ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2016-09

[米ドル円]大統領候補TV討論

(米ドル円日足)


週明け東京市場でドル円は101円付近でのもみ合いから始まった。先週の日米金融政策発表では双方ともに政策金利を据え置いたことでどちらにもポジションを偏らせにくくなった。しかし、ドル円は100円の大台に近いという事もあり輸出関連の株価を中心に日経平均株価は下落。リスク回避の円高に傾きやすい状況となった。欧州市場では米長期金利が低下したことでドルが下落。NY市場でもドイツ銀行への信用不安が高まり欧米株式市場は軒並み下落。リスク回避の円高が更に進みドル円は100円前半まで売り込まれた。
今日の注目は何といっても米大統領候補のTV討論会に集まる。両候補ともにドル円にとってはネガティブ材料となるが、大分市場は織り込んでいると思われる。ただ、トランプ候補が有利となればドル円は100円を一時的に割り込む可能性が高い。
ボリンジャーバンドの下限となる99円70銭付近で下げ止まれば一先ず買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:101円00銭~99円70銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁発言も反応薄

(ユーロ米ドル日足)


米大統領候補の討論会を控え米長期金利が低下。ドルは全般に軟調な地合いで始まりユーロは上昇。また、ドイツ銀行の信用不安が再燃したことで欧米株価が下落。ドイツの長期金利が低下したがそれ以上に米長期金利が低下したことでユーロは上昇。NY時間にはこの日の高値となる1.1276まで上昇したが、その後は押し戻されている。
日足チャートでみると下降トレンドは継続しており、ボリンジャーバンドの中心線も下向きとなっている。今日の討論会を控えたドル売りも大分織り込んできたことで再びユーロ売りが強まるとみている。

ユーロドル予想レンジ :1.1275(前日高値)~1.1180

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[豪ドル米ドル]上値切り下がる

(豪ドル米ドル8時間足)


週明けシドニー市場で豪ドルは先週末の流れを継いで軟調な地合いで始まった。しかし、欧州市場に入り米長期金利が低下したことでドル売りが強まると一転。豪ドルのショートカバーも巻き込んでNY時間にこの日の高値となる0.7650まで上昇。
その後は利食い売りなども入り押し戻されて終わっている。まだ、豪ドル買いの勢いは残ることから再度NY高値である0.76ミドルを試す展開が予想される。しかし、豪ドルの上値は徐々に切り下がっており、先週の高値を超えられないようなら再び下値を試す展開とみる。0.76ミドル付近で一旦売りを出してみたい。

豪ドルドル予想レンジ:0.7650~0.7590(38.2%)

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[全般]株安長期金利低下でドル安円高

東京市場では先週末の流れを継いでドル円は101円台付近で始まったものの日経平均株価が大幅に下落したことでドル円は上値の重い展開となった。黒田総裁が改めてマイナス金利の深堀りに積極的な姿勢を示したものの、市場の反応は見られなかった。
欧州市場に入ると米国十年債券利回りが低下したことでドルは全般に軟調地合いで始まった。
NY市場ではドイツ銀行の信用不安が再燃したことで株価が三指数ともに下落。また、米大統領候補の第一回討論会が実施されるという事もあり市場はリスク回避の動きも株価を押し下げた。リスク回避の円買いの動きが強まりドル円は100円前半まで下落。
同時に安全な米長期国債にも買いが集まり長期金利が低下したことでドルは全面安となった。
市場は先週で金融政策への関心は低下し政治の影響を意識し始めており、予想以上の反応を示す可能性があり要注意。
今日の東京時間10時から討論会が始まるが、トランプ候補が優勢となれば円高を仕掛けてくる可能性が高い。一方、クリントン候補が優勢となったとしてもドルの上値は限定的とみられる。いずれにしてもドル円の下値リスクは燻ぶる。

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[米ドル円]上向くボリンジャーバンド

(米ドル円日足)


先週のドル円は日銀会合やFOMC会合を通して100円10銭から102円77銭のレンジで収まった。これだけのイベントでこの値幅は狭いと言わざるを得ない。それだけ日米金融政策の見通しが付きにくいという事かもしれない。
今週はFOMCメンバーの発言の他米経済指標や主要産油国協議、更に大統領候補の第一回討論会が始まるなどイベントリスクが満載。常に円高リスクが燻ぶる中で先週下落した反動の動きも出始めている。
ボリンジャーバンドの中心線は下降からやや上向きに傾き始めており、100円の壁の堅さを信じ目先は押し目買いが有効とみる。

