ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2018-10

[ユーロ米ドル]ダブルボトムを付け反発

(ユーロ米ドル日足)


イタリアに対して欧州委員会は財政規律に違反すると正式に警告を与えた。
ユーロは10月9日に付けた安値1.1432に迫る1.1434まで下落した。
イタリア政府はこれに対し財政赤字目標を対GDP比2.4%から2.1%に変更することを検討するとしユーロは1.1535まで反発。辛うじて1.1432割れを回避したことで目先安心感が広がる。
しかし、これでイタリアリスクが後退したわけではなく短期的な戻しとみた方がよさそうだ。
今週はECB理事会が開かれるが現行の政策金利は維持されると予想され市場への影響は限定的とみる。
注目はその後のドラギ総裁の記者会見に集まる。イタリア財政赤字懸念や国債の下落などに対して出口戦略に慎重姿勢を示すようならユーロ売りが再開することになる。
また、貿易摩擦による欧州経済への影響などに言及すれば同様にユーロ売りが強まる。
反対に、改めて出口戦略に前向きな姿勢を示すようなら一旦は買いが強まったとしてもイタリアやドイツの政治混乱などを背景に上値は限定的とみる。
戻り売りスタンスで臨みたい。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1580(38.2%、BB中心)~ 1.1380(BB下限)

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[ユーロ米ドル]イタリア懸念によるユーロ売りも限定的

(ユーロ米ドル日足)


EU首脳会議が閉幕。その中でドラギ総裁は名指しは避けたものの大規模な歳出と減税措置が盛り込まれたイタリア予算案に関して批判。EUは正式にイタリアに対して財政規律に違反するとして警告する方針を固めるなどイタリア懸念が強まった。
ユーロは1.15前半から下落が始まりNY市場で1.14ミドル付近まで下落。ほぼ安値圏での引けとなった。
イタリア予算案への懸念は強まる一方でドラギ総裁はユーロ圏見通しは前向きと発言。
イタリアに対する圧力をかけているものの市場は最終的に妥結するとの見方が根強い。
サウジの地政学的リスクや中国景気の減速などで市場は悪材料に反応しやすくなっている。
イタリア懸念によるユーロ売り圧力はそろそろ最終段階に近づいているとみる。
目先は10月9日に付けた安値1.1432を下抜きボリンジャーバンドの下限となる1.1390付近を試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1510~ 1.1390(BB下限)

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[ユーロ米ドル]イタリア予算案問題とドル高

(ユーロ米ドル日足)


東京市場で比較的落ち着いた動きが続いたユーロだが欧州市場に入り下落に転じた。
イタリア政府高官が「19年度イタリア予算案がEUに拒否され、格付け会社が同国の格付けを引き下げる可能性がある」との認識を示したことでイタリア不安が再燃。また、ブレグジット協議が難航していることも嫌気されユーロの下押し圧力となった。
また、この日公開されたFOMC議事要旨で数人のメンバーが長期的な水準を上回るまで利上げが必要と判断しドル金利が上昇。ドル高が進んだことでユーロは1.15ドル付近まで下落して引けている。
結局ボリンジャーバンドの上限となる1.16付近で上値が抑えられユーロ売りが再開。10月8日に付けた安値1.1432を再度試す展開が予想される。

ユーロドル予想レンジ:1.1550~ 1.1420(BB下限)

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[ユーロ米ドル]ドイツ与党弱体化への懸念

(ユーロ米ドル日足)


週末に行われたドイツバイエルン州議会選挙で与党CSUが歴史的な大敗となったことを受けメルケル政権への懸念が拡大。週明け東京市場でユーロは下落して始まった。しかし、欧州市場でドイツの株式市場が上昇して始まるとユーロの買い戻しからスタート。既に先週末に売り込まれていたことから買い戻しの動きが目立った。
しかし、イタリア予算案を巡りEUの対応も懸念されるなかで先週末の高値1.1610の手前の1.1606で押し戻されるなど目先の上値の重さを確認した格好だ。
このレベルはボリンジャーバンドの上限レベルであり意識された。
このレジスタンスを上抜くにしても一旦は下押しが必要だ。
下値目途としてはフィボナッチ50%戻し1.1520付近か61.8%戻しの1.15ドル付近であり、下げ止まりを確認してから買いを入れていきたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1610~1.1520(50%)

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[ユーロ米ドル]イタリア予算案の行方とECB金融政策

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20181015_hiashi.jpg

15日にイタリア2019年度予算案の欧州委員会への提出期限が迫る中で先週末ユーロ売りが強まった。欧州時間にユンケル欧州委員長が「イタリアは予算案に対して約束を守っていない」と発言。また、EU高官は「来年のイタリア財政赤字(GDP比)2.4%内に収まるか不確か」「赤字が計画を上回る恐れがある」と発言するなどイタリアによる不安感が広がった。
もしイタリアの財政規律違反が判明すれば欧州委が予算案を拒否する可能性はあるものの最終的に決着がつくとの見方が多く、ユーロ反発のきっかけになりそうだ。
先週はドラギ総裁が「基本的なインフレは年末にかけて上がり、その後も中期的には徐々に上昇していく」と発言するなど利上げに前向きな発言と捉えられる。米長期金利の上昇が抑えられたこともありユーロ買いに安心感を与える。
トルコでは米国人牧師が解放されたことも市場に安心感を与えるとともにユーロの下支えとなり今週は一段の上昇を予想する。
1.1620はフィボナッチ50%戻しでありボリンジャーバンドの中心線が位置し一旦は上値が抑えられそうだ。ただ、勢いがあれば7月に上値を何度も抑えられた76.4%戻しでもある1.1730付近を試す展開も予想される。

ユーロドル予想レンジ: 1.1730(76.4%)~1.1470

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[ユーロ米ドル]米長期金利上昇とイタリアリスク

(ユーロ米ドル日足)



サルビーニイタリア副首相が「政府は予算案を変えることはないだろう」と発言するなどEUとの対立が懸念される中でユーロ売りが先行。また、米長期金利が一時7年5か月ぶりの3.26%に上昇。イタリア債券や株式市場で下落が強まったこともありユーロは対ドルで1.1432まで下落した。
一方、トリアイタリア財務相が「イタリア政府は財政赤字を著しく減らしたい」と発言。また、サボナイタリア欧州問題担当相は「イタリア債スプレッドが拡大すれば予算概要を変更すべき」などと発言。15日期限に向けてEUとの攻防戦が続く間はユーロの上値は抑えられることになりそうだ。
また、米国経済の強さは物価上昇を促すもので米長期金利が一段と上昇するようならユーロ売りが強まる可能性が高い。
ただ、ボリンジャーバンドの下限がユーロの底を支えていることから下げ止まりの兆候も見える。
ここからのユーロ売りは慎重にしたい。

ユーロドル予想レンジ: 1.1550(50%)~1.1420(BB下限)

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登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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