ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-02

[米ドル円]日米金利差を反映

(米ドル円日足)


東京市場で107円前半付近から始まったドル円は日経平均株価の上昇を受け107円90銭まで上昇。午後に入り株価が急速に上昇幅を縮小してもドル円は底堅い動きを示した。
欧州市場では一旦押し戻される場面も見られたがNY市場で再び上昇。
FOMC議事要旨は想定内ではあったものの発表直後ドル売りに反応。その後成長加速による利上げペースが高まるとの見方から米長期金利が一時3年ぶりの2.95%に上昇したことでドル買いに転じた。
一方、株式市場が三指数ともにマイナスに落ち込んだもののリスクオフの円高には反応せずドル円はほぼ高値圏で引けてきた。
先週までの急速な下落の反動によるものだが、各市場の連動性が戻り始めているように見える。
落ち着いた相場に戻れば日米金融政策の違いによるドル高円安の動きに戻るとみている。
108円付近はフィボナッチ50.0%戻しということもありドル円の売りが並ぶとみられるが、ドル円の買いの勢いは根強い。目先ボリンジャーバンドの中心線が位置する108円30銭付近が上値のメドとみる。

ドル円予想レンジ: 108円30銭(BB中心線)~107円30銭

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[ポンド円]早期利上げ示唆でも上値限定

(ポンド円日足)


東京市場でドル円が上昇したことでポンド円も底堅い動きで始まった。
欧州市場が始まるとポンドは円やユーロに対して売りが強まりポンド円はこの日の安値となる149円43銭まで押し戻された。しかし、前日の欧州市場の安値149円には届かずに反発。
NY時間にはカーニーBOE総裁が「GDP成長率が1.5%を超えるなら刺激策を終了する場合もある」と発言。また、テンレイロ英MPC委員やブロードベントBOE副総裁なども利上げに対して前向きな発言が相次いだ。
しかし、市場にはブレグジットによる経済への悪影響などの懸念もありポンド円の上値は限定的となった。
ドル金利が上昇したことでポンドドルの上値が抑えられたこともポンドの足枷となったが、対円では金利差からの買いが入りやすい状況は継続。
今日のロンドン時間には英国10-12月期四半期GDPが発表されるが、結果次第でポンド上昇のきっかけになる可能性もあり注目したい。

ポンド円予想レンジ:151円20銭~149円40銭

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[米ドルカナダドル]前回の高値を上抜く

(米ドルカナダドル日足)


FOMC議事要旨の公開直後ドル売りが強まりドルカナダは一時1.26ドル前半まで下落。しかし、内容はタカ派的な意見が多くいたことから米長期金利が上昇してドルは反転。ドルカナダは1.27ドルまで上昇して引けている。
昨年末に1.2920ドルから1.2235ドルまで下落した反動の買い戻しが強まる中で2月9日に付けた高値1.2673ドルを上抜きしたことで更に上昇の勢いが増している。
カナダの経済自体は強いものの目先、米長期金利の上昇がカナダドルの上昇を上回る勢いがある。本日発表されるカナダ12月小売売上高が予想通り前月から悪化すると予想されている。
カナダ売りの動きが更に強まればボリンジャーバンドの上限が位置する1.2760ドル付近を試す展開が予想される。

ドルカナダ予想レンジ:1.2760(BB上限)~1.2660(61.8%)

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[全般]米長期金利上昇と株安

前週に急速に進んだドル円下落の反動が強まる中で、昨日のNY市場で米長期金利が上昇し株価が下落する中、ドル円は底堅い動きが続いた。
昨日の東京市場では日経平均株価の反発によりドル円が堅調なスタートとなった。午後に入ると株価が急速に下落したがドル円への影響は限定的となるなど底堅さが目立った。
欧州市場ではユーロやポンドが軟調な経済指標の結果を受け下落するとクロス円の売りがドル円を押し下げる場面がみられた。
NY市場に入るとFOMC議事要旨の公開を控えドルの買い戻しの動きが強まった。
そのFOMC議事要旨では
「成長加速で追加利上げの可能性が高まると過半数が判断」
「漸進的な利上げ姿勢がなお適切との見解で一致」
「12月時点からの成長見通しを上方修正」
などほぼ想定内の内容ではあったが、年内4回の利上げが予想されるとの思惑もあり米長期金利が一気に2.95%近くまで上昇。これを受け株式市場は三指数ともに下落に転じた。
長期金利が上昇したことでドル買いが進むと同時に株価が下落するという正常な反応を示し始めていることに注目したい。
これまで各市場でのポジション調整の動きがだいぶ一巡した可能性が高く、そろそろ各相場の連動性が戻り始めているサインとみることができる。
米株式市場は好調な米経済を背景に調整一巡後は業績相場に移行するための踊り場の動きと考えられ、リスクオフの円高の動きは一時的なものになりそうだ。
目先はまだ不安定な動きが所々で見られると思われるが為替市場は徐々に金融相場を反映した動きに戻るとみる。

