ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-10

[米ドル円]113円台の売り

(米ドル円時間足)


東京市場では前日の米長期金利上昇による金利差拡大のドル円買いが先行。113円台に2度乗せる場面がみられたが利食い売りなどに押し戻された。欧州市場に入るとユーロやポンドの下落によりクロス円全般が売られるとドル円は111円30銭まで下落した。しかし、その後発表された米前週分新規失業保険申請件数は予想を下回ったがフィラデルフィア連銀製造業景気指数が予想を上回ったことで下げ止まった。その後はNYダウがプラスに転じたことや米長期金利も下げ止まったことからドル円は112円70銭付近まで買い戻された。引け際にはトランプ大統領がFRB議長人事としてパウエル氏に傾いているとの報道で売りも見られたが下げ幅も限定的となった。
数日で議長人事は決まるとの見方や、週末の日本の衆院選を控えポジション調整の動きが目立ったが、最終的にドル買い円売りの動きは続くとみている。
週末越えということから大きくポジションを傾けるのはリスクが高いものの112円前半では買いを入れておきたい。

ドル円予想レンジ:113円00銭~112円20銭(61.8%)

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[ユーロ米ドル]下降トレンドラインを上抜く

(ユーロ米ドル4時間足)


欧州市場が始まったところでスペイン政府がカタルーニャ自治州の自治権停止の手続きを進めるとの報道でユーロドルは1.1767ドルまで下落した。しかし、下げたところでは買いが待ち構えていたとみられすぐに反発。米長期金利が低下したこともユーロ買いを促した。
NY市場ではNYダウが下落して始まりドルの長期金利がさらに低下したことでユーロドルは1.1858ドルまで上昇。その後は株価や金利が下げ止まり上昇に転じたことからユーロドルも1.1826ドルまで押し戻された。
しかし、引けにかけてトランプ大統領がFRB議長人事でパウエル氏に傾いているとの報道でドル売りが強まると1.1858ドルまで上昇するなど、ユーロ買いに反応しやすい状況がみられる。カタルーニャ自治州での独立問題によるユーロ売り圧力は後退してきたことから一段の上昇が見込めそうだ。
10月12日に付けた高値1.1880ドルを上抜くようならフィボナッチ61.8%戻しの1.1930ドルが上値目途として意識される。

ユーロドル予想レンジ:1.1930(61.8%)~1.1800

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[カナダドル円]カナダCPIと小売売上高に注目

(カナダドル円時間足)


前日大きく上昇した流れを継いで東京市場でカナダドル円は上昇。引け後にこの日の高値となる90円77銭まで上昇した。しかし、欧州市場が始まったところでユーロ円が急落したことからカナダドル円もつられて下落。一旦は買い戻しが入ったものの戻り売りが入りさらに下落幅を拡大。NY市場では90円03銭まで下落しほぼ安値圏で引けている。
前日の上昇幅を修正する売りがもう暫く続く勢いがありそうだ。
本日NY時間に発表されるカナダのCPIや小売売上高は前月から改善が予想される。
ただ、今のセンチメントでは悪材料に反応しやすいことから予想を少しでも下回ると一段の下落に繋がりそうだ。
長期的に見ると利上げが継続されるとの見方が多いことから、最終的にカナダドル円の上昇トレンドは継続するとみる。
ただ、短期的には戻り売りスタンスで臨みたい。

カナダ円予想レンジ:90円40銭~89円70銭(61.8%)

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[全般]FRB議長人事と衆院総選挙を控え

ドル円は日米長期金利差拡大から113円台を試したもののFRB議長人事や週末の衆院総選挙を控えポジション調整の動きがみられ上値の重い展開となった。
昨日の東京市場では前日の米長期金利上昇などからドル買いが先行。ドル円は113円前半に上昇。しかし、欧州市場が始まったところでスペイン政府がカタルーニャ自治州の自治権停止の手続きを進めるとの報道でユーロが下落。その直後に発表された英国小売売上高指数が予想を下回ったことでポンドも下落。対ドルだけではなく対円の売りが強まりドル円の売りにつながった。
NY時間に発表された前週分新規失業保険申請件数が22.2万件と予想の24.0万件を下回るなど44年ぶりの低水準となった。また、同時に発表された10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が27.9と予想の22.0を上回ったことでドルの下落に歯止めがかかった。
前日2万3千ドルを上回ったNYダウは流石に利益確定の売りに押される場面も見られたが下げたところは新たな買いが入り上昇して引けている。
この日トランプ大統領がFRB議長人事でパウエル氏に傾いているとの報道でドルが売られる場面も見られた。しかし、数日中に人事が決定するとの見方から下げも限定的となった。
日曜日には日本の衆院総選挙が行われ与党が300議席を獲得するとの世論調査もある。ただ、最終的に蓋を開けてみないとわからないということもあり予断を許さない。
もし、予想通りであれば週明け東京市場で円売りが強まる可能性が高い。
また、FRB議長人事でパウエル氏以外の候補は全般にタカ派であり、もし彼らが選ばれるようならドル買いに反応するとみる。
流れとしてドル円は上昇方向に向かいやすいとみている。

