ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-06

[全般] 値幅調整から時間調整

特に材料があるわけではなかったが目先のストップが各通貨でもいろいろな場面で見られた。先週の雇用統計の改善により、市場の雰囲気はだいぶ前向きな見方が増えており、リスク志向の動きは続くものの、急激な上昇には依然警戒感が強く荒っぽい動きがところどころに見られる。特にポンドは前日大きく下落した反動もありショートの損切りを巻き込みながら大きく上昇した。ユーロはアイルランドの格下げの話もあったが、シュタルクECB理事の金融緩和政策が効果を見せているとの発言などやポンドの上昇に支えられた格好だ。当面全般的に相場はもみ合いが続き、値幅調整から時間調整に入ったかも知れない。

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[米ドル円] 時間調整から上値を試す展開か

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0609_hiashi.jpg

時間足で見るとドル円の一日の最大の上昇幅が約2円余りで、その後はもみ合いになることが多いようだ。そのもみ合いもトレンドベースで見ると徐々に底が上がってきているように見える。ここでもみ合いが続いて上昇幅の半値近辺までの下げであればその後上値を試す展開とみる。先週高値98円90銭付近から約1円下で上昇時の一回目の戻しの安値が98円ミドルであったことから下値目途は98円90~50銭と見る。上値は前回の高値99円75銭付近と見るが、次の上昇が本格的なものとなれば今年高値も視野に入りそうだ。

予想レンジ 99円75銭(5月7日高値)~98円50銭

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[ユーロ円] 金融緩和の出口を模索

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円日足)

EURJPY0609_hiashi.jpg

アイルランドの格下げの話が出る前から東京の終わりにかけて断続的にロングのストップを付ける動きが見られユーロは弱含みで推移し、ロンドンタイムに入ってアイルランドの話から更に下押しをした。しかし、シュタルクECB理事の金利の1%は適正水準との発言や、景気が回復したら現在の非標準的な措置は解除するとの話など、寧ろ金融緩和の出口を探るような発言から、緩和政策の終わりが近いという見方が広まった。短期的な売りに押されながらも徐々にトレンドは上昇し始めていると見るが、目先はまだ荒っぽいながらも、もみ合いが続くと見る。

予想レンジ:138円05銭(前日高値)~135円30銭(6月3日安値)

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[豪ドル円] もみ合い

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY0609_jikanashi.jpg

リスク選考の代表通貨としての豪ドルの動きは継続されるものの、ユーロやポンドの下落時には大きく影響され易い。昨日も東京から欧州時間にかけてユーロの下落に伴い1円以上の大幅な下げとなった。しかし、この通貨の特徴でもあるが、下落は一気に行く時は損切りが巻き込まれており、その後はじりじりと買い戻しや新規の買いが湧いてきやすい。時間足で見るとその動きが繰り返されながらじりじりと底が押し上げられており、日足チャートでもボリンジャーバンドの上限からまだ乖離が見られない。しばらくはもみ合いと見るが、もみ合いから跳ねたとしてもボリンジャーの中心バンドである移動平均線(75円)までと見る。

予想レンジ:78円50銭(前日の急落前のレベル)~76円50銭

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[ポンド円] ストップの攻防からあく抜けか

(ポンド円日足)


(ポンド円30分足)

GBPJPY0609_30punashi.jpg

ここ数日ブラウン首相辞任の話などから激しい動きが繰り返すポンドだが、昨日の上下に激しいストップの攻防が見られた。週明け東京で2円以上下落したものの、ロンドン時間に入るとショートの炙り出しが始まると断続的にポンドドルのストップも巻き込みながら一方的な上昇となり、安値から3円近い上昇となった。しかし、日足で見ても上昇のトレンドに依然乗っている。気になるのはボリンジャーの上限バンドから離れ始めており、やや上昇に一服感が出ているように見える。目先160円台を付けた事で達成感が出たものと見ると、このもみ合いは暫く続きそうだ。今日は一旦下押ししないとここから上は狙いにくそうだ。

予想レンジ: 159円25銭(6月2日高値)~154円85銭(6月5日安値)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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