ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-03

[全般]オバマケア代替案審議見送り

オバマケア代替法案の採決を前にドルは全般に上値の重い展開が続いた。
東京市場では一旦はドル円の買い戻される場面も見られ111円ミドル付近に上昇。しかし、この日のNY時間に行われるオバマケア代替法案採決が難航するとの見方が根強く、ドル円は押し戻された。
欧州市場ではこの日発表された英国小売売上高指数が1.4%と予想の0.4%を大きく上回ったことからポンドが大きく買われるなど、ポンドの堅調さを伺える動きとなった。
NY市場に入り新規失業保険申請件数が25.8万件と予想の24.0万件を上回るとドルが下落したがすぐに反発し往って来い。その後発表された新築住宅販売件数は+6.1%と予想の+1.6%を大きく上回るとドルが上昇。
しかし、オバマケア代替法案採決を控え押し戻されるなど、短期的に上下に振らされるような神経質な展開が目立った。
この日予定されていたイエレン議長の講演では財政や金融政策には言及せず、市場の反応は限られた。
注目のオバマケア代替法案採決は共和党議員の反対派を説得できずに24日以降に先送りが決定されるとドルは全面的に売りが強まった。しかし、先送りは寧ろ合意に至るのではといった期待も残りドルは買い戻されて引けている。
今日か来週早々には採決されることから、相場の大きな転換点になるとみる。
既に、否決されるとの見方が市場では織り込まれており、ドルの下値は限定的とみる。
もし、合意に至るようならトランプ政策への期待が再び高まりドル高が強まることになるだろう。

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[全般]オバマケア代替案審議に注目

ドル安円高の動きが止まらない。
前日のFBI長官の公聴会でトランプ氏とロシアとの関連を調査していることが明らかとなったことで、トランプ大統領への不信感が広がった。ただ、この結果が出るには大分時間がかかるもので、潜在的な不安感はあるものの直近ではドル売りには限界がある。
一方、今日の下院でのオバマケア代替案審議が通過できないとの見方が広がったことがドル売り円買いの動きを強めた。共和党内からも反対票が出る可能性があり、そうなれば税制改革や財政出動拡大などの遅れにつながる。そうなれば、トランプ政策への期待が失墜するとの見方が市場の不安感を拡大。ドル安の動きは収まり始めたものの、リスク回避の円高の流れは続いた。
結局ドル円は111円を割り込むなど昨年11月以来の安値を更新。クロス円も全面安となった。
本日はイエレン議長の講演がNY時間に行われ、今後の金融政策への発言に注目が集まる。
特に、バランスシートの縮小時期や利上げペースに関する内容が示されるようならドル買いのきっかけになるかもしれない。
ただ、今の相場を支配するのは金融相場ではなく政治相場となっていることから影響は限定的とみる。
もし、オバマケア代替案が通過するようならドル買戻しの動きが強まることになる。反対に、審議が難航するようなら一段のドル売りも考えられものの大分織り込まれており下値も限界に近付いているとみる。
注目はやはり下院審議に集まる。

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[全般]オバマリスクの高まり

昨日は特にこれといった材料がない中でドル安円高の動きが強まった。
東京市場では特に目立った材料のない中でドル円は112円ミドルから後半でのもみ合いが続いた。しかし、欧州市場が始まりユーロを中心にドル売りが強まる中で英国2月CPIが発表。結果は年率で2.3%とBOEの物価目標の2%を上回ったことで利上げ期待の高まりからポンドが上昇。これにつれてこれまでのドル売りの動きが加速。
NY市場では原油価格が再び48ドルを割り込んだことや、NY株式市場で三指数ともに大幅安となったことでリスクオフの円買いの動きが強まった。同時に米長期金利が低下したことからドル安円高の動きが強まるとドル円はこれまでの安値を下回る111円55銭まで下落。そのまま安値圏で引けている。
先週は複数のビッグイベントが終了したことで当面大きな動きはないとの見方が広がっていた。しかし、株安ドル安円高といった動きの背景にはトランプ政権への不信感があるとみられる。
前日に行われたコミーFBI長官の公聴会でトランプ氏とロシアとの繋がりの調査をしていることが明らかとなった。しかし、その詳細が示されておらずトランプ政権へ不安が拡大。明日の議会でオバマケア代替法案に対する投票が難航するとみられ、そうなれば税制改革やその他の運営が進まなくなるとの懸念も高まる。
元々このような不安は付きまとっていたものの、実際にトランプ政治がスタートすることでその不安は現実なものとなりつつある。
これが一時的なものなのか、或いは今後も継続するようならドル安円高は始まったばかりという事になる。
流れが見えてくるまでは一先ずポジションは縮小しておきたい。

