ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-03

[ポンド米ドル]上昇も終盤へ

(ポンド米ドル8時間足)


英国がEU離脱宣言をする29日が迫る中で再びポンドへの売りが強まる可能性が高い。
EUは英国に対して最大600億ユーロの支払いを要求しており、支払いが拒否されるようなら再び混乱が拡大する懸念もある。また、スコットランドや北アイルランドの独立の動きもみられる。
前日にロンドンでテロ行為が発生したこともポンド買いに影を落とす。
一方、ポンド安が英国経済の下支えとなっており、金利引き上げ期待がポンド買いを促している。
昨日発表された英国2月小売売上高指数が1.4%と予想の0.4%を大きく上回ったことからポンドは上昇。その後も底堅い動きが続いている。
また、オバマケア代替法案を巡りドル安が進んでいることもポンドの押し上げ要因となっている。
しかし、ポンド上昇もそろそろ終盤に近付いているようにみえる。
チャートを見ると2月24日に付けた高値に近づいてきた。
ポンドドルの習性としてV字型の「往って来い」が多くみられ、1.25ドルミドルレベルでは利食いが出やすいことから、一先ず戻り売りスタンスで臨みたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2560(2月24日高値)~1.2420

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[ポンド米ドル]物価目標を上回るCPI

(ポンド米ドル8時間足)


昨日のロンドン時間に発表された英国2月CPIが年率で2.3%と予想の2.1%を上回った。BOEの物価目標2%を上回ったことでBOEの利上げ期待が高まりポンドは急騰。今月29日には英国がEU離脱通知をすることが前日に決定。ポンドが売られる場面も見られたが小幅で止まったことも買い安心感を与えたようだ。
また、米長期金利が低下したことでドル安が進んだこともポンドの更なる押し上げ要因となっている。
既に昨年6月から売られていたポンドだけに、ここから更に売り込む材料に乏しい。EUとの交渉も今後2年間という長期マラソンとなることから、市場では目先の利上げ期待によるポンド買いが優勢となっている。
ポンドドルはフィボナッチ61.8%戻しの1.2480ドルを上抜けたことから次の上値ターゲットは2月24日に付けた高値1.2570ドル付近が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2570(2月24日高値)~1.2400

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[ポンド米ドル]EU離脱通知決定も織り込み済み

(ポンド米ドル8時間足)


昨日のアジア市場ではドル安の動きが続く中でポンドは底堅い動きで始まった。ロンドン市場では英国がEUからの離脱を今月29日に通知することが決定。ポンドは1.2430付近から下落に転じ100ポイント下の1.2330付近まで売り込まれた。しかし、先週末の安値1.2320が意識され下げ止まった。
月内でのEU離脱を既に市場は織り込んでおり、ポンド売りはこれで一巡したとみる。EU離脱による英国の今後の負担などは既に昨年6月のブレグジットショックである程度織り込んでいる。ここにきてBOEの利上げ観測が高まる中で押し目買いの動きが強まりそうだ。上値目途としては61.8%戻しの1.2480が意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.2480(61.8%)~1.2320

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[ポンド米ドル]利上げ期待とブレグジット

(ポンド米ドル4時間足)


BOE政策会合では予想通り政策金利と買取プログラム規模は据え置かれた。しかし、フォーブス委員が一人だけ0.25%の利上げを主張。票が割れたのは昨年7月以来。また、議事要旨で「目標を上回るインフレに対して許容するのも限りがある」としたことでポンドドルは1.22ドルミドルから1.23ドル後半まで急上昇。
ポンドドルは前日のFOMC発表後に1.22ドルから1.23ドルに上昇。一旦はBOE前に1.22ドルミドルまで押し戻されて1.2375ドルまで上昇するなど階段を上るように上昇。買いの強さが示された。
英国経済の回復が目立つ中でのBOEの利上げへの動きは今後も続くとみてよいだろう。しかし、来週にもメイ首相はEU離脱を通告することになる。昨年6月の時のブレグジットショックはまだ記憶に新しく、上昇した後だけに下落リスクは高まる。
ただ、今日明日は依然としてポンド買いは優勢とみられフィボナッチ61.8%戻しとなる1.24ドルが次の上値目標として意識される。このレベルを上抜けるようなら次の目標は1.26ドルとなる。

ポンドドル予想レンジ:1.2400(61.8%)~1.2290

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[ポンド米ドル]EU離脱への新たな不安拡大

(ポンド米ドル8時間足)


英国ではメイ首相にEUから離脱する権限を付与する法案が上下両院で可決。これで月末までに通告を実施することが確定した。離脱後もEU側は英国に対して600億ユーロの分担金を支払わない限り通商交渉に応じないとしている。また、スコットランドの独立機運も再び高まるなど、ブレグジットショックが再び高まり始めている。更に、米国利上げペースが速まるようならドル高が進みポンドドルは一段の下落を余儀なくされそうだ。
戻りの目途としてはフィボナッチ61.8%戻しとなる1.22ドル付近。下値目途は1月16日に付けた安値1.2ドル付近。この時の安値はメイ首相がEU単一市場からの撤退を表明したことでポンドドルが急落した日でもある。
EUからの離脱宣言をするまではポンドにとっては不安感が付きまとう事から、上値の重い展開が続くとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2200(61.8%)~1.2000( 1月16日安値)

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[ポンド米ドル]スコットランド独立懸念も一時的

(ポンド米ドル4時間足)


東京時間の早朝にポンドが急落。タイムズ紙がスコットランドの独立に対し、EU離脱通告後の実施を条件にメイ首相が住民投票に合意する可能性があると報じたことでポンドが売られた。
この時間帯はポンドの流動性が低いことから1.2388まで下落した。その後も上値の重い展開となったが、NY市場では買い戻しの動きが強まり1.2475まで上昇。イギリス政府の報道官が「住民投票を実施すべきか。答えは明らかにノーだ」と言及するなど、情報は交錯している。ただ、問題が燻ぶり始めたことは事実でありポンドが上昇したところでは売りが出やすくなった。
これらの問題は決定的な売り材料にもなりにくく、来月のEU離脱宣言を控え慎重な動きが続く。結果的に1.25ミドルから1.24ミドルのレンジ相場は継続するとみる。

ポンドドル予想レンジ: 1.2500~1.2350

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