ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-06

[米ドル円]日米欧金融政策の違いから円安地合いへ

(米ドル円週足)

USD_JPY_20180618_syuashi.jpg

先週行われた日米欧金融政策会合ではFRBが最も利上げに積極的でECBは慎重な姿勢が示される一方で日銀はこれまでの消極的な姿勢を崩さなかった。結果、円は対ドル対ユーロでも売りが先行しやすい状況であることが改めて確認された。
ただ、米中貿易摩擦への懸念が燻ることから一方向に円安が進む地合いではなく、一時的にリスク回避の円買いに振れる場面も見られそうだ。
金融政策の違いによる円安の流れに変化はなく下振れがあればそれは押し目買いのチャンスとみてよいだろう。
上値目途としてはドル円は5月21日に付けた高値111円40銭から半値戻しであり週足ボリンジャーバンドの上限の位置する111円60銭付近が強いレジスタンスとして意識されそうだ。

今週のドル円予想レンジ:111円60銭(BB上限、50.0%)~109円80銭

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[ユーロ米ドル/ユーロ円]日欧金融政策の違いから買いチャンス

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ円日足)


先週行われたECB理事会では資産買い入れを年内で終了することが決定された。
ある程度予想されてはいたがこの発表でユーロ買いが先行。しかし、利上げに関しては少なくとも来年の夏までは行わないことが伝わるとユーロは急落。
市場は資産買い入れが終了した半年後には利上げに動くといった期待が失望売りに繋がったとみられる。
ユーロは対ドルで300ポイント余り下落。
対円でも損切りを巻き込みながら高値から2円50銭余り下落した。
対ドルでみるとユーロドルは5月28日に付けた安値1.1510ドルの手前の1.15ドルミドルで下げ止まりこのまま底値を付けた可能性もある。
反対に1.15ドルをクリアに下回るようならユーロの一段の下落に拍車がかかることになるかもしれない。
ただ、日欧金融政策の違いによる円売りが強まる中でユーロ円の下値は限定的とみる。
ユーロ円は中長期で上昇トレンドが始まるとみており損切りは127円ミドル付近に置き128円付近で買いを入れていきたい。

今週のユーロ円予想レンジ:130円10銭~127円50銭(50.0%)

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[豪ドル円]RBA議事要旨で豪ドル反発も

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20180618_hiashi.jpg

先週は米朝首脳会談への期待からリスクオンによる豪ドル円の買いが先行。
しかし、FOMC会合を機に対ドルでの豪ドル売りが強まるなかで、米中貿易摩擦への懸念が拡大したことが豪ドル円売りを促した。
それでも一目の雲の下限でもありフィボナッチ61.8%戻しとなる82円手前で一先ず下げ止まりを見せた。
今週はRBA議事要旨が公開され注目。
既に緩和政策継続が示されており改めてこの内容で売りが強まる可能性は低い。寧ろ利下げ終了や利上げを示唆する内容が少しでもみられるようなら反転のきっかけになりそうだ。
ただ、82円を割り込みボリンジャーバンドの下限の位置する81円70銭を下抜くようなら81円のレンジの下限を再度試しにいく可能性が高い。

豪ドル円予想レンジ:84円00銭(6月14日高値)~82円00銭(61.8%)

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[全般]イベント終了でリスクオン

先週はG7や米朝首脳会談、そして日米欧金融政策会合などビッグイベント目白押しとなり神経質な展開となった。今週はこれらのイベント終了によるリスクオンが徐々に強まるとみている。
G7サミット首脳宣言をトランプ大統領が承認しなかったことから週明け東京市場でドル円は上値の重い展開で始まった。しかし、米朝首脳会談を控え楽観的な見方が進む中でリスクオンの動きからクロス円全般に買いが先行。ドル円も110円台を回復すると更に上昇が加速し110円後半まで上がった。
その後開かれたFOMC会合では予想通り0.25%の政策金利を引き上げると同時に年内の利上げ見通しが3回から4回へと引き上げられドル円は110円85銭の高値を更新。
しかし、米中貿易摩擦への警戒感からNY株式市場が下落するとドル円も下落に転じた。
注目のECB理事会では年内に資産買い入れを終了することが伝わるとユーロ買いで反応。しかし、少なくとも来夏までは利上げを据え置くとの報道でユーロは下落に転じた。
また、同時刻に発表された米5月小売売上高やその他の米経済指標が予想を上回る好調な結果を示したことでドル高も重なりユーロは大きく下落。ユーロ円を中心にクロス円が全面安となった。ただ、ドルの上昇速度がそれらを上回りドル円は110円後半まで上昇。
週末に開かれた日銀会合で緩和政策を今後も継続することが改めて示されたことからドル円は110円90銭の高値を更新。
ただ、米中貿易摩擦への懸念が高まる中で円の買い戻しが強まるなど不安材料も燻る。
週初上昇して始まったクロス円は週末には押し戻されてほぼ往って来い。
円はニュートラルとなりユーロやポンドが売られたことで結果的にドルが全面高の展開となった。
<日米欧金融政策の方向性>
先週の日米欧金融政策会合により各国の金融政策の方向性が明確となった。
FRBの利上げ基調は加速する一方でECBは利上げには慎重な姿勢を示した。
日銀はこれまでと同様に緩和政策継続姿勢を崩さなかったことで円は対ドル対ユーロで売られやすい地合いは継続。
多くのビッグイベントが終了したこともリスクオンの円安を促すことになりそうだ。

