ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-12

[トルコリラ円]トルコとシリアの地政学的リスク

(トルコリラ円)


トランプ大統領がシリア北東部から米軍を撤収すると発表。
これを受けトルコはシリアのクルド人に対する軍事作戦に踏み切る準備を進めるなど情勢が緊迫化。地政学的リスクの高まりからトルコリラ円は18円55銭付近まで下落。
その後は落ち着いた動きとなったものNY市場では再び売りが強まり18円30銭付近まで下落した。
このレベルはボリンジャーバンドの下限が位置していることから下げ止まった。
トルコが軍事作戦を行うということは米軍撤退を阻止する構えとみられる。
昨年もトランプ大統領は全面撤退を表明したものの、最終的に踏みとどまった経緯もある。
一先ず初動としてのトルコリラ売りは一巡したものとみており、買い戻しが入るタイミングを探りたい。

トルコリラ円予想レンジ:18円60銭(38.2%)~18円30銭(BB下限)

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[トルコリラ円]トルコ中銀の利下げ

(トルコリラ円日足)


本日のトルコ中銀会合では現行の政策金利24%を21.5%に引き下げると予想されている。
先日エルドアン大統領は前回の会合で3%の利下げを強要したが、それを見送ったチェティンカヤ総裁を更迭。今回は新しいウイサル総裁の下で利下げが確実視されている。
しかし、5月のCPIは+18.7%と非常に高く、寧ろインフレ抑制の利上げを実施しなければいけない状況。政治的な圧力で中銀が動くこと自体リスクではあるが既に市場は織り込んでいる。
もし3%の利下げを実施すれば一時的にリラ売りに反応する可能性があるものの、最終的にリラ買いの流れは継続するとみる。
ボリンジャーバンドの下限でありフィボナッチ38.2%戻しとなる18円62銭付近に下落するようなら買いを入れてみる。

リラ円予想レンジ:19円30銭~18円62銭(BB下限、38.2%)

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[トルコリラ円]TCMB金融政策会合

(トルコリラ円日足)



昨年9月に政策金利を17.75%から24%に引き上げて以来トルコ中銀TCMBは金利据え置きを継続している。その頃トルコリラ円は15円25銭まで下落したことで通貨防衛の利上げに踏み切った。22円台まで回復したもののその後じり安となり5月には17円50銭付近まで押し戻されている。
しかし、その後は回復基調がみられることから今回の会合でも政策金利は据え置かれると予想される。
50%戻しでボリンジャーバンドの上限となる19円付近で上値が抑えられているものの、バンドの中心線は横ばいから上昇に転じ始めている。今日の声明で強気の内容が示されるようなら一段の上昇が見込まれる。

トルコリラ円予想レンジ:19円11銭(50%、6月5日高値)~18円57銭

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[トルコリラ円]米国との関係修復

(トルコリラ円日足)


米トルコ電話会談で、トランプ大統領が両国の経済関係を強める可能性を言及。また、G20首脳会議の合間に会談することでも一致したことでリラ買いが強まった。
また、トルコ中銀は外貨準備預金を249億ドルから増加したことでリラ下落への不安感が後退し買いが加速。ボリンジャーバンドの中心線を上抜けたことで次はバンドの上限が位置する18円90銭付近を試す展開を予想する。
このレベルにはフィボナッチ38.2%戻しとも重なり意識される。
外貨準備額が不足しているとの理由で介入によるリラ安を食止められないとの市場の見方を払しょく。昨日もリラショートの炙り出しが散見されるなど、ショートカバーの動きはまだ終わっていないとみる。

トルコリラ円予想レンジ:18円90銭(BB上限、38.2%)~18円40銭

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[トルコリラ円]中銀独立性への信頼と新興国通貨への影響

(トルコリラ円時間足)


注目のトルコ中銀政策会合を控えエルドアン大統領が「中銀は独立している」と前置きしたものの「金利がインフレの要因」「金利は低くすべき」と発言した事を受け、トルコリラ円は一時17円を割り込み16円90銭まで下落。
しかし、TCMBは政策金利を現行の17.75%から24%へ引き上げる事を決定。市場予想の22%を上回る大幅利上げとなった。これを受けトルコリラ円は一気に18円50銭まで上昇。サプライズの結果となった。中銀の独立性を示したことも市場は好感。
元々トルコショックにより新興国通貨の下落が始まったこともあり、今回の利上げは市場全体に安心感を与えるものとなった。
しかし、政治問題が解決したわけではなく高いインフレを金利で抑えられるかどうかは疑問が残る。
発表後の高値18円50銭が当面の上値目標となりそうだ。

トルコリラ円予想レンジ:18円50銭~17円90銭(38.2%)

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[トルコリラ円]利上げ期待の押し目買い

(トルコリラ円2時間足)


東京市場の終了間際にトルコリラ円の売りが強まり17円27銭から17円05銭まで下落した。トルコの4-6月期GDP発表を控え仕掛け的な売りが散見された。
その直後に発表されたGDPは5.2%と予想の5.3%を下回ったもののリラショートの買い戻しが入り反発。17円25銭まで押し戻された。しかし、その後は徐々に上値が切り下がり終了。13日に発表されるトルコ中銀が3%以上の利上げを実施するとの見方からその手前ではリラ買いの動きが強まるとみている。ただ、市場ではかなりの利上げをしないと物価上昇を抑えられないといった見方もある。大統領は利下げを要望しているだけに中銀の独立性も問われる重要な会合となる。
一先ず利上げ期待からの買いが更に強まるとみており短期的には押し目買いを狙いたい。

トルコリラ円予想レンジ:17円60銭(61.8%)~17円05銭

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