ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-04

[米ドル円]108円か110円のどちらかブレイク

(米ドル円日足)


ドル円は地政学的リスクが高まったことで110円を割り込み、その後は109円を挟んでのこう着状態が続いている。今週は週明けにフランス大統領選の結果が東京時間に明らかとなる。
反EU派が二人選出されるようならドル円は108円を割り込む可能性が高まる。
反対に、親EU派であれば、110円を上抜く可能性があり予断を許さない。
もし、反EUと親EUがそれぞれ選出されるようならレンジブレイクはないとみる。
次の日には北朝鮮で式典があり、何か起きれば円高。何もなければ円安といった五分五分の可能性が続く。
しかし、水曜日にはトランプ大統領が税制改革を発表することがあれは円安ドル高の流れが強まる可能性が高い。
いずれにしても、今週はこれまで108円から110円のレンジのどちらかをブレイクする可能性が高い。もし、108円を割り込むようなら105円が次のターゲットになる。
110円を上抜いたとしても地政学的リスクの高まる前のレベルである111円台が限界とみる。

今週のドル円予想レンジ: 110円30銭(BB中心線)~107円80銭(61.8%、BB下限)

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[ユーロ米ドル]仏大統領選はEUの生命線

(ユーロ米ドル日足)


先週のユーロはフランス大統領選に近づいたところでポジション調整のユーロ売りが散見。シャンゼリゼでのテロ事件により移民制限を訴える反EUへの期待が高まったことも要因とみられる。ユーロドルは1.0775ドル付近でダブルトップを形成しそのネックラインの1.0740ドルを割り込んだ。先週末のNY市場では1.0683ドルまで下落してそのまま引けるかと思われた。しかし、引け直後にユーロショートの巻き戻しが入り1.07ドル前半で終了。
大統領選の結果次第では反EU派が二人選出されるようならユーロ売りが一気に進む可能性が高い。市場全体のポジションとしては大分軽くなっているとみてよいだろう。
1.06ドル付近に位置する上昇トレンドラインを下回るようなら1.05ドルのサポートを割り込み今年の安値となる1.03ドルミドルまでの下落も想定しておきたい。
反対に、親EU派が勝利すれば1.09ドルの上値を抜けていく可能性が高まる。

今週のユ―ロドル予想レンジ:1.0900(3月27日高値)~1.0550(61.8%、BB下限)

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[豪ドル米ドル]米ドル金利の動向と原油価格

(豪ドル米ドル日足)


豪ドルドルは0.75ドル付近のネックラインを下回り0.7750ドル付近でダブルトップを形成したかと思われたが反発。先週は再度売りが強まり0.7475ドルまで下落したが再び反発して終わった。
先週は原油価格が1バレル50ドル台を再び割り込んで終了。鉄鉱石価格もここにきて大幅下落となり豪ドルにとってはアゲインストの風が吹いている。
一方、米長期金利は上昇に転じており、ドル高の動きが強まる中で今週は豪ドルドルの下値を再度探る展開が予想される。
もし、本邦の機関投資家が動き出すようなら0.76ドルを上抜く可能性もある。
しかし、地政学的リスクはフランス大統領選などの政治リスクもあり、今の段階では動き出す気配はみられない。
当面は下落リスクが継続する可能性が高く、0.76ドル手前での戻り売りで臨みたい。

今週の豪ドルドル予想レンジ: 0.7600~0.7380(61.8%)

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[全般]仏選挙と北朝鮮リスク

今週は週明け東京市場でフランス大統領選挙の結果が明らかとなり、その次の日には北朝鮮で人民軍創建85周年式典などもあり波乱含みのスタートになりそうだ。
欧米各国のイースター休暇が明けると、前週とは打って変わりリスクオンの動きが強まった。休暇中に北朝鮮による軍事衝突がなかったことで安心感が広がった。
また、トランプ大統領が大型減税を近く打ち出すとの期待もあり、過度な円高への修正の動きが強まった。ドル円は108円台を固めて109円台に上昇。クロス円も全般に底堅い動きが目立った。
また、先週は英国メイ首相が6月8日に総選挙を前倒しして実施することを発表。EUとの交渉が2年以内に終了するとの期待からポンドは大きく上昇。ユーロもつられて上昇。
一方で、フランス大統領選直前にパリでテロが起きるなど神経質な展開が見られた。
フランス大統領選第1回の結果で、もし反EUの候補が2人選出されるようならユーロは下落しリスク回避の円高にもつながることになる。反対に、親EU派が勝利すれば市場には安心感が広がり円安ユーロ高が進むことになるだろう。
また25日に行われる北朝鮮の人民軍創建85周年で何らかの挑発的な行為をするようなら再び地政学的リスクの高まりから円高に振れる可能性もあり要注意だ。
週前半は円高リスクがどこまで高まるかに注目が集まる。
一方、先週末にトランプ大統領が「大規模税制改革を発表する」と発言した事から、26日にトランプ政権への期待が再び高まるようなら円安ドル高の動きが強まることになる。
今週はドル円にとっては正念場という事になりそうだ。流れが見えてくるまでは短期取引に徹したい。