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[米ドル円]日銀政策会合で円安へ

(米ドル円日足)


ECB理事会では利上げに関して慎重な姿勢が示されたことからユーロ円を中心にクロス円の売りが進んだ。一方、米5月小売売上高など好調な米経済指標の結果を受けドル高が進むとドル円は徐々に底値を切り上げ110円70銭付近に上昇。
そのまま高値圏での引けとなった。
今日は日銀政策会合が開かれるがこれまでと同様に緩和継続姿勢が改めて確認されるとみられる。ECBやFRBの金融政策の違いからドル円クロス円ともに買いを入れやすくなる。
フィボナッチ61.8%戻しとなる110円80銭が目先のレジスタンスとなる。
日銀会合後に日米金利差拡大を見込んだ買いが入るようならボリンジャーバンドの上限となる111円25銭付近が次のターゲットになる。

ドル円予想レンジ:111円25銭(BB上限)~110円30銭

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[ユーロ米ドル]1.15ドルがクルーシャルポイント

(ユーロ米ドル週足)


昨日の欧州時間に開かれたECB理事会では資産買い入れ終了時期を12月末で終了すると発表。10月から12月は買い入れ額を現行の月200億ユーロから月150億ユーロに減額するとした。発表後ユーロドルは1.18ドルミドルに上昇。
しかし、保有債券の償還元本は再投資するとしイタリアなどへの配慮がみられた。
また、利上げ時期に関しては少なくとも来年夏までは据え置くとしたこともハト派的と捉えられユーロは一気に下落に転じた。
結局戻りがほとんど見られないまま1.16ドルを下回り1.15ドル後半まで下落が続きそのまま安値圏での引けとなっている。
やや売られ過ぎの感もあるが、1.15ドル付近は週足ローソクチャートを見るとボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが続いていることから今日も下落基調は継続とみる。
ただ、昨日から売られ過ぎの感もあり一旦底値を確認すると大きく反発する可能性が高い。
目先は5月29日に付けた安値1.1510ドル付近で下げ止まるようなら買いを入れていきたい。
このレベルを下回るようならフィボナッチ50.0%戻しとなる1.1450ドルが次のサポートになる。

ユーロドル予想レンジ:1.1650~1.1510(5月29日安値)

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[豪ドル円]雲の下限がサポート

(豪ドル円日足)


FOMC会合後、豪ドル円の売りが徐々に高まる中で東京時間に発表された中国5月小売売上高と5月鉱工業生産が予想を下回ったことも上値を重くした。
また、ECB理事会後にユーロ円が一気に下落したことを受け豪ドル円もつられ安となった。
結局買い戻しがほとんど見られず豪ドル円は82円61銭の安値付近で引けている。
豪州の景気自体は堅調な地合いを示しており、いずれ上昇に向かうとみている。
4月以来、豪ドル円は一目の雲の下限や上限に沿った動きが目立つ。
雲の下限の位置する82円30銭付近はフィボナッチ61.8%のレベルでもあり強いサポートとして意識される。
日銀会合で円安が進む可能性が高く、FOMC会合前にこのレベル付近まで下げるようなら豪ドル買いを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ:83円30銭~82円30銭(61.8%、雲の下限)

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[全般]ECB理事会後ドル高が円高を上回る

昨日開かれたECB理事会では年内で量的緩和終了が示されたが全般に予想されたほどタカ派的ではなかったことからユーロは急落。ドル全面高となりクロス円の売りが強まった。
昨日の東京市場では前日のFOMC会合でタカ派的な内容となったものの株価が軟調な地合いで推移したことからドル円も上値の重い展開となった。
欧州市場ではECB理事会を控え慎重な動きのなか英国5月小売売上高指数が予想を上回るとポンドが上昇。ユーロに手が出ない分だけポンドに投機筋の動きが集まった。
注目のECB理事会では年内でQEの終了が示されたことで発表直後ユーロは上昇。しかし、利上げに関しては慎重な姿勢が示されたことを市場はハト派と受け止めたことでユーロは一気に下落に転じた。
また、同時に発表された米5月小売売上高が0.8%と予想の0.4%を大きく上回ったことからドル買いが進みユーロ売りを加速させた。
結局クロス円の売りが円買いを促すと同時にドル高がそれ以上に進んだことでドル円は底堅い動きが続いた。
FOMC会合では積極的な利上げが示されたのに対してECB理事会では貿易摩擦やイタリア政治リスクなどを背景に利上げに関しては慎重な見方を示すなど政策に温度差がみられた。
今日は日銀政策会合が開かれるが当面緩和政策の継続が予想されることからドルやユーロに対して円安が進みやすい地合いとなる。
クロス円が大きく下落しただけに買いのチャンスと考える。

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