ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[米ドル/円] インフレ動向に関心


ドル/円は突っ込み買い。「世界的な景気減速見通し」拡大を背景として「需要後退」が懸念され、ファンド・投機筋による買い攻勢が和らぎ「商品相場」がジリジリと水準を下げ始めており「インフレ動向」に対する警戒感が薄れているようだが、米国時間に発表されるPCE(個人消費支出)は、FRB(連邦準備制度理事会)の関心が高い指標であり、PCEコア価格指数(前月比・前年比)が市場予想を超える水準に上昇すれば、バーナンキFRB議長が示唆した「インフレは景気減速によって抑制される」との見通しに狂いが生じることになり、FRB金融政策運営に影響を及ぼす可能性もある。また、市場参加者も「インフレ」に対する警戒感を強めることになり、「年内利上げ観測」を拡大させる要因と成り得る。金融市場動向も目を離せない状況だが、インフレ動向にも目を配ることも必要だ。米・7月PCEは前月(6月/+0.6%)に比べ低下が予想(中央値/+0.3)されているが、PCEコア価格指数は前月(6月/前月比0.3%・前年同月比2.3%)とほぼ横這いが予想(中央値/前月比0.3%・前年同月比2.4%)されている。また、シカゴ購買部協会指数は前月(7月/50.8)から低下が予想(中央値/50.0)され、ミシガン大マインド指数は前月(7月/61.7)若干の改善が予想(中央値/62.0)されている。金融市場動向も目を離せない状況だが、インフレ動向にも目を配ることも必要だ。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先したい。

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[ユーロ/円] 新たな対策を期待


ユーロ/円は突っ込み買い。「インフレ高進」「景気減速」が同時進行、「景気減速によるインフレ低下期待」も2次的影響顕在化から狂いが生じる可能性が高まり、ECB(欧州中央銀行)金融政策では「制御」することが難しい状況が迫りつつあり、ECBも新たな対応策を模索していると見ている。独・8月雇用統計は市場予想を上回る確りした内容だったが「ピーク」に達した可能性があり、景気減速を押し返す力強さは期待できない。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、167円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] 原油時間外上昇


ユーロ/ドルは逆張り。ユーロ/ドルは原油相場が時間外取引で上昇(15時時点/116.93ドル+1.34ドル)していることを受け、1.7ドル台半ばを堅調に推移している。目先筋を中心に買われているようだが、グルジア紛争に端を発したNATO(北大西洋条約機構)とロシアの関係が悪化していることも買い材料となっている。時間差があるだけで、「原油相場上昇」はユーロ圏経済にも圧迫要因となるが、足元ではドル売り材料となっているようだ。

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[英ポンド/円] 住宅関連指標悪化


英ポンド/円は下値摸索。英・8月住宅価格が前年同月比10.5%下落となり、統計開始以来、下落幅が最大となったことが「売り材料」となり、英ポンド/円は200円台を割り込んでいる。GDP発表を契機に「景気先行き見通し」に対する悲観的な見方が拡大、英ポンド売りが続いている。一方、英・GfK8月消費者信頼感指数はマイナス36と前月(7月/39)から改善、市場予想(中央値/マイナス41)を上回った。「下値見極めから買い拾い」、ファンド・投機筋による売り攻勢一巡を待ちたい。

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[豪ドル/円] 「利下げ観測」が上値圧迫


豪ドル/円は突っ込み買い。原油上昇を手掛かりにユーロ/ドルが確りに推移、「米ドル買い/豪ドル売り」も後退しており、豪ドル/円も下値抵抗を見せている。ただ、「利下げ観測(0.25%)」が上値を圧迫、伸び悩んでいる。既に「利下げ(0.25%)」は織り込み済みだが、後退したとはいえ「大幅利下げ(0.50%)観測」も根強く、上値の重い推移が続く見通し。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円台割れ。

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[アイスランドクローナ/円] ユーロ圏経済見通し不透明化


アイスランド・クローナ/円は突っ込み買い。ユーロ圏全般に比較して北欧諸国経済は底堅く推移しているが、「景気先行き見通し」を楽観視できる状況ではなく、アイスランド経済も以前と比べ不安定化している。ただ、季節的要因を背景に経済活動は活発化しており、消費関連指標を押し上げる可能性は高い。1.22円近辺を揉合う推移だが、下押しは考え難い。反面、影響が大きい「ユーロ圏経済見通し」が不透明化、上値に転ずるには抵抗が強い。下値圏と見ることもできるが、積極的に買い拾うには手掛かり材料に欠け、突っ込み買い方針を維持したい。1.23円台割れを買い拾い、1.25円近辺で調整売りを優先。

