ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2019-06

[ユーロ米ドル]下落は調整か

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20190617_hiashi.jpg

ドイツ国債が過去最低の利回りまで低下したことでユーロ売り圧力が強まった。
また、イタリアがミニBOTと呼ばれる少額債券を公共部門の納入企業に対して通用させることを検討するなどユーロ離脱懸念がユーロ売り圧力を高めた。
下降トレンドラインの上限を上抜けしたことで一先ずボトムを付けたかと思われたユーロも再び下落に転じている。
今週は下落の流れが継続されるのか、或いは調整売りとなり再び上昇に転じるかを見極める週となる。
1.11ドルを下抜けるようなら下降トレンド再開とみてよいだろう。
反対に、1.11ミドル付近で下げ止まり1.1350を上抜くようなら1.1550を目指す展開とみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1300~1.1160(76.4%)

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[ユーロ米ドル]下降チャネルに戻る

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20190614_hiashi.jpg

ユーロドルは依然上値の重い展開が続いている。
下降チャネルの上限を上抜いたものの、その後は再びチャネル内に押し戻されている。
イタリア財政赤字問題を巡りEUとの軋轢が増す中で、イタリアの両副首相が公共部門の納入企業などへの支払いをユーロではなくミニBOTと名付けた借用書で行うことを協議する方針を示した。これは最終的にユーロからの離脱の可能性を示すものとの見方もあり、ユーロ売りを促した。
ただ、この動きが実際に実行されるかどうかは時期尚早で、今の時点ではユーロにとって影響は少ない。
下降チャネルの最上限を下回ったものの、その下には2番目の上限が位置することから、このレベルを下回らないようなら再度上値を試す可能性を残す。

ユーロドル予想レンジ:1.1300~1.1230(50%)

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[ユーロ米ドル]短期のダブルトップ

(ユーロ米ドル日足)


ボリンジャーの上限に沿ったバンドウォークが続くユーロは昨日も上昇が続くかと思われたが失速。昨日のNY時間に発表された米5月CPIの伸び率が鈍化したことを受けFRBへの利下げ期待が高まり発表後ドル売りの動きも見られた。しかし、既に利下げを織りこむ格好でドル売りが強まった後だけに寧ろ直ぐにユーロは下落に転じた(ドル上昇)。
利食い売りのきっかけとなったことでその後もユーロ売りの勢いは止まらず1.29を割り込んで終了。
短期的に1.34ミドル付近でダブルトップを形成したとみることもできる。
ただ、既に下降トレンドを上抜いたことからあくまで短期的な下押しとみており、押し目買いスタンスで臨みたい。
押し目買いのレベルは38.2%戻しの1.12ミドルから50%戻しの1.1230付近とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.1320~1.1230(50%)

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[ユーロ米ドル]トランプ発言でユーロ一段高

(ユーロ米ドル日足)



中国政府がインフラ投資の資金調達を支援する方針が示されたことで欧州株価が上昇しユーロ買いが先行。その後トランプ大統領が「ユーロなどの通貨が下落し、米国は大きな不利益を被っている」と発言したことでユーロ買いに拍車がかかり一時1.1337まで買われた。
前々日の高値1.1347までは届かずに終了。買いの勢いは依然として残る。
しかし、ボリンジャーバンドの上限に沿ってバンドウォークが続いていることから買いの勢いは強いとみてよいだろう。今日の欧州時間にはドラギ総裁の金融政策に関しての発言に注目が集まる。もし、利上げに後ろ向きな発言があれば一時的に売りが強まる可能性があるが、寧ろ押し目買いのチャンスとみる。
フィボナッチ50%戻しでもある1.1340付近で一旦は頭を抑えられたが、このレベルを上抜けるようなら61.8%戻しとなる1.1390が次の上値ターゲットとなる。

ユーロドル予想レンジ:1.1390(61.8%)~ 1.1300

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[ユーロ米ドル]米金利上昇で上値抑えられる

(ユーロ米ドル日足)



上昇トレンドラインを上抜いたユーロドルも米長期金利の上昇により上値が一先ず抑えられている。
昨日の欧州時間にデギンドスECB副総裁が「ECBは現状の政策によりインフレ目標を達成することを確信している」などと発言。先週のECB理事会では利上げ時期を半年先延ばししており、市場は利下げ期待が寧ろ高まっているだけにこの発言による反応は見られなかった。
結局米長期金利が上昇したことでドル高の動きがユーロドルを押し下げた格好だ。
米長期金利の上昇は低下し過ぎた反動でもあり、市場のFRBに対する利下げ期待は依然として根強い。トランプ大統領は昨日「FRBの行動は破壊的だ」と発言するなどFRBに対する利下げ圧力をかけている。
下値押しはそれ程深いものにはならないとみており押し目買いスタンスで臨みたい。

ユーロドル予想レンジ:1.1340(50%)~ 1.1250

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[ユーロ米ドル]下降トレンドライン上抜く

(ユーロ米ドル日足)



先週のECB理事会で利上げ時期を半年先送りしたことで本来ユーロ売りに繋がるものの、上昇に転じた。市場では利下げ期待が既に高まっていたためだ。また、ドラギ総裁が景気に楽観的な見方を示したこともユーロ買いを促した。
結果的に1.1ドル付近のダブルボトムを形成し下降トレンドラインを上抜いたことで今週は一段のユーロ上昇の動きが予想される。
先週末の米雇用統計の悪化により米長期金利が1年9か月ぶりの低いレベルまで下がったこともユーロ買いに拍車をかけた。
ECBは期間を延長したものの利上げスタンスを変えていない。
一方、FRBは近いうちに利下げを実施する可能性があることから金融政策の違いによるユーロ買いも出やすい。
ただ、イタリア財政赤字問題やブレグジット問題などの難問を抱えていることから上値も限定的とみる。

今週のユーロドル予想レンジ:1.1400(61.8%)~ 1.1200(BB中心)

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