ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-08

[米ドル円]荒っぽい値動き継続

(米ドル円日足)

USD_JPY_20190816_hiashi.jpg

短期的な荒っぽい動きが昨日もみられた。
前日のNY株式市場が三指数ともに大幅安となったことや米金利低下により東京市場でドル円は一段の下げが予想された。しかし、既に織り込み済みということもあり105円後半での狭いレンジ取引が続いた。欧州市場が始まると同時にドル円は一気に106円77銭まで上昇。短期のショートポジションがあぶりだされた格好だが、カバーが一巡したところで再び105円台まで下落に転じた。
市場の流動性は低下しておりちょっとした動きにも反応しやすく投機的な動きに振らされやすい状況はしばらく続きそうだ。
昨日のNY株式市場は前日の急落の影響は見られず落ち着きを取り戻している。
週末ということもあり過度な警戒感が後退する中で昨日の高値でありフィボナッチ38.2%戻しの106円70銭付近を再度試す展開を予想する。

ドル円予想レンジ:106円70銭(38.2%)~105円70銭

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[ユーロ米ドル]レーン発言でユーロ売り

(ユーロ米ドル日足)

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東京から欧州市場にかけてユーロは動意が乏しかった。
しかし、その後レーン・フィンランド中銀総裁が「9月に大規模緩和を実施する必要がある」
と発言したことでユーロ売りが先行。市場は9月の理事会での利下げ期待はあったが量的緩和もあり得るとの見方が広がったためだ。
一方で米長期金利も低下していることからユーロの下落幅にも限界がある。
ただ、FRBの利下げはかなり織り込まれているだけに目先はECBの緩和期待が上回るだけに、ユーロは一段の下値を試す展開が予想される。
下値目途としてはボリンジャーバンドの下限が位置する1.1070付近が意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1160(BB中心)~1.1070(BB下限)

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[豪ドル円]底固めから上値トライ

(豪ドル円日足)

AUD_JPY_20190816_hiashi.jpg

豪州における米中摩擦激化による景気減速懸念で豪ドル円が70円75銭まで下落。1月3日のフラッシュクラッシュ以来の安値に近づいたがここにきてもみ合いが続いている。
前日のNY株式市場のクラッシュでも底堅さを持続。
底固めが終了したところでは買い戻しの動きが強まるとみる。
今日は週末でもあり豪ドルのショートカバーが入りやすい状況となっている。
NY株式市場次第ではリスク回避の後退から今週の高値73円付近を試す展開を予想する。

豪ドル円予想レンジ:72円80銭(38.2%)~71円60銭

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[全般]徐々に落ち着きを取り戻すマーケット

米中摩擦激化を背景に大荒れとなった株式や債券市場も徐々に落ち着きを取り戻してきたように見える。
昨日の東京市場では前日のNY株式市場の大幅安や米長短金利の逆転によるリセッション懸念の高まりなどから日経平均株価も500円近く下落して始まった。しかし、既にドル円は前日のNY市場で売られた後だけに105円後半での小動きで終始。
東京市場が引けた直後にドル円はドルのショートカバーを狙った買いが入り一時106円77銭まで上昇。その後105円70銭付近まで押し戻されるなど往って来い。薄商いでの特徴的な動きとなった。
その後NY市場で発表されたNY連銀製造業景況指数や小売売上、そしてフィラデルフィア連銀製造業景況指数などが軒並み予想を上回る結果を示したことで過度な景気減速懸念が後退。前日大幅安となったNY株式市場も三指数ともに落ち着きを取り戻した。
ただ、米長期金利は1.5%を割り込むなど金利低下の動きに歯止めがかからない状況が続いている。
昨日も中国財務省は「米国は新たな10%関税によって米中首脳合意を破った」と米国を批判。一部関税の延期を決定したものの米中摩擦による世界的な景気減速懸念を払しょくするまでには至らない。
香港のデモ激化による地政学的リスクなども燻るなど、市場の落ち着きも一時的なものに過ぎないように見える。
今日は週末ということから過度に低下した米金利や株価、そしてドル円やクロス円の巻き戻しが入りやすい。
ただ、夏休みによる流動性の低下する市場では短期的に荒っぽい動きになりやすく、利食いや損切りは早めに入れておきたい。

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[米ドル円]107円に届かず失速

(米ドル円2時間足)

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ドル円はドルショートカバーを巻き込みながら106円98銭まで上昇したものの、一歩届かず下落に転じた。東京市場では前日のNY市場での株価上昇を受け107円を再度試す展開が予想された。しかし、中国経済指標が予想を下回ったことで中国景気減速懸念が拡大。ショートカバーが一巡したこともあり再びドル売り円買いの動きが強まり105円前半まで押し戻された。
その後発表されたドイツGDPが3四半期ぶりにマイナス成長となり市場の不安心理が拡大。ドイツ10年債利回りも過去最低となりNY市場でも逆イールドが発生。株式市場は三指数ともに大幅安となったことで円買いが強まり105円55銭まで下落。しかし、上昇前の105円付近までは売りが続かなかった。
ユーロやポンドなどがドル以上に下落幅を拡大したことでドル高の動きがドル円の下支えとなったためだ。
短期的にドル円は再びショートに転じているとみられ、ちょっとしたドル買い材料が出れば反発に繋がるとみている。

