ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[米ドル円]大統領弾劾リスクと米雇用統計

(米ドル円日足)

USD_JPY_20191206_hiashi.jpg

米中協議への期待が高まる中でドル円は一時109円を片足付ける場面も見られた。しかし、このレベルには纏まった売りも並んだとみられ押し戻された。
NY時間にはペロシ下院議長が「下院はトランプ大統領の弾劾訴追状を作成している」との報道から109円手前まで上昇したドル円の利食い売りのタイミングとなり108円66銭まで押し戻された。
しかし、市場は15日の対中関税引き上げは回避されるとの見方が根強い中で押し目買いが入りやすい。
今日は米雇用統計が発表されるが、どのような結果になっても底値を確認したところでは買いを入れたい。

ドル円予想レンジ: 109円20銭(61.8%)~108円50銭

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[カナダドル円]カナダドル雇用統計に注目

(カナダドル円日足)


前日のBOC会合でカナダドルは上昇に転じており、昨日もその流れを継いで底堅い動きが続いている。
原油価格の上昇もカナダドルの追い風となっており、昨日もOPECによる減産期待からカナダ買いが散見。
今日は米雇用統計と同時刻にカナダの11月雇用統計が発表される。
前月に新規雇用者数が減少した反動から11月は1万人増と予想される。
82円ミドルは12月初旬に下落が始まったレベルでフィボナッチ61.8%戻しでもあり意識されている。
米中協議進展期待からの円安とともに雇用統計の結果カナダドル買いが重なればボリンジャーバンドの上限となる83円を試す展開が予想される。

カナダ円予想レンジ:83円00銭(BB上限)~82円20銭

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[ポンド米ドル]総選挙への期待からポンド上昇継続

(ポンド米ドル週足)


前日の世論調査の結果を受け市場は英総選挙で保守党が単独過半数を獲得するとの見方が広がった。
昨日のロンドン市場ではポンドは前日の高値1.3120を上抜くと損切りを巻き込みながら1.3148まで上昇。
NY市場ではトランプ大統領弾劾へのリスクが高まるとポンドに買いが向かいこの日の高値となる1.3165を付けた。
このレベルは半値戻しであり今年4月から5月にかけて上値が抑えられたレベルでもあり強いレジスタンスとして意識される。
ただポンド買いの勢いは依然として強く、このレベルを上抜けるようならボリンジャーバンドの上限となる1.32台乗せも視野に入る。

ポンドドル予想レンジ: 1.3210(BB上限)~1.3120

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[全般]米中協議とトランプ大統領弾劾

15日の対中関税引き上げを巡り市場の期待が高まる一方でトランプ大統領の弾劾への動きが市場のリスクを高めている。
昨日の東京市場では前日に米中協議の第一段階において制裁関税の一部撤回で合意に近づいているとの報道から日経平均や上海総合指数が堅調に推移。リスクオンによる円安が先行した。
引け後には中国商務省が「米中は密に交渉を継続」「第一段階の合意に至れば関税は撤廃されるべき」と報じた。
欧州市場ではロンドン勢がポンド買いを先行。英選挙で保守党が単独過半数を獲得するとの見方からポンドは続騰。全般に安心感が広がるとドル円クロス円ともに上昇を加速。
ドル円は109円を片足付けたものの買いが続かず押し戻される場面も見られたがNY市場に向けて再び上昇。
しかし、NY市場では一転してドル円が下落。ペロシ下院議長が「下院はトランプ大統領の弾劾訴追状作成」との報道を受けリスク回避の動きが高まりドル円クロス円ともに下落。
高値圏での報道であったこともあり利食い売りのきっかけとなったとみられ、その後は買い戻しの動きもみられた。
トランプ大統領のウクライナ疑惑による弾劾訴追はこれまでも何度も取りざたされているが、最終的に難しいと市場は見ている。
弾劾のニュースは一時的な材料であり、最終的に米中協議への期待から押し目買いのチャンスとなりそうだ。
今日のNY時間に発表される雇用統計の結果を見極めてから買いを入れていきたい。

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[米ドル円]不安と期待の繰り返し

(米ドル円日足)