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[国際原油] NY原油(28日)反落


NY原油期近10月限は115.59ドル(-2.56ドル)と反落、ハリケーン「グスタフ」による「製油所操業停止」を見込んだファンド・投機筋が買い進むなか、IEA(国際エネルギー機関)加盟国は「ハリケーン被害」が出た場合、SPR(戦略石油備蓄)放出で連携する用意があるとの報せが入り、思惑外れからファンド・投機筋はポジション整理を余儀なくされた。NY時間外取引(16時時点)は116.88ドル(+1.29ドル)と上昇。

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[株式] 悲観的な米景気見通し後退


日経平均株価は13072円87銭(+304円62銭)と続伸、TOPIX(東証株価指数)は1254.71(+35.18ポイント)と反発。出来高(17億7925万株)売買代金(2兆0298億円)。米国第2四半期(4―6月)実質GDP(国内総生産)上方修正を受け「悲観的な米景気見通し」が後退、自動車・鉄鋼・保険業・証券・銀行業など幅広い銘柄に買い(買戻し)が入る。東証1部銘柄は88%が上昇・下落は8%。業種別株価指数(33業種)は全て上昇。

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[米ドル/円] GDP改定値


ドル/円は突っ込み買い。米・7月製造業耐久財受注額は前月比1.3%増加となり、市場予想(前月比/横這い)を上回る確りした内容となり、ドル/円を押し上げた。一方、ウェーバー独連銀総裁が「目先的な利下げ」を否定する発言を受け、ユーロ/ドルが上昇したことが上値を圧迫、109円台前半を推移している(日本時間/14時現在)。ただ、現時点でECB(欧州中央銀行)「利下げ観測」にはかなり無理があり(ユーロ/円見通しを参照)、ユーロ/ドル上昇はファンド・投機筋による「ユーロ買戻し」が背景。また、原油相場上昇も圧迫要因だが、ハリケーン「グスタフ」による「製油所操業停止」を材料にファンド・投機筋が買い進んでいることが背景だが、現時点でドル・原油がともに上昇していることを勘案すれば「米経済先行き見通し」がかなり改善した可能性がある。一方、「原油上昇」がこれまでに比べ圧迫要因としてウェートが下がった可能性もあり「売り材料」として過大視することは避けたい。米国・ユーロ圏金融市場混乱収束にはかなりの時間が必要で、当面はドル/円も不安定な動きが続くことは避けられない。米国時間に発表される米・経済指標だが、米・第2四半期GDP(国内総生産)改定値では、伸び率が速報値(前期比1.9%増加)から上方修正されると予想(中央値/2.7%増加)されている。新規失業保険申請件数は前週(43.2万件)から減少が予想(42.5万件)されるが、継続受給者は前週(336.2万人)から増加が予想(中央値/338.0万人)されている。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先したい。

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[ユーロ/円] 「利下げ」は時期尚早


ユーロ/円は突っ込み買い。ウェーバー・独連銀総裁が「利下げ」に対し否定的な見解を示唆したことがユーロ買いに繋がり「ユーロ/円」は水準を上げた。ただ、既に「インフレ高進による二次的影響」が顕在化しているユーロ圏では、「エネルギー・食品価格下落」によるインフレ率抑制効果が期待通りに得なれない可能性も高い。また、現時点で「利下げ」を決定すれば、インフレ率上昇に繋がる恐れもあり、ECB(欧州中央銀行)が期待した「景気減速/インフレ低下」という構図は既に崩れたと見ている。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、167円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] ユーロが優勢に転じる


ユーロ/ドルは逆張り。「利下げ観測」後退を背景にユーロ/ドルは上昇した。ただ「利下げ観測」を後退させたウェーバー・独連銀総裁発言には注意する必要があり、既に「インフレ高進」による二次的影響が顕在化するユーロ圏では、「景気減速」によるインフレ抑制効果が得られず、「利下げ」がインフレを押し上げる可能性もあることを認識したい。一方、米国景気は意外に底堅く、ユーロ買いが長期化することは期待できない。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[英ポンド/円] 景気見通し悪化