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[米ドル円]これまでの反動による円売り継続

(米ドル円日足)


世界的な株高を背景にリスクオンの動きが高まり円は全面安となった。
前日のNYダウは一時2万3千ドルの大台に乗せるなど、利上げ期待が高まっているにもかかわらず株価は堅調に推移。利上げの影響は中国など新興国などにも見られず市場の不安感は後退。FRB議長人事も全般にタカ派寄りが多くみられ、市場への影響は少ないとの見方が広がっている。また、米税制改革への期待などもドルの下支えとなった。
これまでドル円は112円台での膠着状態が続いていたことからエネルギーは大分溜まっていたとみられる。その反動がそろそろ表れ始めた可能性が高い。
ただ、これまでのレンジの上限となる113円ミドルにはボリンジャーバンドの上限が位置することから、一旦は抑えられそうだ。
今日の中国GDPの発表や株式市場の動向次第で113円ミドル付近を試す展開が予想される。

ドル円予想レンジ:113円50銭(BB上限)~112円70銭

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[ユーロ円]日欧金融政策の違い

(ユーロ円日足)


131円台の底固めが終了しレンジの上限となる133円50銭付近を上抜けする可能性が高まる。
昨日の欧州時間にドラギ総裁が「緩和的な金融政策の下で構造改革を実行する機会を有している」と発言したことでユーロ売りが進んだ。しかし、市場は来週のECB理事会で予想通り来年からの量的緩和縮小を決定するとみており下げ幅は限定的となった。
寧ろ、その後欧州各国株式市場が堅調な地合いで始まったことからリスクオンの円売りが強まった。クロス円全般に買いが進む中でユーロ円の買いも散見。
NY市場でもこの流れは変わらずほぼ高値圏で引けてきた。
これまでの131円後半から133円ミドルで膠着状態が続いたユーロ円も円売りの動きを背景に上限となる133円50銭を上抜くとみる。
高値目途はボリンジャーバンドの上限が位置する134円付近とみる。

ユーロ円予想レンジ:134円00銭(BB上限)~132円80銭

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[豪ドル円]豪州と中国経済指標に注目

(豪ドル円日足)


世界的な株高を背景にリスクオンの円安が進み豪ドル円はボリンジャーバンドの中心線を上抜け10月5日の下落前の水準となる88円70銭付近に押し戻された。
特に豪ドル買いの材料はないものの、円主導の相場展開となっているが、そろそろ豪ドル自身の相場が始まるとみる。
今日は豪州雇用統計が発表されるが、好調な経済を背景に予想を上回るようなら素直に豪ドル買いに反応しそうだ。また、その後には中国7-9月期GDPが発表され豪ドルへの影響も注目。中国の堅調な景気が改めて認識されるようなら豪ドル買いにも拍車がかかりそうだ。
もし、これらの指標が予想を下回ったとしても日経平均株価も含め、世界的株価上昇が豪ドル円の下支えとなる。

豪ドル円予想レンジ:89円20銭(61.8%)~88円20銭

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[全般]リスクオンで円全面安

NYダウが節目の2万3千ドルを上回るなど、世界的に好調な景気を背景に市場にはリスクオンの動きから円安が一斉に強まった。
昨日の東京市場では日経平均株価が堅調な地合いを示していたにもかかわらず依然として動意の乏しい中でドル円は112円前半での膠着状態が続いた。
欧州市場に入りドラギ総裁のハト派発言がありユーロ売りが進んだものの株価は上昇。
また、米長期金利の上昇などからドル買いの動きもありドル円はじり高となった。
NY時間に発表された9月住宅着工件数は-4.7%と予想の-0.4%を下回るなど1年ぶりの低水準となった。また、同時に発表された建設許可件数も-4.5%と予想の-2.1%を下回ったが市場の反応は限定的となった。
この発表前にはカプラン・ダラス連銀総裁が「米国の経済基盤は非常に強い」と発言。その後もダドリーNY連銀総裁も「2017年は3回の利上げが予想される」と発言。連日の連銀総裁による利上げ観測が示される中でNY株式市場は堅調に推移。
NYダウはすんなりと2万3千ドルを上回るなど三指数ともに史上最高値を更新。欧州株式市場も軒並み上昇するなど好調な景気拡大を背景に世界的な株高が続く。また、原油価格も週間在庫が減少したことや、OPEC減産期間が来年末まで延長されるとの期待から上昇。原油価格の安定も加わり市場にはリスクオンが高まり円は全面安となった。
FRB議長人事も近々発表されることや、米税制改革への取り組みなども市場に安心感をもたらしたようだ。
これまでドル円の膠着状態が長く続いたその反動がそろそろ出始めた感もある。
ドル円だけではなくクロス円も同時に上昇しておりドル高というよりも円全面安の展開は本日も継続するとみる。
本日は中国GDPなどの重要指標が発表されるが中国株式市場が堅調な地合いとなれば更に市場の安心感が広がり円安が加速する可能性があり注目したい。


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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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