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[全般]気の抜けた相場展開

週明けアジア市場は東京市場が休場という事もあり動意の乏しい動きが続いた。欧州市場では米長期金利が上昇したことでドル買いが先行。しかし、それも長続きはせず、NY市場が始まると長期金利が低下しドルは押し戻された。
英国はEUからの離脱通知を3月29日に行うのを決定したことでポンドは上値の重い展開となったが全般に静かな動きとなった。また、この日はエバンズ米シカゴ連銀総裁が「今年3回以上の利上げも可能」と発言。一方で、前回のFOMCで唯一利上げに反対票を投じたカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「利上げを急ぐ必要はない」「その前にバランスシートの縮小をすべき」と発言したが、双方ともに市場への影響は限られた。
株式市場も含め相場全体に様子見気分が広がっており、方向感の欠ける動きが続いた。
先週は多くのイベントをこなしたことで気の抜けた相場展開がみられる。
今週はイエレン議長をはじめFOMCメンバーの発言が多く聞かれそうだが、市場は緩やかな利上げが既に織り込まれている。ハト派的な意見には反応せず、タカ派的な発言に反応しやすい状況とみる。
先週はドルが売られ過ぎた観もあるが、それだけに買いには慎重な姿勢がみられる。
目先はドルよりもユーロやポンドなどに市場の注目が集まりそうだ。

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[全般]ドル安の反動とクロス円

先週はFOMCを始めとして日銀会合、オランダ総選挙、BOE政策会合、米国予算方針、そして週末のG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれるなど、ビッグイベントが軒並み続いた。最も注目されたFOMC会合では予想通り政策金利を0.25%引き上げたが、既に織り込み済み。注目の金利見通しも前回と変わらず年3回となり市場では失望感が広がりドルは全面安。114円後半にいたドル円は113円前半まで下落した。一方、オランダ総選挙は極右政党である自由党の議席が伸び悩んだことでユーロ買いに安心感が広がり上昇。日銀は政策金利を据え置き、長期金利誘導幅も維持。緩和政策が維持されることが確認された。BOEも現行の政策金利と買取プログラム据え置きを決定。しかし、フォーブス委員だけが0.25%の利上げを主張するなど、今後利上げ期待が高まりポンドは上昇。
ユーロもオーストリア中銀総裁が「利上げは軌道上にある。」と発言したことでユーロは上昇を加速させた。予算方針は特に具体的なものは示されなかったが、5月の予算教書に持ち越されたことでドルへの売り圧力は限定的となった。
週末のG20では為替に関して「為替の急変は世界経済の安定に悪影響を与える」とした表現にとどまった。ただ、一週間を通してドルは主要通貨に対して全面安となった。
一方、原油価格は冴えない動きとなったことで市場に不安感が広がったものの、NY株式市場は更なる利上げ期待が後退したことで堅調な地合いとなった。結果的にリスクオフの円安は見られず、ドルの弱さだけが目立った。
先週は主なイベントが終了したことで市場に安心感が広がり始めるとみている。ただ、先週ドル売りが進んだことでドル買いは慎重にスタートしそうだ。
米雇用統計を始め最近発表される米経済指標は好調な米経済を現すものだ。大きなイベントは当面ない中で、今週は米経済指標の結果を改めて見直すようならドル買いや株価上昇のきっかけになる。
米長期金利は依然としてショートポジションが残る中で大きな上昇は見込めない一方で、リスクオンの円売りが強まる可能性が高い。
ユーロやポンド、そして資源国通貨を中心としたクロス円の買いに注目が集まりそうだ。

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[全般]主なイベント終了

昨日の東京市場では前日のFOMCの結果を受け円高が進んだことから株式市場が冴えない動きで始まった。ドル円は日銀会合を控え113円前半でのもみ合いが続いた。
日銀会合では予想通り政策金利は据え置かれた。その後黒田総裁記者会見では長期金利に関しては現状維持。米国金利の上昇の影響も受けないことを言及。市場への影響は見られなかった。ただ、安倍首相と夫人の森友学園疑惑で一時的に円が買われる場面も見られたが113円割れには買いが入り反発。
欧州市場ではBOE会合が開かれ、こちらも政策金利と買取プログラム規模は据え置かれた。ただ、フォーブス委員が0.25%の利上げを主張。また、議事要旨では「目標を上回るインフレに対して許容するのも限りがある。」としたことからポンドは一気に上昇。
また、ノボトニー・オーストリア連銀総裁が「利上げは軌道上にある」「政策金利の前に預金金利を引き上げる可能性がある」と発言したことでユーロも急上昇した。
ドル円はNY株式市場が軟調な地合いとなったことでリスクオフの動きが強まり113円を割り込んだが反発。112円台での買いの強さが目立った。
予算方針は税制改革案が示されなかったものの、全般に予想通りの内容となった。結果的に5月の正式な予算教書発表待ちとなった。
前日のFOMC、日銀会合やBOE会合、オランダ選挙や予算方針といったイベントが終了。目先は今日から始まるG20を残し、特に目立ったイベントや経済指標の発表がないことから市場にはそろそろ安心感が広がるとみる。
市場の注目はドルからユーロやポンドに移ると同時に、FOMCで売られ過ぎたドルの買い戻しのタイミングを探る展開となりそうだ。

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