ドル円予想レンジ:106円30銭(50%)~105円50銭

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[ユーロ米ドル]ドイツ金利低下で保ち合い下放れ

(ユーロ米ドル日足)


昨日の欧州時間に発表されたドイツの4-6月期GDPが-0.1%と3四半期ぶりにマイナス成長となった。予想通りではあったものの、その前に中国経済指標が悪化していたこともありドイツの長期金利が低下。
過去最低となる-0.65%付近まで低下したことでユーロは保ち合いの安値レベルである1.1160を割り込み1.1130まで下落。その後は米長期金利の低下によりドル売りも強まる中で下げ止まった。
10日ぶりに保ち合いから下に放れたことで当面はボリンジャーバンドの中心線付近が天井として意識される。
ただ、ドル金利の低下もありユーロドルの下値も限定的となるだろう。
1.11ドルは過去にも何度か下支えとなったことで、このレベル付近では買いを入れておきたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1170(BB中心)~1.1110(61.8%)

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[豪ドル円]中国景気減速懸念で往って来い

(豪ドル円時間足)


前日は中国に対する関税の一部延期が報じられたことで豪ドル円は71円付近から一気に72円93銭まで上昇。目先の豪ドルショートがあぶり出された格好だ。
しかし、東京市場ではこの日発表された中国鉱工業生産が予想を下回り17年ぶりの低水準となったことから景気減速懸念が高まった。豪ドル円は前日の上昇による窓を埋めるようにじりじりと値を下げ始めた。
結局欧米株式市場が大幅安となったことでリスク回避の円買いが強まり豪ドル円はこの日の安値となる71円25銭まで下落。結局一晩でほぼ往って来い状態となった。
今日のNY時間に発表される米小売売上などが予想を少しでも上回るようなら過度な警戒感の後退による円売りに繋がるだろう。
豪ドル売りもそろそろ一巡する中で下げ止まりから再度上値を試す展開を予想する。
ただ、先週の安値70円75銭を下回るようなら今年1月3日のフラッシュクラッシュで付けた安値が再度意識される。

豪ドル円予想レンジ:71円90銭(38.2%)~71円00銭

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[全般]米金利逆イールドでリスクオフ

前日は米中協議への過度な警戒感が後退しドル円やクロス円が大幅上昇となったが、それも一晩で一変。中国や欧州経済への警戒感が再び高まると欧米金利が急低下。NY株式市場は三指数ともに大幅安となる中で米国長短金利が逆転するなどリセッションへの懸念が高まり円買いドル買いの動きが急速に進んだ。
昨日の東京市場では前日のNY市場で米中協議への期待から株価が三指数ともに大幅高となったことを受け日経平均も上昇。ドル円は106円後半での高い水準から始まった。しかし、この日発表された中国小売売上や鉱工業生産が予想を下回るとドル円はじり安となった。107円には一歩及ばず利食い売りなどが散見。
欧州時間に発表されたドイツGDPが-0.1%と3四半期ぶりのマイナス成長となったことでドイツ10年債利回りが過去最低まで低下。
中国やドイツ、そして英国などの景気減速懸念が再び市場に広がった。
この流れを受けたNY市場では米長短金利が一斉に低下する中で一時リセッションを暗示する逆イールドが12年ぶりに発生。NY株式市場も前日とは打って変わり三指数ともに大幅安でスタート。
ナバロ通商担当相は「FRBは一刻も早く0.5%の利下げを行うべきで、そうすればダウは3万ドルまで上昇するだろう」「米中協議については辛抱強くなる必要」などと発言。
また、トランプ大統領も「FRBは迅速に行動すべきだ」「米国の問題は中国ではなくFRB」など、FRBに対する利下げ圧力をかけた。しかし、金利は下げても株式市場は更に下げ幅を加速し、NYダウは今年最大の下げとなるなどリスク回避の円買いが進んだ。
一方で、ユーロやポンドの下げ幅がドルの下げ以上に進んだことでドルは結果的に上昇。
ドル高と円高双方が進んだことでドル円の下げも限定的となった。
中国への追加関税の一部を延期したものの市場は米中関係の悪化は今後も継続するとの見方が根強い。その中で、中国の鉱工業生産が外資を中心に落ち込んだことで更に不信感が高まった。中国経済の減速はそのままドイツなどに波及することも明らかとなったことが今回の金利や株価の下落につながった。
トランプ大統領は中国に対する圧力を緩めることはなく、それだけにFRBへの責任転嫁を強める結果となっている。しかし、このまま株式市場の下落が続くようなら中国に対する追加関税を緩める可能性が高いとみる。
市場がここまで連日乱高下する中では、投資家の不安心理は簡単に収まらない。
当面リスク回避の動きによる円高を回避するのは難しいものの、同時にドル高も進む状況。
薄商いの中で荒っぽい動きは今日も継続するとみる。

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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