英ポンド/円は下値見極め。英・第2四半期GDP(実質国内総生産)改定値が前期比横這い(ゼロ成長)となって以来、ファンド・投機筋による「英ポンド売り」が積極化している。英日刊紙による悲観的な報道もあり、英ポンド/円は200円近辺を弱含みに推移している(15時30分/日本時間)。報道ではリセッション入りを予想しているが、リセッション入りしたユーロ圏経済に比べて「健全性」を有しており、「エネルギー・食品価格下落」に対する反応も敏感と見ている。「下値見極めから買い拾い」、ファンド・投機筋による売り攻勢一巡を待ちたい。

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[豪ドル/円] 大幅利下げ観測後退


豪ドル/円は突っ込み買い。豪・第2四半期民間設備投資(季節調整済み/実質)は前期比5.7%増加と市場予想(中央値/前期比2.7%増加)を大幅に上回り、「大幅利下げ(0.50%)観測」が後退、豪ドル/円は94円台後半に水準を上げた。ただ、ユーロ/ドルが下落する可能性が高く、ファンド・投機筋によるポジション調整を背景とした「米ドル買い/豪ドル売り」が続く恐れがあり、追随買いは避けたい。「資源国・高金利通貨」として複雑な動きとなり易い場面だが、買い方針が妥当と見ている。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円台割れ。

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[トルコ・リラ/円] 地政学上のリスク


トルコ・リラ/円は突っ込み買い。国境を接するグルジアでは「南オセチア紛争」を契機にNATO(北大西洋条約機構)とロシアが睨みあい、トルコとカスピ海を結ぶ「エネルギー輸送回路」が途絶する可能性も生じている。ロシアが強硬な姿勢を変えず、事態が深刻化すれば、現時点でEU(欧州連合)加盟を目指すトルコが影響を受ける可能性が高く「グルジア問題」から目を離せない状況が続いている。「突っ込み買い方針」を維持、90円台割れを買い拾いたい。

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[国際原油] NY原油(27日)続伸


NY原油期近10月限は118.15ドル(+1.88ドル)と続伸、ハリケーン「グスタフ」による「製油所操業停止懸念」を背景にファンド・投機筋を中心に買いが継続するなか、「ユーロ/ドル上昇・原油在庫減少」を受け買いが一段と活発化。時間外取引(15時時点/日本時間)では119.10ドル(+0.95ドル)と上昇、ハリケーン「グスタフ」よる製油所(洋上)操業停止を見込んだ買いが続いている。天候を手掛かりとした買い攻勢だけに急落する恐れもあるが、グルジア紛争を契機に「地政学上のリスク」も高まっており、買われ易い地合といえる。

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[株式] 盛り上がりに欠ける展開


日経平均株価は12768円25銭(+15円29銭)と反発したが、TOPIX(東証株価指数)(-4.16ポイント)と続落した。出来高(13億8795万株)売買代金(1兆4577億円)。東証一部銘柄では、36%が上昇・57%が下落。盛り上がりに欠け、買い気も続かなかった。手掛かり材料が乏しく、米国金融機関に対する「信用不安」が警戒されるなか、模様眺め傾向が続いている。

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[米ドル/円] FOMC議事録


ドル/円は突っ込み買い。FOMC(連邦公開市場委員会)議事録(8月5日/金利据え置きを決定)では「インフレ圧力増大」に対し警戒は怠れないが、「景気減速」「金融市場動向」を勘案すると「金利据え置き」が妥当と判断されており、内容は概ね市場予想通りと言える。FOMCメンバーが、「住宅市場」「労働市場」「原油価格上昇」が景気圧迫要因であるとの認識を共有しており、当面は米国経済が減速傾向から抜け出すことは難しいと見ている。「インフレ」に関しては、各国中銀と同様に収束に向かうと見ている。ただ、「金利水準」関しては、フィッシャー・ダラス地区連銀総裁を除き、インフレを助長する水準と言う認識はないようだ。総じて「金融政策」に対し中立的なスタンスだが、景気減速に対する「強い警戒感」は窺えず「利上げ観測」を後退させる内容ではない。現時点で年内利上げ確立は40%に達しないが、可能性が消滅したわけではなく、「ドル売り」を抑制する要因となる見通し。「年内利上げ」は経済指標・金融市場動向次第と言える。米国時間に発表される米・経済指標では米・7月耐久財受注が注目されるが、前月(6月/0.8%増加)から減速が予想(中央値/前月比横這い)されている。ただ、市場に与える影響は大きくないと見通し。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先したい。

