ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2008-08

[米ドル/円] 米株式相場下落


ドル/円は突っ込み買い。前日、NY市場では米株式相場下落を受け「ドル/円」は軟化したが、株式相場下落に「投機的な売り」が関わった可能性が高く、下値警戒感からドル/円は109円台後半を底堅く推移している。米国株式市場で「売り圧迫」が再び高まった背景には、週明け(18日/米国時間)に「バロンズ(米国経済週刊誌)が、GSE(政府系住宅金融機関)「ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)・フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)」に対し、数ヶ月以内に公的資金が注入された場合、投資家は損失を被ると報道。同報道を受け、GSE株式が急落、金融セクター全般にも売りが拡大して大きく水準を下げ、ダウは大幅に反落。前日(19日/米国時間)も売りが先行、ダウは大幅に続落した。現時点では、GSEに対する公的資金注入がどのように実施されるかも決まっておらず、実施されるか否かも不明。バロンズによる報道も「予想」と言える。前日(19日)も米国株式相場は下落したが、「金融機関損失予想」を手掛かりとしたもので、投機筋による「売り浴びせ」が関わっている可能性も否定できない。投資家心理が不安定化しているだけに「未確認情報」に振り回されるケースも目立つ。当面、「米景気先行き見通し」に絡む不透明性が払拭されることは期待できず、混乱に耐え得るポジション構築が必要。市場参加者の多くが「ドル上昇」に懐疑的な目を向けており、本格的なドル上昇には「経済指標」「株価」などが改善することが必須条件と言える。ファンド・投機筋による「調整買い」が押し上げる「ドル/円」を追随的に買い進むことはリスクを背負う可能性が高く、慎重に対応することが必要だ。「突っ込み買い方針」を維持、109円50銭以上は調整売りを優先、経済指標見極めを優先したい。

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[ユーロ/円] リセッション回避は困難


ユーロ/円は突っ込み買い。ユーロ圏経済が2008年第2四半期にリセッション(景気後退)入りしたことは明らかだが、アナリストの大半は2008年第3四半期(7-9月)にはリセッションを回避すると楽観的な見通しを示唆している。さすがに「ECB(欧州中央銀行)利上げ観測」は消滅した。第3四半期にリセッションを抜けることは難しく、2008年第4四半期(10-12月)から2009年第1四半期(1-3月)には「利下げ」が決定される可能性が高いと見ている。高値追いは避け「突っ込み買い方針」を維持、161円台割れを買い、169円を超えれば調整売りを優先したい。

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[ユーロ/ドル] 調整売りがドルを圧迫


ユーロ/ドルは逆張り。ユーロ圏経済は急速に悪化しているが、米国経済も足元が揺らいでおり、「利下げ観測消滅」を背景とした「ドル買い戻し」一巡後は下げ渋っている。今後に発表される経済指標が焦点だが、ユーロ圏では「インフレ高進」による2次的影響も認められ、リセッションから立ち直るには時間が掛かりそうだ。「逆張り方針」を維持。下値は1.4400ドル割れ、上値は1.5900ドル近辺か。

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[英ポンド/円] 議事録は中立か


英ポンド/円は突っ込み買い。欧州時間に発表される8月BOE(イングランド銀行)MPC(金融政策委員会)に関し、市場では「ハト派的」な内容を見込む向きもあるようだが、前回を引き継ぎ、「据え置き(7名)利上げ(1)利下げ(1)」と見ている。中長期的な見通しを勘案することには賛成だが、足元で「インフレ高進」「景気減速」が相対しているだけに中立的な内容となる見通し。インフレ高進」からBOEが「利下げ」を決定するには時間が掛かる可能性が高く、「突っ込み買い方針」を維持、205円以下を買い、209円以上はポジション調整を優先

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[豪ドル/円] 原油・金相場上昇


豪ドル/円は突っ込み買い。信用不安に対する過剰な警戒感から続落した米株式相場を背景に「米ドル」が軟化、豪ドル/円は底堅い推移を維持している。反面、RBA(オーストラリア準備銀行)が議事録で「早期利下げ」を示唆したことから「利下げ観測」を背景とした売りが上値を圧迫している。現時点で、9月0.25%利下げは織込み済み、同0.50%利下げを50%程度織り込んでいるが、RBAが予想するほど経済指標が落ち込む可能性は高いとは言えず、「売り過ぎ」が警戒される。指標見極めを優先、「突っ込み買い方針」は維持。95円台割れは買いを優先。

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[南ア・ランド/円] 指標は確り


南ア・ランド/円は突っ込み買い。南ア中銀が「利上げ」を見送り、経済指標悪化が懸念されていたが、前日に発表された2008年4-6月期GDP(国内総生産)は前期比4.9%増加となり、前月から伸びが加速。電力不足緩和が背景にあるようだが、消費関連指標が持ち直せば「利上げ期待」が再浮上する可能性も。ただ、このところ「商品相場」が軟化、「資源国通貨」としての評価に影響を及ぼしているが、「自動車触媒需要低下見通し」を背景としプラチナ相場下落は気掛かりだ。「突っ込み買い」方針を維持。13.50-60円台近辺を買い。

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[国際原油] ファンド・投機筋が買い攻勢を仕掛ける。


NY原油期近9月限は114.53ドル(+1.66ドル)と反発、前日(18日/米国時間)はドル軟化にも反応が鈍かったが、今日(19日・米国時間)は反発に転じた。このところの下落を受け投機筋の思惑が相反、売り買いはほぼ均衡している。一方、ファンドは大勢が「買い方針」を維持しているが、高値掴み(120ドル以上)が多く、120ドル近辺ではポジション調整を優先する可能性が高い。投機筋は一時、116ドル台半ばまで買い進んだが、追随買いを牽引できず、114円台半ばに落着いた格好。ただ、手掛かり材料に乏しく、ユーロ/ドル上昇にも疑問が残ることから、新たな材料が必要だ。


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[株式] 下値警戒から下げ幅縮小


国内株式は小幅続落。「未確認情報」を手掛かりに週明けから売り込まれた米株式相場動向に懐疑的な見方が台頭、下げ幅を縮小して取引を終えた。また、アジア株式が総じて確りした推移となったことも「売り」を後退させた。日経平均は12851円69銭(-13円36銭)と小幅に続落、TOPIX(東証株価指数)も1233.37(-2.17ポイント)と小幅に続落。出来高は16億3318万株、売買代金は1兆7243億円。全般にエネルギー不足であり、方向性に乏しい動き。また、米株式相場が反発する可能性もあり、「売り」の積極性
を欠いた。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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