ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-02

[米ドル/円] 「予算教書」


ドル/円、突っ込み買い。前日(26日/米国時間)に発表された「予算教書」で、オバマ米大統領は「金融支援策(追加支援)」として、最大7500億ドルを求める見通し示唆。米株式市場では「予算教書」の発表を受け、「金融関連株」が上昇、「医療関連株」が下落、結局は続落となったが「反応」は早く、当面は「オバマ政権動向」が相場を動かす要因として注目される。米債券市場でも、「予算教書」の発表を受け、景気回復に必要な資金調達手段として国債発行が増加するとの観測が圧迫要因となり続落。ただ、下落は長期・超長期債が中心となり、午後に入り実施された「7年債入札(220億ドル)」は、最高落札利回(2.748%)が市場予想(2.715%)を上回り、応札倍率も2.11倍となるなど「支援要因」となった。一方、外為市場では「予算教書」で示唆された「金融支援策(追加支援)」が好感され、ドルが底堅い推移を維持、ドル/円は「逃避先としての円買い」が、景気見通し不透明化から後退したこともあって98円台前半に水準を上げた。また、「消去法的買い」もドルの下値を支える要因となっている。ただ、東京市場(13時現在/27日・日本時間)では、テクニカル的な達成感、ポジション調整買いなどが入り、97円台前半に水準を下げている。ただ、26日(米国時間)に発表された「米経済指標」は、1月新築一戸建て住宅販売(季節調整済み/年率)が30.9万戸(前月比10%減少)、新規失業保険申請件数(季節調整済み)も66.7万件と前週比3.6万人増加といずれも弱い内容であり、ドル/円も不安定な地合が続く可能性が高いだけに「高値追い」は避け、当面は突っ込み買い方針を維持。

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[ユーロ/円] 東欧動向が気掛かり


ユーロ/円は戻り売り。「金融危機」に対し、規則に縛れているECB(欧州中央銀行)は致し方なしとしても欧州委員会の対応は極めて遅く、現時点で懸念要因となっている「東欧金融システム」が、ユーロ圏金融システム全般を揺るがす可能性が高まっている。2008年9月以降、ロシア、ハンガリー、ルーマニア、ブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ウクライナが格下げ(信用格付け)となっており、150兆円を超える融資(推定)をユーロ圏金融機関から受けていることを勘案すれば、一刻も早く行動を起こす必要がある。当面、戻り売り方針を維持。

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[ユーロ/ドル] ドル優勢が続く


ユーロ/ドルは戻り売り。相次いで「金融危機対策」を打ち出す米政府・金融当局と対応に手間取る欧州委員会・ECB(欧州中央銀行)の対照的な対応を勘案すれば、現時点でユーロ/ドル下値追いが続くと判断せざるを得ない。欧州委員会・ECBは「財政支出を伴う市場対策」により発生する負担を警告する前に「対策」を打ち出すことが必要。当面、戻り売り方針を維持。

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[英ポンド/円] ポジション調整買い


英ポンド/円は突っ込み買い。「東欧金融システム」がユーロ圏金融機関に与える悪影響が警戒され、ポジション調整を背景としたユーロ売り/英ポンド買い(買い戻し)が波状的に入っていることに加え、「逃避先としての円買い」が景気見通し不透明化から後退、英ポンド/円も上昇している。ただ、英政府・BOE(イングランド銀行)が相次いで打ち出す「金融危機対策」にも財政的な限界があるだけに「高値追い」は勧められない。英・経済指標の底打ちが確認されるまでは、ポジションン調整を交えた「突っ込み買い方針」を維持。

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[豪ドル/円] 金利見通し


豪ドル/円は突っ込み買い。「大幅利下げ観測」は後退したが、「利下げ観測」が消滅したわけではなく、思惑は交錯しているものの「利下げ観測」が豪ドルを圧迫している。「予算教書」の発表を受け過度な「リスク回避」は後退したが、依然として投資資金動向は方向性が掴み難い。また、原材料相場も足元が定まらず、現時点での原油上昇も「買い要因」としては役不足。当面、突っ込み買い方針を維持、慎重に買い拾いたい。

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[南ア・ランド/円] 南ア中銀動向


南ア・ランド/円は揉合い。南ア・2008年第4四半期(10-12月)GDP(国内総生産)は前期比(年率)1.8%減少と10年ぶりにマイナス成長に陥ったことを受け、ムボウェニ南アフリカ中央銀行総裁は、定例金融政策決定会合(4月)以前に緊急会合を召集する可能性を示唆。現時点では「リスク回避傾向」が和らいで上向いている南ア・ランドが軟化する場面もありそうだ。当面、揉合い。上昇場面では「ポジション調整」を優先したい。

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[国際原油] NY原油(26日)続伸


NY原油期近4月限は45.22ドル(+2.72ドル)と続伸、米ガソリン在庫減少を受けファンド・投機筋の買い攻勢が活発化。NY原油時間外取引(13時過ぎ/27日・日本時間)NY原油期近4月限は44.62ドル(-0.60ドル)と下落。製品在庫減少を手掛かりに上昇したが、世界的な景気減速を背景とした「需要低下観測」は根強く、上昇基調に転じるには、時間が掛かる見込み。当面、不安定な地合が続く見通し。

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[株式] 反発、週末を控え調整買い入る


日経平均株価は7568円42銭(+110円49銭)と反発、TOPIX(東証株価指数)も756.71(+14.18ポイント)と反発。序盤は、朝方に発表された1月鉱工業生産指数が過去最大の下落となったことが嫌気され「売り」が先行いたが、同発表分析が進むなか長期景後退観測が和らぎ「買い優勢」に転じた週末を控えた。また、週末を控えた「調整買い」も入り上げ幅を拡げた。東証1部・売買代金(1兆2988億円)、出来高(19億7035万株)。東証1部銘柄(値上がり1105/値下がり489/変わらず115)。前日(26日/米国時間)に発表された「予算教書」が「リスク回避傾向」を和らげ、地合がやや好転していたことが、「ポジション調整買い」を増加させたが、先行き見通しに絡む不透明性は払拭できず、当面は「売り」優勢に推移する見通し。

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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