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[ユーロ/円] 二次的影響


ユーロ/円は突っ込み買い。ECB(欧州中央銀行)要人が、相次いで「インフレ高進」による二次的影響に対する懸念を表明、ECB(欧州中央銀行)が「金融政策」だけで「景気」を制御することが難しくなっているようだ。また、インフレが収束に向かっても「景気減速」が続く可能性があり、ECBが「早い時期での利下げ」を迫られる可能性も高まっている。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、168円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] 下値追い続く 


ユーロ/ドルは逆張り。前日(26日/欧州時間)に発表された独・8月IFO業況指数は94.8となり、悪化を織り込んで予想された水準を下回る弱い内容だった。一方、米・経済指標は全般に弱い内容だったが、米・8月CB(コンファレンス・ボード)消費者信頼感指数が市場予想を上回り、米・7月住宅販売にも改善が見られた。米・ユーロ圏とも金融市場に問題を抱え「単純比較」はできないが、急速に落ち込むユーロ圏経済動向が警戒されていることは否めない。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[英ポンド/円] 売り優勢に推移


英ポンド/円は突っ込み買い。リセッション入りしたユーロ圏経済に比べ、何とかリセッションを回避した英経済に対する市場の見方は厳しいと言える。英住宅市場改善は早くとも2009年第1四半期以降にずれ込む見通しだが、英経済指標がユーロ圏と同様に急速に落ち込む局面は避けられる可能性が高く、BOE(イングランド銀行)が「利下げ」を決定するには、「インフレ低下」が条件となる見通し。「突っ込み買い」方針を維持、202円以下を買い、207円以上はポジション調整を優先。

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[豪ドル/円] ドル・商品上昇


豪ドル/円は突っ込み買い。「ドル上昇/商品相場下落」の構図に変化が生じ、豪ドル/円も新たな展開が期待される。「米ドル/商品相場」が相反する場面が長く続いたが、前日はドル上昇/商品上昇が並立した。背景にはファンド・投機筋によるポジション調整が一巡、独自材料の影響力が高まった可能性がある。また、ユーロ/ドルが景気見通しを背景とした動きに回帰したことも影響しているようだ。「資源国・高金利通貨」として複雑な動きとなり易い場面だが、買い方針が妥当と見ている。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円台割れ。

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[南ア・ランド/円] 鉱山セクター


南ア・ランド/円は突っ込み買い。金融市場混乱・主要国景気減速などを背景に自動車販売が落ち込み「プラチナ需要低下見通し」が拡大、最も多い気シェアを占める南ア鉱山セクターにも影響が及んでいる。また、インフラ整備の遅れから「電力供給不安」が台頭、鉱山事故発生など圧迫要因も相次いで浮上している。産業構造変化を背景に南ア経済に対する貢献度は低下しているが、依然として主要な産業部門であり、世界的な「資源確保」動きが強まっていることを勘案すれば将来性も期待できる。現時点では、「資源国通貨」としての南ア・ランドを圧迫する要因であり、早期操業正常化が望まれる。「突っ込み買い」方針を維持。14円台割れを買い拾い、14.50近辺ではポジション調整を優先。

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[国際原油] NY原油(26日)続伸


NY原油期近10月限は116.27ドル(+1.16ドル)と続伸、ハリケーン「グスタフ」による「製油所操業停止見通し」を手掛かりにファンド・投機筋を中心に買いが継続。また、NATO(北大西洋条約機構)とロシア関係悪化が、「地政学上のリスク」を高めていることも買い要因。ただ、現時点で「グスタフ」はカテゴリー1(ハリケーンとしては小型)であり、勢力が増大しなければ警戒感は低下する可能性がある。

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[株式] 手掛かり材料に欠ける展開


日経平均株価は12752円96銭(-25円75銭)、TOPIX(東証株価指数)は1223.69(-5.66ポイント)と共に続落。手掛かり材料難に陥り、模様眺め姿勢に傾くなか、ポジション調整売りが上値を圧迫。総じて方向性はなく、取引も閑散だった。出来高(13億0452万株)、売買代金(1兆3441億円)となり、出来高・売買代金とも今年最低水準を更新。

