ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-07

[米ドル円]FOMC前の一段のショートカバー

(米ドル円2時間足)


東京市場ではゴトウビ特有の仲値買いが入りドル円は111円35銭まで上昇したがその後は再び111円を割り込むなど上値の重い展開が続いた。
しかし、懸念されたクシュナー上級顧問の証言では一先ず疑惑は残るものの無難に終了したことで市場には安心感が広がった。
欧州市場では米長期金利の上昇によりドル円は買いでスタート。また、この日発表されたドイツなどの経済指標が好調な結果を示したことで欧州株式市場が上昇。
NY市場も欧州市場の動きや好調な決算発表を受けNY株式市場が上昇。原油価格も大幅上昇したことでリスクオンの円売りが強まり111円95銭付近まで上昇して引けてきた。
明日未明のFOMC会合では物価見通しに注目が集まる。もし、これまでの内容が踏襲されるようならドル高に反応してくるとみている。昨日の米長期金利上昇もそれを市場は既に意識し始めていると思われる。
ロシアゲート問題は依然としてドルにとって足枷となるものの、直ぐに決着がつくものではない。昨日はマコーネル上院院内総務がヘルスケア法案を週末までに採決に持ち込む姿勢を示すなど、これまでのネガティブ材料が後退。
FOMC後110円台に押し戻されないようなら当面の底値を確認したとみる。

ドル円予想レンジ:112円60銭(50.0%)~111円30銭

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[ユーロ米ドル]急速なユーロ高に警戒感

(ユーロ米ドル日足)


昨日の欧州時間に発表されたドイツ7月IFO企業景況感指数は116.0と予想の114.9を上回る好結果となった。市場ではユーロ高が景気を後退させているとの見方があっただけに、この結果を株式市場が好感。ユーロはNY市場にかけて買いが強まり、ユーロドルはこの日の高値となる1.1713ドルまで上昇。しかし、FOMC会合を控え米長期金利が大幅上昇となりユーロは1.16ドルミドル近辺まで押し戻されて引けている。
ボリンジャーバンドの上限を終値ベースで二日間下回ったことでやや上昇の勢いに陰りが見えてきた。FOMCの声明文で物価目標がこれまでと変わらないようであれば、ドル買いが進みユーロは一段の下押しリスクが高まるだろう。
フィボナッチの38.2%戻しとなる1.15ドルミドル付近が下値目途とみるが、ユーロドルの上昇トレンドに変化は見られない。押し目買いスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1700~1.1550(38.2%)

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[豪ドル円]リスクオンで再び高値狙い

(豪ドル円4時間足)


豪ドルは米長期金利が上昇したことで対ドルでは上値が抑えられたものの、リスクオンからの円売りが強まり対円での上昇幅を拡大。
また、原油価格が前日に引き続き大きく上昇したことを好感し88円後半まで上昇しほぼ高値圏で引けている。
本日の東京時間に発表される4-6月期CPIは前年比で上方修正されると予想されるが、FOMC前ということもあり動きにくい。
豪州経済は先日のRBA議事要旨でもあったように雇用や景気の強さが指摘されており、豪ドル円の上昇トレンドは今後も継続するとみている。
FOMCによる豪ドルへの影響は小さいとみるが、NY株式市場や原油価格の動向次第で89円台を再び試す展開が予想される。

豪ドル円予想レンジ: 89円10銭~88円00銭(38.2%)

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[全般]株高原油高でリスクオンの円安

FOMCを控え為替や債券、そして株式市場でポジション調整が一段と進みドル円は111円後半まで上昇している。
東京市場では前日のNYダウが軟調に推移したことなどから日経平均株価も下落。やや買い戻しが入ったドル円も再び110円台に押し戻された。
その後欧州時間に発表されたドイツのIFO企業景況感指数が予想を上回ったことで欧州株式市場は軒並み上昇。ユーロ高でも景気に影響がなかったことを好感したようだ。
NY市場でもこの日発表された消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が予想を上回ったことや、好調な企業決算の結果を受け株式市場は三指数ともに上昇。また、WTIも大きく上昇。石油関連企業が今年の投資額削減を発表したことで原油生産の停滞が価格を押し上げた。
また、債券市場でも長期債利回りが大幅上昇し2.3%台に乗るなど、全般に本日開かれるFOMCを前にポジション調整がさらに進んだ格好だ。
懸念されたクシュナー上級顧問の証言も一先ず混乱なく終了。また、上院共和党はオバマケア廃止、もしくは代替する法案を開始したことも市場に安心感が広がりリスクオンの円安が進んだ。
明日未明に開かれるFOMC会合ではイエレン議長の記者会見がなく注目度はそれ程高まっていない。しかし、先日のイエレン議長議会証言では物価に対して懸念する発言がみられただけに、声明文の中で物価見通しがこれまで通りであればドル買いに反応してくる可能性が高い。
反対に、物価に対して警戒する文言が入ったとしても既にドル売りが進んだだけに下値は限定的とみる。

