ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-12

[米ドル円]FOMC控え米金利低下によるドル安進行

(米ドル円日足)


東京市場で日経平均株価が下落したことからドル円は112円47銭まで下落したが下げ止まった。しかし、欧州市場に入ると米長期金利が低下したことからドル売りが先行。ドル円はこの日の安値となる112円25銭を付けた。
NY市場に入ると株価の上昇を背景に円売りが先行しドル円は112円63銭まで上昇。その後は上値を抑えられる展開となった。
今日のFOMCでは19年で利上げが打ち止めになるとの見方が多く、既に市場は織り込み始めている。
市場の注目はパウエルFRB議長に集まる。前回11月に中立金利に近づいているとの発言が利上げ打ち止めを示すものなのかを改めて確認することになる。
金利は中立金利に近づいているとの事実を述べただけであれば10月時の発言のように中立金利を超える利上げもあるとの認識が示される可能性も残る。
そうなればドル買いが進みドル円は113円を上回り更なる上昇が見込める。
反対に、金利打ち止め観が出れば一時的に売りが強まるとみるが、既に織り込んでいることから下値は限定的とみる。もし、112円を割り込むようなら111円前半までの下落も視野に入る。

ドル円予想レンジ:113円20銭(BB中心)~112円00銭

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[ユーロ米ドル]イタリア予算案での合意間近

(ユーロ米ドル日足)


イタリア予算案を巡りEUとの協議がいよいよ差し迫る中で合意に向けた動きが見られた。
モスコビシ欧州委員は「19年度予算案に関しイタリアが制裁を課されないように取り組んでいる」「合意になることを望んでいる」と発言。
サルビーニイタリア副首相も「欧州委の早急な協議を期待」などと、ほぼ合意に至るような発言が聞かれユーロは1.14ドル台に上昇。
しかし、口約束だけであり明日の協議で合意に至るまでは積極的な買いを入れにくい。
また、フランスやドイツの政治の混乱などもあり本格的なユーロ上昇には懐疑的な見方も多い。
結果的にボリンジャーバンド内でのもみ合い相場は継続するとみている。
ただ、本日のFOMCで利上げ打ち止め観が確認されるようならボリンジャーバンドの上限となる1.1420付近を試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ: 1.1420(BB上限)~1.1330(50%)

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[カナダドル円]原油価格の下落

(カナダドル円日足)


原油価格が大幅安となったことからカナダ円の売りが加速。
昨日のNY市場でWTIがいっきに46ドル付近まで下落。OPECやロシアなどの減産が不十分という見方や中国経済減速による需要の低下などが要因とみられる。
損切りなどが入った可能性もあり原油価格の底値が見えてこない。
石油輸出依存度の高いカナダにとっては大きな痛手でありカナダ円も三日続落となった。
ただ、NY株式市場が三指数ともに下げ止まったことから円売りの動きがカナダ円の下支えとなった。
今日のFOMC会合の結果を受け株式市場が続伸するようなら円安が一段と進みカナダ円の買い戻しが入るとみている。
反対に、利上げ期待が再び高まる中で株式市場が下落に転じるようならカナダ円は昨日の安値を下回り84円台割れのリスクが高まる。
FOMC会合前にはポジションを手仕舞から一時的に84円付近までの戻しも想定しておきたい。

カナダ円予想レンジ:84円00銭(38.2%)~83円30銭

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[全般]FOMC会合に注目

アジアや欧州株式市場が下落したことでリスク回避の円買いが進行。また、明日未明に発表されるFOMC会合を控え米長期金利が低下しドル安も重なりドル円は112円前半まで押し戻された。
昨日の東京市場は前日のNY株式市場の大幅下落の影響を受け日経平均株価が下落。リスク回避の動きが高まりドル円クロス円ともに上値の重い展開で始まった。
また、欧州市場にかけて米長期金利が低下したことからドル安が進みドル円はこの日の安値となる112円25銭まで売り込まれた。明日未明に発表されるFOMC会合での金利見通しが下方修正されるとの見方が背景にある。
一方、昨日のNY株式市場は前日とは打って変わり三指数ともに上昇。金利低下を意識してか、反発したことで円安が進みドル円も112円後半に押し戻された。
今日の注目はFOMC会合に集まる。
トランプ大統領はFRBに対して「新たな過ちを犯すな」と脅しをかけるなど、政治圧力が目立つ中での判断となる。
市場は既に19年の利上げ回数を前回の3回から1回未満との見方が広がっている。
もし、2回となれば寧ろ買いが先行する可能性が高い。
パウエルFRB議長の発言にも注目。
中立金利に近づいたとの認識を改めて示すようなら利上げ打ち止めへの思惑からドル売りを仕掛けてくるとみる。
ただ、大分市場は織り込み始めておりFOMCというビッグイベントリスクが終了すれば最終的に円売りの動きが強まる可能性が高いとみる。

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[米ドル円]株安金利低下でドル安円高

(米ドル円日足)


