りが強まることでドルは更に上昇しやすい。結果としてドル円はドル高と円高の綱引き状態が続くことで狭いレンジ内にとどまりそうだ。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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