今週のドル円予想レンジ:102円80銭(61.8%、9月21日高値)~100円10銭

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[カナダドル円]原油価格の動向次第で

(カナダドル円日足)


先週末に発表されたカナダの自動車を除いた7月小売売上高は-0.1%と予想の0.5%を下回った。また、同時に発表された8月CPIコアも0.0%と予想の0.2%を下回ったことでカナダドルは対ドル対ユーロ、そして対円でも急落。BOCの利下げ観測が俄かに高まった。
また、この日は原油価格が下落したこともカナダ売りを加速させた。BOCの利下げ観測は以前から燻ぶる中である程度市場に織り込まれていることから、一先ず売りも一巡。今週は26日から28日に主要産油国による原油減産協議が開催される。先週末にサウジが減産に至らないとの見通しを示したことで原油価格が下落。それも既にカナダドルは織り込んでおり、そろそろ悪材料出尽くし感が漂う。カナダドル円は76円付近というのは2012年5月以来の安値でもあり、ボリンジャーバンドの下限が位置することから強いサポートとして意識される。
産油国協議の行方次第では反発も期待できそうだ。

今週のカナダ円予想レンジ :78円20銭(50.0%、BB中心線)~76円00銭

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[ポンド米ドル]レンジの下限に近づく

(ポンド米ドル12時間足)


先週はFOMC会合で利上げが見送られたことでドル安が進みポンドドルは1.29ドルミドルから1.31ドル台に上昇。その後はユーロポンドの買い戻しの動きが強まるとポンドの投げ売りも巻き込みながら1.2910ドルまで下落した。1.29ドルから1.28ドルレベルは6月のブレグジット以降のレンジの下限でもあり意識された。
このレベルを売り込むにはブレグジットによる影響がまだ見られないだけに材料不足だ。寧ろ、英経済指標は好調な結果が示されるだけに利下げが必要に迫られる状況には至っていない。
1.28ドル付近の底の堅さが確認されるようなら押し目買いから入りたい。

今週のポンドドル予想レンジ:1.3240(61.8%)~1.2870(8月16日安値)

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[全般]米経済指標やFRB要人発言、重要イベントに注目

先週は日米金融政策会合が開かれ、それぞれ政策金利据え置きを決定。ドル円は一時100円前半まで売り込まれたものの反発。日銀の総括的検証による思惑は市場では消化しきれずに円は不安定な動きが継続。一方、米利上げペースが鈍化するとの見通しからNY株式市場は堅調に推移。リスクオンによる円売りの動きが見られた一方で米長期金利が低下。ドル売り圧力が強まるなどドル売りと円安の綱引き状態が依然として見られたが、全般に上値の重さが目立った。
先週末に発表されたカナダの経済指標が予想を下回ったことでカナダドルは対ドル対ユーロで売りが加速。これを機にユーロポンドの買いが強まるなど、週末要因も加わりクロスの巻き戻しが入った。
今週は多くのFOMCメンバーの発言が相次ぐ中で28日にはフィッシャーFRB副議長、イエレン議長の講演が控えておりその発言に注目が集まる。また、米GDP確定値や8月新築住宅販売件数など重要経済指標の発表もあり、利上げへの思惑が高まりそうだ。
今週は注目イベントも開かれる。
26日から28日にかけては主要産油国による原油減産協議が開催される。先週末にサウジアラビアが減産に至らないとの見通しを示したことで原油価格が下落。一方でアルジェリアは原油安定化への合意に自信を示すなどその行方に注目が集まる。過去何度も合意に失敗していることから、今回も決裂する可能性が高い。そうなれば原油価格が下落し資源国通貨の売りに繋がりかねない。
今週はこれらのイベントや経済指標、そして要人の発言に加えトランプ候補とクリントン候補の第一回討論会が開かれ、政治的リスクによる市場への混乱も予想される。
荒っぽい相場になりやすいことから一方向のポジションに傾けるのはリスクが高い。

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業務内容:第一種金融商品取引業
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