NY株式市場が三指数ともに大幅安で始まったNY市場でドル円は上値の重い展開が続いた。
この日発表された米経済指標の悪化が引き金となったものの市場全体にリスク回避の動きが続いている。また、トランプ大統領やナバロNTC委員長の利上げけん制発言で金利が低下。ドル売りが強まるなどドル安と円高双方の動きが強まりドル円は引けにかけて112円69銭まで下落。安値圏での引けとなった。
株式市場の底値が依然として見えてこないだけに円高圧力は依然として残る中で明日はFOMC会合の結果が示される。
市場は利上げが難しいとの見方が広がったものの今回は利上げが実施される可能性が高い。
注目は来年の金利見通しに集まっており、その回数次第ではドルの方向性が見えてくる。
トランプ大統領が圧力に屈する格好となれば金融市場に不安が広がることからFRBは難しい舵取りになりそうだ。
いずれにしても、ドル円の綱引き状態は今後も続くとみておりそろそろ下げ止まりに近づいているとみる。
112円ミドル付近では買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:113円20銭(BB中心、50%)~112円40銭(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ドル安がユーロの下支え

(ユーロ米ドル日足)


欧州委員会がスイス証券取引所のEU企業の株取引期限を延長したことからユーロスイスの買いが入りユーロは上昇。
更に、トランプ大統領などがFRBに対して利上げへのけん制発言もあり米長期金利が低下。ドル安が進んだことでユーロドルは1.1357まで上昇。このレベルはボリンジャーバンドの中心線でもあり上値が抑えられた。
依然としてフランスの政治の混乱やイタリア予算案問題が燻る中でのユーロ高も一時的なものになりそうだ。
フィボナッチ61.8%戻しとなる1.1380付近がユーロの上値の限界とみて戻り売りスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1380(61.8%)~1.1290(BB下限)

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[豪ドル円]中国リスクと商品相場

(豪ドル円日足)


週明け東京市場では日経平均株価の上昇などから豪ドル円は堅調な地合いで始まった。
しかし、NY市場では株式市場が大幅下落となったことからリスク回避の円買いが進み豪ドル円は引けにかけて80円83銭の安値を更新。ほぼ安値圏での引けとなったことから本日も上値の重い展開が予想される。
ただ、12月10日に付けた安値80円73銭が意識されるだけに一旦は下げ止まる可能性が高い。
もしこのレベルを下回ったとしても80円60銭付近はフィボナッチ61.8%戻しでありボリンジャーバンドの下限も位置するだけにかなり強いサポートとみてよいだろう。
今日の東京時間に発表されるRBA議事要旨で利上げに前向きな内容がみられるようなら一時的に買い戻しが入るとみている。
ただ、明日のFOMC会合を控えNY株式市場が一段の下落幅を拡大するようなら80円60銭を割り込んで一段の下げに繋がりかねない。
80円後半で買いを入れたとしても80円ミドルには損切りを入れておきたい。

豪ドル円予想レンジ: 81円30銭~80円60銭(BB下限)

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[全般]利上げ期待後退でFOMC会合に注目集まる

今週のFOMC会合では利上げがほぼ決定的かと思われたがトランプ大統領やNTC委員長のけん制発言でドル売りが先行。一方、NY株式市場は予想を下回る経済指標の結果やイールドカーブのフラット化などで急落。ドル安と同時に円高が進みドル円は大幅安となった。
週明け東京市場では日経平均株価が予想外に上昇したことを受けドル円クロス円ともに底堅い動きで始まった。
欧州市場でもこの傾向は続いたがNY時間に発表された米12月NY連銀製造業景況指数が10.9と予想の20.6を大きく下回った。その直後に発表された12月米NAHB住宅市場指数も56と予想の60を下回ったことでドルが下落。
NY株式市場も軟調な地合いで始まると米長期金利も低下。ドル安が進む中でトランプ大統領が「ドルが非常に強く、インフレも見られず国外情勢が混乱する中でFRBはなお追加利上げを検討している」とつぶやいた。
また、ナバロNTC委員長も「FRBは今週のFOMCで利上げの必要はない」と発言するなど利上げけん制発言が相次ぐと米長期金利は低下。一方、NY株式市場の下落は止まらずドル安と同時に円高が進んだ。
明日のFOMC会合の結果によっては相場の転換点にもなりそうだ。
利上げ期待が後退しているだけに利上げに踏み切るようなら一時的にドル買いに反応する可能性もあるが金利見通しにも注目。
来年の利上げ回数が既に市場は前回の3回から1回未満へ引き下げられるとの見方も浮上。2回に引き下げられたとしても市場は寧ろドル買いに反応する可能性が高い。
ただ、予想通り1回未満となれば米長期金利が低下したとしても、これまでの動きを見るとドル安への動きは限定的となる可能性が高い。
そうなれば、株式市場にとってはプラス材料であり円安が進むことになる。
いずれにしても、イベント終了後にはマーケットが荒れたとしてもリスク回避の動きは徐々に後退するとみている。

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