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[米ドル円]110円の上値の重さ意識

(米ドル円2時間足)


東京市場では一時109円台に乗せたもののすぐに押し戻されるなど、依然として上値の重さが意識された。その後欧州市場が始まったところでポンドが対ドル対円で纏まった買いが入るとクロス円全般に上昇。ドル円も上値の重かった109円台に乗せてきた。
NY市場では下落が続いたNYダウが好調な企業決算の結果を受け大きく反発。同時に米長期金利も上昇するなど、リスク選好の動きが強まりドル円は109円38銭を付けた。
一旦は押し戻されたものの、その後発表された景気先行指標総合指数が予想を上回ると反発。
また、ムニューチン財務長官が税制改革を近く発表するとし、オバマケアの新代替案が示されるとの期待が株価やドル円を押し上げた。
G20が開催されることから円高への圧力が強まるとの見方もあり予断を許さないものの、全般にリスクオンの動きが先行。
110円は心理的に強いレジスタンスとして意識されることから、その手前では利食い売りを出しておきたい。

ドル円予想レンジ: 109円90銭(50.0%)~108円40銭

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[ユーロ米ドル]仏大統領選控え神経質な展開

(ユーロ米ドル時間足)


欧州市場に入りユ―ロドルはしっかりとした動きで始まった。
フランス大統領選を直前に控え世論調査がマクロン氏優勢と伝えたことで安心感が広がった。しかし、NY市場ではドル高の動きが強まったことや、シャンゼリゼで発砲事件が起きたことを嫌気し、ユーロドルは押し戻された。また、テロを追い風に極右政党のルペン氏が優勢となることから、直前の世論調査もあてにはならない。
今日は特にユーロも神経質な展開が予想される。
ユーロドルは時間足チャートを見ると短期的に1.0780ドル付近でダブルトップを形成。戻り売り狙いとみるが、週末の大統領選を控えポジションは軽めにしておきたい。

ユ―ロドル予想レンジ:1.0750~1.0670(61.8%)

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[豪ドル米ドル]もみ合いで底固め

(豪ドル米ドル日足)


東京市場から豪ドルのショートカバーが入り堅調な地合いで推移。欧州市場に入るとポンドが上昇したことを受け、つられて豪ドルも対ドル対円で買いが見られた。
豪ドルドルはNY市場でも堅調な地合いが続きこの日の高値となる0.7543ドルを付けた。しかし、その後は利食い売りに押されて引けている。
米長期金利が上昇する中で、本日の豪ドルドルは戻り売り先行で始まるとみる。
ただ、0.75ドルから0.74ドルミドルにかけてはフィボナッチ50.0%戻しやボリンジャーバンドの下限が位置する。
このレベルでもみ合いが続くようであれば下固めとなり、反発の期待が高まる。
反対に、このレベルを割り込むようなら追随売りで臨みたい。

豪ドルドル予想レンジ: 0.7550~0.7450(50.0%、BB下限)

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[全般]リスクオンの円安進行

東京市場では引けにかけてポンド円の買いが優勢となりクロス円全般を押し上げた。特に材料はないものの、地政学的リスクへの過度な緊張が後退したことも円売りを促した模様。
NY市場に入るとリスクオンの動きが強まり、更に円安の動きが強まった。
この日発表された新規失業保険申請件数が予想を上回り、フィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を下回ったものの、市場の反応は見られなかった。それだけ市場にはリスクへの危機感が後退したことを示すものと見られた。
その後、米企業決算が好調な結果を示したことで下落が続いたNYダウが大幅高。また、ムニューチン財務長官が「大型の税制改革の推進が近づいている」と発言したことも株価を押し上げた。結果的に三指数ともに上昇しリスクオンの動きが強まると米長期金利も上昇に転じ、ドル高円安の動きが加速。ドル円はこの日の高値となる109円46銭を付けた。
また、G20でワシントンにいる黒田総裁が「緩和政策は為替操作に当たらないか」といった質問に対し「緩和政策は早期の物価目標達成を目指しているため」と発言したことも円売りに安心感を与えた。
地政学的リスクは燻ぶるものの、市場全般にリスクオンの動きが強まった。
今日も、これまで特に過度に上昇した円の売り戻しの動きが続くとみる。
ただ、週末という事から休み中に何が起きるか分からないので、ポジションをあまり一方向に偏らせない方がよさそうだ。

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