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[米ドル/円] 信用不安再燃


ドル/円は突っ込み買い。米・7月中古住宅販売件数(季節調整済み/年換算)は500万戸と市場予想(中央値/491万戸)を上回ったが、住宅販売在庫が467万戸と過去最高水準を更新したことが嫌気された。また、米株式市場ではクレディ・スイスによるAIG(アメリカン・インターナショナル・グループ)は、第3四半期(7-9月)決算損失計上予想、韓国紙によるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスとKDB(韓国産業銀行)との出資交渉打切り報道など「信用不安」を煽る材料が相次ぎ「株価」が大幅に下落したことから「ドル売り」が先行した。一方、フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)短期債入札は応募倍率が3.95倍と前週(2.19倍)を上回り、フレディマック(株価)は約17%上昇、連動してファニーメイ(連邦住宅抵当金庫/株価)も買われ3.8%上昇。米国株式相場は「アナリストレポート」、GSE(政府系住宅金融機関/「ファニーメイ」「フレディマック」)動向に左右され易く、方向性を欠いた不安定な状況が続いている。また、米国時間に発表される米・経済指標では、米・7月新築住宅販売は前月(53.0万戸/前月比0.6%減少)から減少が予想(中央値/52.5万戸・前月比0.9%減少)され、米・8月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)は、前月(51.9)から改善が予想(中央値/53.0)されている。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先したい。

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[ユーロ/円] 先行き不安を拭えず


ユーロ/円は突っ込み買い。ユーロ圏経済が急速に落ち込んでいることが警戒され売り優勢に推移。特に、海外市場で円が対ドルで上昇した局面では売りが積み上がり易い。FRB(連邦準備制度)とECB(欧州中央銀行)では、金融機関に対する対応に差が生じており、額面通りに受け取れない面もあるが、ECBが金融機関に対し厳格な姿勢で臨む可能性があることも警戒される。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、168円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] ドルが優勢を維持


ユーロ/ドルは逆張り。金融機関に対する姿勢が、FRB(連邦準備制度理事会)とECB(欧州中央銀行)では相違が生じる可能性があり、「厳格な措置」を前面に押し出すECB動向が気掛かり。一方、落ち込みが続くユーロ圏経済指標だが、欧州時間に発表される独・8月IFO景況感指数も悪化が予想され、現時点ではドルが優勢を維持している。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[英ポンド/円] GDP発表が響く


英ポンド/円は突っ込み買い。前週末に発表された英・第2四半期(4-6月)GDP(国内総生産/改定値)は「横這い」と1992年第2四半期以降では最も弱い内容となり、「利下げ観測」が浮上、英ポンド/円を圧迫している。また、英・住宅市場も悪化傾向が続くと予想されていることも圧迫要因。ただ、現時点で「利下げ」を見込むことは時期尚早、「金利据え置き」を前提としたポジション構築を勧めたい。「突っ込み買い」方針を維持、203円以下を買い、208円以上はポジション調整を優先。

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[豪ドル/円] 信用不安を警戒


豪ドル/円は突っ込み買い。ユーロ/ドル下落を背景に短期筋が「米ドル買い/豪ドル売り」を継続、豪ドル/円も94円台前半を推移している。ポジション調整が背景にあり「高金利通貨」全般に拡大している。一方、「資源国通貨」としても「商品相場下落」に上値を圧迫されている。ただ、グルジア紛争を契機にNATO(北大西洋条約機構)とロシア間に摩擦が生じるなど「地政学上のリスク」が高まり、「商品相場」が上昇に転ずる可能性があることは念頭に置きたい。「突っ込み買い方針」を維持、買い場は95円台割れ。

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[トルコ・リラ/円] パイプライン送油再開


トルコ・リラ/円は突っ込み買い。火災発生原因は未だに不明だが、BTC(バクー・トビリシ・ジェイハン)パイプラインが送油を再開した。送油停止は約3週間となったが、トルコ経済に与える影響を警戒する事態は回避された。一方、トルコと国境を接する「グルジア」では「戦闘行為」は終結したようだが、NATO(北大西洋条約機構)とロシアの関係悪化と言う火種が残され、今後もトルコ・リラ/円が影響を被る可能性があり、動向から目を離せない状況だ。「突っ込み買い方針」を維持、90円台割れを買い拾いたい。

※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身の判断においてお取引ください。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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