東京市場では米中協議に対する懸念の高まりからドル円は108円43銭まで下落。その後「米中協議の第一段階において制裁関税の一部撤回で合意に近づいている」との報道を受けドル円は上昇に転じた。
その後発表された米ADP雇用統計やISM非製造業景況指数などが予想を下回ったことで下落する場面も見られたがすぐに反発。
米中協議問題が如何に為替市場の注目度が高いかわかる。
目先はリスクオンの状況が継続されるとみるが、中国側からの否定的なニュースなどが伝わるようなら押し戻されることになる。
ただ、一喜一憂する中で目先は株高などからリスクオンの動きが先行しやすく、ドル円の底値は切り上がったとみている。

ドル円予想レンジ: 109円20銭(61.8%)~108円50銭

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[カナダドル円]BOC会合でカナダドル反発

(カナダドル円日足)


昨日のNY時間に開かれたBOC政策会合では予想通り政策金利1.75%は据え置きを決定。
声明では緩やかな景気拡大の中でインフレが落ち着いていることから「現在の政策金利水準を維持することが適切と判断」との見解が示されたことでカナダドルは対ドル対円で上昇。
この日は原油価格もOPEC減産期待から大幅上昇となったこともカナダドルを押し上げた。
また、米中協議進展期待からの円安も重なりカナダ円は今週からの下落幅をほぼ取り戻した格好となっている。
下落前のレベルである82円60銭付近はフィボナッチ61.8%戻しのレベルでもあり強いレジスタンスとして意識される。
このレベルを上抜けるようならボリンジャーバンドの上限でもあり11月上旬の高値でもある83円付近を目指すとみている。

カナダ円予想レンジ:82円90銭(BB上限)~82円10銭

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[ポンド米ドル]レンジの上限ブレイク

(ポンド米ドル週足)


欧州市場が始まったところでポンドが急上昇。
12日の総選挙では与党保守党が勝利となりEUからの合意無き離脱が回避されるとの見方が広がったためだ。
前日の世論調査で与党が野党労働党との差を広げたとの報道が期待を後押ししたと思われる。ひと月半あまりレンジ相場を形成していたレンジの上限となる1.3ドルを上抜けたことで損切りを誘発したとみられる。
ただ、12日の選挙までは予断を許さず、この上昇も一時的なものとみている。
1.3160付近は50%戻しでありボリンジャーバンドの上限が位置することから強いレジスタンスとして意識される。
このレベルで上値が抑えられるようなら再びレンジの上限付近まで押し戻されるとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.3160(50%、BB上限)~1.3040

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[全般]米中協議進展期待で円全面安

米中協議を巡り悲観と期待を繰り返す不安定な相場が続く中で昨日のNY市場では期待感の高まりからリスクオンの円安が進んだ。
昨日の東京市場では早朝に米下院が人権を巡って中国高官を制裁対象とする法案を可決。それに対して中国側の報復などから米中協議への懸念が高まり円高でスタート。
前日にトランプ大統領が来年の選挙が終わるまで待った方がよいといった発言もあり、市場にはリスク回避の動きが高まっていた。
欧州市場が始まったところで中国外務省が「ウイグル人権法案は米中での重要分野での協力に影響を及ぼす」「米国との通商協議、時期的な目途や期限を設定せず」との報道でドル円は108円43銭まで下落した。
しかし、その後「米中協議の第一段階において制裁関税の一部撤回で合意に近づいている」との報道で一転。リスク回避の動きが後退しドル高と同時に円安の動きが進んだ。
NY市場が始まったところで発表された11月ADP雇用統計やISM非製造業が予想を下回ったことで発表後ドル円が下振れする場面も見られたがすぐに回復。
NY株式市場は米中協議進展期待から三指数ともに反発。
先日発表のISM製造業などの冴えない結果など関係なくリスクオンの動きから円が全面安となった。
この動きを見ても市場の注目は米中協議に集まっていることがわかる。
この期待がもうしばらく続くようであれば、明日の米雇用統計が少し予想を下回ったとしても寧ろ緩和政策継続と受け止めリスクオンの円安が進む可能性が高い。
いずれにしても米中協議を巡り上下に振らされやすい状況となっている。
不安から急落したところでは買いを入れ、期待から上昇したところで利食い売りを出すといった取引を繰り返す。

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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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