ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2017-06

[ポンド米ドル]金融政策で一喜一憂

(ポンド米ドル2時間足)


先週開かれたBOE政策会合で利上げを主張するメンバーが1人から3人に増えたことで利上げ期待が高まった。しかし、先日カーニーBOE総裁が利上げに否定的な発言をしたことで失望売りを誘った。ポンドドルは1.27ドルミドルから1.259ドルまで下落。その次の日にホールデンMPC委員が「半年後に金融刺激策の一部解除を支持する」と発言したことで再び利上げ期待が高まりポンドドルは1.27ドル台を回復するなど、金融政策の行方に一喜一憂する動きがみられる。ただ、流れとしては年内利上げの可能性が高いとの見方が増えていることからポンドは底堅い動きが予想される。
一方、本日閉幕となるEU首脳会議では英国とのブレグジット協議で混とんとしている英国政局のなかEUが有利に立っている。しかし、相場への影響は限定的であり市場の注目は金利に反応しやすくなっている。
EU首脳会議が終了したところでポンド買いの動きが再び強まる可能性が高いとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2740(38.2%)~1.2650

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[ポンド米ドル]利上げ期待とEU離脱

(ポンド米ドル日足)


前日カーニーBOE総裁が利上げに否定的な発言をしたことでポンドは失望売りが強まり下落に転じた。その流れを継いで昨日の欧州市場でポンドドルは前日の安値1.1260ドルとほぼ同レベルの1.1259ドルまで下落。しかし、その後ホールデンMPC委員が「半年後に金融刺激策の一部解除を支持する」と発言。ホールデン委員は先週のBOE政策会合で利上げに反対したメンバーということもあり市場の利上げ期待は再び高まった。
ポンドは安値1.2589ドルから一気に1.1271ドルまで100ポイント余り上昇。その後1.2540ドルまで押し戻されたが底堅い動きで引けている。
しかし、メイ政権の弱体化によりEU離脱交渉が不利に運ばれるとの見方もありポンドの売り圧力は依然として残る中でのポンド上昇。目先は利上げ期待で買いが先行しやすいものの最終的に上値が抑えられるとみている。
ボリンジャーバンドの下限でバンドウォークが始まった可能性が高く、戻り売りを主体に戦略を立てておきたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2740~1.2590(BB下限、50.0%)

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[ポンド米ドル]EU主導の離脱交渉

(ポンド米ドル日足)


ロンドン時間にカーニーBOE総裁が「インフレ圧力が抑制されており、利上げ時期ではない」と発言したことでポンドは一気に100ポイント以上下落。先日開かれたBOE政策会合で3人のメンバーが利上げを主張したことで利上げ期待が高まった。ポンド買いが強まり始めていただけにその反動が入ったとみられる。ポンドドルは1.2750ドルからNY市場にかけて1.26ドルまで下落。その後も上値の重い展開が続きほぼ安値圏である1.26ドル前半で引けている。
昨日から始まったEUとの離脱交渉は英国に支払いを求める清算金などが最優先となることで合意。英国は当初支払いを拒否していただけに、EU主導の離脱交渉で始まった。
英国の政局混乱でメイ首相が強い姿勢を示されないことがポンド売りを促す。
利上げ期待が後退する中で、英国の政局不安定の状況が続く間はポンド売りの動きは継続するとみる。

ポンドドル予想レンジ:1.2700~1.2580(50.0%)

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[ポンド米ドル]BOE政策会合に注目

(ポンド米ドル2時間足)


ポンドは英国総選挙で保守党が議席を失ったことで300ポイント余り下落した反動が少しずつ入り始めている。昨日も東京市場が引けた途端ポンドドルは1.2740ドル付近からはいきなり1.28ドル近くまで上昇。その後利食い売りが入り1.2720ドルまで下落。NY市場では米経済指標の結果を受けドルが売られると再びポンドドルは1.28ドル台に上昇。FOMC会合を控えその後1.2760ドルまで押し戻されたがすぐに反発するなど荒っぽい動きが目立った。短期筋中心の相場展開とみられるが、最終的に上昇して引けている。
本日開かれるBOE政策会合ではこれまでの政策を維持すると予想され大きな混乱はないとみる。ただ、連立政権協議の進展を背景に選挙後の下落で開いた窓を埋めに入る可能性が高いとみる。
ただ、政局混乱は今後も続くことは確かで最終的にポンドの下落は継続とみて戻り売りを狙いたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2850(61.8%)~1.2720

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[ポンド米ドル]政局で上値抑えられる

(ポンド米ドル日足)


混迷前倒し選挙を行ったメイ首相の思惑は大きく外れ議席の過半数を失うことが確実となった。
メイ首相の求心力失墜で今後のEU離脱交渉に影響を及ぼす。しかし、それ以上に市場の不安は今後の政局混迷にあり、9日からのEU離脱交渉どころではなくなった。
この結果がポンド売りにつながったとみてよいだろう。当面政局の混迷がポンドドルの上値を抑えることになりそうだ。
一方、保守党勢力の低下で今後ハードブレグジットからソフトブレグジットに移ればポンド買いにつながる可能性もある。今回の混乱が収まるようなら再びポンドドルは上昇に転じるとみる。
開票を終え出口調査で過半数割れとなったことが明らかとなりポンドドルは1.2950ドルから1.2630ドル付近に下落。東京市場のポンド取引は流動性が低いということもあり過剰反応した感もある。その後は1.2825ドルまで買い戻されたが結局調整後は再び下落に転じた。
今週は先週末の安値を底に時間調整からのもみ合いに入る可能性が高いとみる。
積極的なポンド買いは難しいことから戻り売り中心にレンジ取引に徹したい。
戻りの上値目途はフィボナッチ38.2%戻しとなる1.2830ドルだが短期筋のショートカバーが入れば1.28ドル後半も視野に入る。

今週のポンドドル予想レンジ:1.2880~1.2630(61.8%、6月9日安値)

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[ポンド米ドル]保守党過半数議席割れ

(ポンド米ドル8時間足)


英国の総選挙が東京市場早朝に締め切り、出口調査の結果労働党が314議席と現在の330議席を下回った。圧倒的な勝利を期待したメイ首相にとっては大きな誤算となった。
過半数を下回ったことでいわゆるハング・パーラメントに陥ると予想され政治の混乱が高まるとの懸念が広がった。この調査発表を受けポンドドルは1.29ドルミドルから1.27ドル前半に急落。この時間帯は薄商いということで過度に反応した感もあり、買い戻しの動きがすでに入っている。
東京市場ではポンドの取引が少なく、欧州市場で再び売りが強まる可能性が高い。
ただ、メイ首相の信任が低下しハードブレグジットは難しくなることは寧ろ英国企業にとってはプラスとの見方もある。ポンド売りも一時的なショック状態でありいずれ上昇に転じるとみている。
朝方付けた1.27ドル付近が欧米市場で下げ止まるようなら打診買いを入れてみたい。

ポンドドル予想レンジ:1.2860~1.2700

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