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[米ドル円]一段のドルショート巻き戻し

(米ドル円2時間足)


週明け東京市場は先週末にスパイサー報道官が辞任したことなどから米政治情勢の不透明感などを背景にドル売りでスタート。日経平均株価もNY株式市場の下落により軟調な地合いで始まったことでドル円は一時111円を割り込み110円77銭まで下落。その後は111円台に押し戻されたものの、欧州勢がユーロ売りで参入したことでユーロ円の売りが強まるとドル円は再び下落。ドル円ロングポジションの損切りを巻き込み110円63銭まで売り込まれた。
その後は米長期金利の上昇は、原油価格が減産期待から上昇したことでドル買いと円売りの動きが重なり111円台を回復。
今日から始まるFOMC会合を控え目先のポジション調整の買い戻しが強まっている。
全般にドルロングの投げが一巡したことで目先のドルショートの買い戻しが本日も入るとみる。上値目途としては38.2%戻しとなる112円付近が意識される。
ただ、ここにきて政治リスクだけではなくECBやBOEといった利上げ期待が高まる中で資金がドルからユーロやポンドなどに流れやすくなっており、ドルの上値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ:112円10銭(38.2%)~110円90銭

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[ユーロ米ドル]FOMC会合を控え調整売り

(ユーロ米ドル日足)


先週のECB理事会でドラギ総裁が量的緩和縮小の時期を秋口に行うと発言したことでユーロは1.14後半から1.16後半に上昇。
その後高値圏でのもみ合いが続いていたが、徐々に上値の重さがみられ始めている。
今日から始まるFOMC会合を控えこれまでのユーロロングポジションの調整が入る可能性が高い。
高値を付けてからの戻り安値となる1.1615付近を下回るようなら目先のロングの損切りを巻き込みフィボナッチ38.2%戻しとなる1.15ミドル付近までの下落も視野に入る。
もし、勢いが強まるようなら61.8%戻しでもありボリンジャーバンドの下限の位置する1.1460付近が次のサポート目途とみる。
ただ、ユーロの上昇トレンドは継続しておりFOMC会合が終了したところでは上昇が再開する可能性が高く、あくまで調整の売りとみておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1670~1.1540(38.2%)

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[豪ドル円]原油上昇で下値限定的

(豪ドル円8時間足)


週明け東京市場でドル円が下落して始まると豪ドル円の売りも散見されこの日の安値となる87円65銭まで下落。しかし、ドル円の買い戻しが入ると豪ドル円のクロス買いも入り上昇。欧州市場が始まるとユーロ豪ドルの売りも入り豪ドル円は88円前半に押し戻された。
この日はOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会議が開かれた。この会議で価格維持のために減産順守が確認されたことで原油価格が上昇。資源国通貨としてのカナダドルや豪ドルに買いが集まった。
本日から始まるFOMC会合を控え他の通貨や市場で調整の動きが活発化しており豪ドルも一部売りがみられる。ただ、他の通貨と比較しても豪ドルの買いの強さが目立つ。
FOMC会合が近づけばもう一段の豪ドル売りが入るとみているが、長期の上昇トレンドラインが下値を支える。
50%戻しとなる87円ミドル付近が下値目途として意識される。

豪ドル円予想レンジ: 88円50銭~87円50銭(50%)

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[全般]FOMC会合控えポジション調整の動き継続

週明け東京市場でドル円は先週末の流れを継いで上値の重い展開で始まった。
先週末にスパイサー報道官が突然辞任するなどトランプ政権への不信感の広がりがドル売りを促した。また、FRBの利上げ期待の後退もありドル円は111円を割り込んだ。また、日経平均株価も下落したことでリスクオフの円買いの動きもありクロス円全般に売りがみられた。
欧州市場に入ると欧州勢によるユーロ売りが強まるとユーロ円も下落。これにつられるようにドル円も再び売りが強まりこの日の安値となる110円63銭まで下落した。
その後NY市場に向けて米長期金利の上昇などからドルも買い戻しがみられた。
また、この日はOPEC加盟国と非加盟国の閣僚会議で価格維持のため減産を順守することが確認され原油価格が上昇。NY株式市場はダウが下落しナスダックが上昇するなどまちまちな動きがみられた。また、債券市場では長期債利回りが上昇したことでドル円も111円台に押し戻されて引けている。
本日から始まるFOMC会合を控え各市場ではこれまでドル売りが進みユーロが上昇し過ぎた反動がみられる。
市場は今回のFOMC会合ではイエレン議長の記者会見がないことから特に目立った変更はないとの見方があるが、一部でバランスシート縮小の時期が示されるとの見方もある。
もし、早期縮小となれば年内利上げの可能性が高まることからドル買いに反応する可能性もある。
FOMC会合を控えこれまでのドルショートポジションの巻き戻しが本日も強まるとみている。

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