ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-11

[全般] 第2弾が始まる前のもがき

BOEの資産買い入れプログラムについての発表は事前予想が500億ポンドであったが、実際は「250億ポンドに拡充することを決定し、3ヶ月以内に完了する」という内容だった。これによりポンドは買い戻しの動きが活発した。その後ECBも政策金利を据え置き、トリシェ総裁の『今後数カ月以内にインフレ率はプラスに戻る見通し。追加的な流動性対策は適切なタイミングで段階的に解除』との発言からユーロも買われる場面もあったが引けにかけ戻された。米国新規失業保険申請件数が51.2万件と予想の52.3万件を下回ったことでNY株式が上昇して始まりリスク志向からの円やドルの売りが活発となった。本日発表予定の米雇用統計では米国新規失業保険申請件数が改善されていたことから予想よりも強い結果を期待しており、やや織り込み始めているように見える。予想通りの結果であればドルや円の買い戻しの動きも見られるかもしれない。いずれにしてもドル円やクロス円、そしてユーロドルやポンドドル全てがほぼ寄り引きが同値に近くほぼ行って来いとなった。こう着状態はまだ続きそうだがそろそろ第2弾の動きが始まる可能性が高いとみて良いかもしれない。

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[米ドル円] そろそろ底固めも終盤

(米ドル円時間足)


BOEとECBの政策金利発表も終わり、結果的にクロス円も含め全て高値圏でのもみ合いに変化は見られなかった。本日の米国雇用統計では2桁の10%台に乗せるのではという予想も聞かれる。しかし、いずれ10%台に乗せるのは市場も予想していることでそれ程驚くことではない。一旦下押しされる場面も見られるかもしれないが、既に90円の大台は固められてきており、むしろその手前からは買いが並ぶと思われる。時間足では下降トレンドが上値を抑えているものの、前日の高値91円35銭を抜けていくかが注目。バイオンディップ(下げたら買い)で臨みたい。

米ドル円レンジ予想: 91円60銭〜90円25銭

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[ユーロ米ドル] 出口戦略の兆し見え始める

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1106_hiashi.jpg

ECBは予想通り1%の政策金利を据え置き市場は無反応。その後トリシェECB総裁が最近の経済データは下半期に改善することを示唆し「流動性差対策のすべてが常に必要というわけではない」と述べたことで出口戦略を示唆したものと市場は受け止めユーロ買いが進んだ。しかし結果的に日足のローソク足ではほぼ寄り引き値が同じで上下に往って来いとなり市場はまだもう一段の買いを入れにくい状況と見られる。1.5ドル台は当局にとっても気になるレベルであることを市場は承知しているということだろう。実際に利上げ行うという段階まではまだ仕掛けにくそうだ。
時間足からみて1.4925ドルが上値を抑え、日足からのフィボナッチでは76.4%戻しの1.4960ドルがレジスタンスと見る。下値は1.48ミドルが固くなりつつあるものの、今日の米雇用統計で9.9%と予想通りの結果であればドル買い戻しの動きがみられる可能性が高いとみており、1.48ドル付近までの下げも視野に入りそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ: 1.4960〜1.4800

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[ポンド米ドル] BOEは量的緩和拡大

(ポンド米ドル時間足)


(ポンド米ドル日足)

GBPUSD1106_hiashi.jpg

ECBが出口戦略を模索し始めたのに対しBOEは反対に250億ポンドの量的緩和を拡大した。ただ、市場は500億ポンドの拡大を期待していたこともあり、寧ろポンドの上昇に転じた。ECBの動きがむしろユーロの上値を重くし、それに対してBOEの対策に対して市場はポジティブに受け止めたということには大きな意味があるとみている。今後ポンドの上昇力がユーロを上回る可能性は十分考えられる。
上値は日足でみても1.6750ドル付近が6月から上に抜けられずにいて、それだけ大きな売りが並ぶ可能性がある。いったん上値を狙いに行った後に失速する可能性が高く、そこからの下値目標は昨日の安値である1.6470付近と見る。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6740(9月11日高値)〜1.6475

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[全般] FOMC出口戦略は見えず

予想通りといってよいだろう。FOMCでは「異例の超低金利を長期間維持する」との文言は変わらないものの、失業率が高く推移する段階では難しいとの判断が窺われる。結果的にFOMCの発表を前にクロス円などのポジション調整の売りの動きが見られたが、それに対し買い戻しが入った。市場はFOMCの今回の発表はほぼ予想通りという受け止め方のようだ。ただ、いずれ何処かで政策転換をすることは間違いないというコンセンサスはあり、当面もみ合いの動きは続くと見て良い。明日は米国雇用統計を控えているが、最終的に発表後は買い戻しが更に進むと見る。

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[米ドル円] 仕切り直しからの買い

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1105_hiashi.jpg

FOMC発表後に一時買われる場面も見られたが、結果的に殆ど変化は見られなかった。声明文でも前回とほとんど変わらないということから、仕切り直しといったところだ。一旦89円前半まで落としたドル円だが92円台に一旦戻されると見る。ただ、下値を押し下げた分だけ今回は上値を試す展開とみる。ドル安・円安の動きが再び50%戻しである92円付近がめどと見るが本日は雇用統計前ということで92円手前がいいところだろう。

米ドル円レンジ予想: 91円60銭〜89円85銭

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[ユーロ米ドル] 方向感は依然見られず

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD1105_hiashi.jpg

FOMCは超低金利を長期間続けることを発表、文言には変更が見られなかった。発表前にリスク回避からのユーロ売りが見られた分だけ再度1.5ドルを試す展開を予想する。ただ、明日の雇用統計前に1.5ドル手前では利食いの売りが並ぶと考えられ本日はボリンジャーの中心バンドに沿った動きが続きそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ: 1.4990〜1.4825

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[NZドル円] 目先の天井

(NZドル円時間足)


(NZドル円日足)

NZDJPY1105_hiashi.jpg

NZランド輸出企業大手FONTERRAが「ミルクパウダーの価格はここ15カ月で最大になった」との報道で一時買いが強まったものの、先ほど発表の第3四半期失業率が事前に予想された6.4%を上回る6.5%となったことで一転して上値が重くなった。イングリッシュ財務相も「失業率は2010年に約7%でピークになるだろう」との発言から更なる失業率の悪化の可能性を示したことも上値を重くしている。
時間詩のフィボナッチでは50%戻しの66円40銭で頭を打ち、日足でも一目の基準線と転換線がほぼ同レベルで上値を抑えている。一旦は売りが並んでもおかしくないレベルではある。

NZドル円予想レンジ:66円40銭(一目の基準線と転換線)〜64円60銭

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