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[米ドル円]米金利上昇とドル高

(米ドル円日足)


昨日の東京市場では日経平均株価の下落にもかかわらずドル円は上昇。株価下落による円高の動きは見られず米長期金利の上昇に反応する格好でドル円は欧州市場でも底堅い動きが続いた。
NY市場でも株式市場が三指数ともに下落したもののドル円は107円38銭まで上昇。
これまで株高で長期金利が上昇してもドル円は下落したが、今週に入り全く反対の動きに変わった。
ドル円の下落は2月特有のレパトリによるドル売りという見方もあったが、それらがほぼ一巡した感もある。
今後は米金利や経済指標に素直に反応してくるようなら全般に市場が正常化に向かっているとみることができるが、まだ病み上がり状態であり所々で荒っぽい動きもありそうだ。
105円台を底に上昇に転じた可能性もあり慎重ながら押し目買いスタンスで臨みたい。

ドル円予想レンジ: 108円00銭~106円90銭

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[ポンド円]ブレグジット交渉でポンド買い

(ポンド円日足)

GBP_JPY_20180221_hiashi.jpg

ロンドン時間に「EU議会はEU離脱後に英国に特権的な単一市場へのアクセス権を持つよう求めている」との報道が伝わるとポンドは対ドル対ユーロなどで買われポンド円も上昇。
その後ポンドの巻き戻しも入るなど上下を繰り返しながら底堅い動きで引けている。
緩やかな上昇トレンドラインにサポートされながら日足ボリンジャーバンドの下限から放れて中心線に向かい始めている。
株価の下落によるリスクオフの円高の動きは見られず、今日も底堅い動きが継続するとみる。
今日はロンドン時間に英国1月失業率の発表があり、NY時間にはカーニーBOE総裁の発言も控える。
先週はイアン・マカファーティMPC委員など複数のメンバーが利上げに対して前向きな発言がみられただけに、今回のカーニーBOE総裁発言には注目が集まる。

ポンド円予想レンジ:151円20銭~149円60銭

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[南アフリカランド円]レンジ相場継続

(南アフリカランド円日足)


南アフリカ共和国のズマ大統領の辞任によりランド買いの動きが活発となったが今後の政策運営への懐疑的な見方も燻る。
格付け引き下げの動きでランド買いには慎重な動きもあるが最悪の状況は脱したとみている。
もみ合いが今後も継続する可能性が高く、そうなれば高金利通貨はスワップポイントを稼ぐチャンスである。
ランド円は9円20銭から8円90銭のレンジ相場が継続するとみて、9円付近では押し目買いを出しておきたい。中長期でポジションをキャリーするのであれば金額は少なめに持つようにしたい。

ランド円予想レンジ:9円17銭~9円06銭

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[全般]相場正常化へ一歩

これまでのドル安円高の流れに変化が見え始める中で連休明けNY市場も含め正常化へ一歩近づく動きにも見える。
昨日の東京市場では日経平均株価が下落して始まったもののドル円は堅調な地合いを維持。円安ではなくドル高の動きが相場をけん引。
米国長期債利回りの上昇もあり欧州市場に入ってもドル高の流れは変わらずドル円は107円台に上昇。
一部の報道機関がEU離脱交渉に関する内容を伝えるとポンドが上昇したことでユーロポンドが下落。ユーロドルの下落に伴いドル買いの動きがさらに強まる場面も見られた。
注目の連休明けNY市場では株式市場が三指数ともにさえない動きで始まったもののドル円は寧ろ上昇。米長期金利の上昇に素直に反応するようにドル円はこの日の高値となる107円38銭を付けた。結局NYダウが7日ぶりにマイナスに転じたものの市場のセンチメントはそれ程悲観的なものはなくリスクオフの円高の動きは見られなかった。
これまで何があろうとドル円の売りが先行していた動きが変わり始めている。2月の日本勢のレパトリなどの動きがドル円の売りにつながったとの見方もあるが、これらの動きも一巡した感がある。
NYダウは急速に下落した幅の約3分の2を戻したところで下落に転じたが長期金利が上昇したことによるものではなくテクニカル的な調整の動きとみられる。
株や債券、そして為替市場での調整の動きが一巡したところで徐々に各市場の連動性に戻り始めている可能性が高い。
予断は許さないものの、金利との連動性からドル高の動きが始まるとすれば押し目買いのチャンスを狙いたい。

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