ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-04

[ポンド米ドル]サプライズ後の調整売り

(ポンド米ドル2時間足)


先日メイ首相が6月に総選挙を前倒しすることを発表しポンドドルは上昇に転じた。2020年までに選挙は実施しないと発言していたことから市場にはサプライズとなり、これまでのポンドショートの巻き戻しが入った。損切りを巻き込みながら1.29ドル台まで上昇し、一先ずショートカバーも一巡したとみられ、昨日はその修正の売りが散見された。
調整の売りが一巡し再度上値を試しても、このレベルを超えられないようなら、当面の高値とみることが出来る。
本日はカーニーBOE総裁の講演を控えており、ブレグジットの影響が金融政策にどう影響するか、その発言に注目。
これまでのポンド安が英国経済の下支えとなっており、ポンド高への懸念が示される可能性もある。
いずれにしても、最終的にポンドは買いにくい状況が続く中で、戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2860~ 1.2700

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[ポンド米ドル]選挙前倒しでポンド上昇

(ポンド米ドル日足)


欧州市場が始まったところでポンドドルはいきなり下落して始まった。メイ首相が19時15分に声明を発表することが伝わった。一部でメイ首相が健康問題で辞任するのではといった噂が流れたためだ。しかし、それは単なる噂で、実際には6月8日に総選挙を前倒しで実施すると発表。メイ首相はEU離脱反対の多い野党勢力を一掃し、政治基盤を強固にしてEU離脱交渉に臨みたいとの考えだと思われる。市場ではこの発表はサプライズとなり、ポンドはじり高となった。NY時間にはポンドドルは昨年12月に付けた高値1.2770ドルを上抜くと損切りを巻き込みながら1.2904ドルまで上昇。その後は1.28ドルミドルでもみ合いが続いている。
このポンド買いは昨年6月のブレグジットで下落したポンドショートの巻き戻しと考えられ、積極的なポンド買いには繋がらない。
そろそろショートの巻き戻しも一巡したとみられ、1.29ドル手前では打診売りを出してみたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2900(61.8%)~ 1.2750

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[ポンド米ドル]EU離脱通告法案提出で下げも一巡

(ポンド米ドル2時間足)


英国は昨日EUに対して離脱通知の法案を提出。EUも受理したことで48時間以内に27のEU加盟国と交渉方針案を明らかにする。その内容次第ではポンド売りが強まる可能性もある。しかし、正式なものは4月下旬にも開かれる(5月にずれ込む可能性も)EU首脳会議で600億ユーロの賠償金も含め金融、貿易、そして安全保障などの複雑な離脱条件が話し合われる。
長期的には英国経済にとってネガティブ材料が多く、下落傾向に変化はない。しかし、目先の動きとしては寧ろ利上げ期待などからの買い戻しが強まるとみる。
ポンドドルの下値目途としてはフィボナッチ50.0%戻しとなる1.23ドルミドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2520~1.2360(50.0%)

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[ポンド米ドル]EU離脱通告前の前日

(ポンド米ドル4時間足)


英国は本日EUに対して離脱通告を行うが、その前からポンド売りが強まっている。
ポンドドルはBOEの利上げ期待の高まりから1.21ドル付近で買いが強まった。しかし、EUからの離脱による英国のリスクはどこまで高まるかは未定。英国経済も含めた一つの節目の日という事からポジション調整の売りが入ったとみられる。
離脱を通知するまではもう一段ポジション調整の売りが強まるとみている。ただ、交渉は2年間かけて行うもので、目先は利上げ期待からの買いが再び強まりやすい。
今日のポンドドルは荒っぽい値動きが予想されるものの、底値が確認されたところでは買いを入れていきたい。
下値目途としてはフィボナッチ50.0%戻しとなる1.23ドルミドルだが、勢いがあればフィボナッチ61.8%戻しの1.23ドルが意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2520~1.2360(50.0%)

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[ポンド米ドル]EU離脱通告前の前日

(ポンド米ドル8時間足)


いよいよ英国政府がEUに対しての離脱通告が明日に迫り、ポンドは荒っぽい動きが予想される。
昨年6月のブレグジットでポンドが下落する前のレベル1.5ドルから1.2ドルに下落した反動ともみられる買いが強まった。高値から安値への下落幅の23.6%戻しが1.27ドルで、2月にはこのレベルで反落している。今回のポンドの上昇は米ドルの下落要因もあったが、そろそろポンド買いの調整も一巡した観がある。
明日の通告を控え短期と長期のポジションの動きが交錯する可能性もあり、そうなれば短期的に荒っぽい動きが予想される。
下値目途としては38.2%戻しの1.24前半が意識される。
ただ、ブレグジットショックでの下落は既に織り込んでおり、下振れがあれば最終的に買いを入れていきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2700(2月2日高値)~1.2420(38.2%)

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[ポンド米ドル]いよいよEU離脱通告

(ポンド米ドル8時間足)


今週29日水曜日はいよいよ英国政府がEUに対して離脱の通告を行う。昨年6月24日のブレグジットショックから9ヵ月余り過ぎており、その間市場は大分今回の離脱を織り込んでいる。今後2年間の交渉が始まるが、分担金の支払いやユーロ加盟国27か国との交渉はこれからだ。また、スコットランドや北アイルランドの独立も含め英国にとってはいばらの道となる。しかし、市場は長期的な流れよりも目先のBOEによる利上げ期待が先行。
噂で売って事実で買うとの例えではないが、実際に離脱通告をすることで買い戻しの動きが更に高まる可能性がある。ただ、最近のポンドの動きは指標発表などを前に動きだすことが多く見られる。投機筋が目先のポジションを引きずり出し、その後再び元のレベルに戻すといった動きだ。
29日の通告を控えポンド売りの仕掛けには注意したい。
ポンドドルは最初に下振れがあるとすれば下値目途としてフィボナッチ38.2%戻しの1.2370ドル付近。
或いは、そのまま買いを入れてくるとすれば今年最高値となる1.27ドル付近が意識される。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2700~1.2370

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