ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-06

[全般] 金利低下、NYダウ上昇、ドル売り

FOMCでは注目された国債の購入延長の話はなかったものの、今後のFRBの展開を予想させるようなニュースが所々に垣間見られるような一日であった。昨日発表された米第一四半期GDP確報値は予想-5.7%よりも強い-5.5%となったものの、新規失業保険申請件数では62.7万人と予想の60万件よりも弱い数字と強弱入り混じる結果となったものの、心配された7年もの国債の入札は好調に終わり、長期金利が下落に転じた。金利下落はNY株価の上昇を更に押し上げることとなり、リスク許容度の拡大からドルを売って資源国通貨などの買いが強まった。原油価格も70ドルに回復するなどFOMC前のやや楽観的なムードが戻ってきたようだ。FRBは多くの分野で依然機能が損なわれていることから部緊急貸出制度を2010年始まで延長する考えを示し、格付け会社フィッチがカリフォルニアの格付けを引き下げドルが売られる場面も見られたが、ポジション調整的な売りと見られる。

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[米ドル円] 完全に往って来い

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY0626_hiashi.jpg

完全に往って来いとなったが、上値はやや昨日予想した以上に上昇した。市場は目先の方向感を失ったことから上下を試しに来た観もあり、収まり所を探しているようだが、所詮ドル円はレンジ内の動きから脱しきれないとみる。今朝の未明にドル円は96円20銭付近から急落し窓が空いた格好となったが、一旦その窓を埋める動きが最初は見られるかもしれない。しかし、時間足から見ると下落傾向が継続されており、週末ということから95円付近までのポジションの落としも見られのではないか。

予想レンジ:96円20銭~95円

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[ユーロ米ドル] ポンドユーロ急落

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0626_hiashi.jpg

ユーロポンドでまとまった買いが見られた。昨日ユーロポンドをやはり大きく売ったところの買戻しの可能性も高いと見られるが、NYダウの上昇に併せてリスク選好のドル売りがユーロの底を押し上げたこともありそうだ。ユーロの買い意欲は依然として衰えは見られず、この2か月ほどの上昇トレンドに再び戻ってきたと見る。しかし、上値は6月初旬につけた1.4 3ドル台は当面の天井と見られ、目先の高値圏に近づいたとも言える。今日は週末ということから新たにポジションを作る動きはなさそうだが、1.4ドルを固めることが出来れば今週の高値である1.41ドル台もあり得る。

予想レンジ:1.4130~1.3930

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[南アフリカランド円] 金利据え置き

(南アフリカランド円時間足)


(南アフリカランド円日足)

ZARJPY0626_hiashi.jpg

市場の0.5%の利下げ予想に反し、南ア準備銀行は7.5%を据え置くと発表した。更にムボヴェニ総裁は追加利下げの可能性を否定した。同国のインフレは引き続き下方トレンドにあるとしながらも賃金などのインフレリスクは高く、世界経済は来年回復するとの見通しを示した。いずれにしても、この通貨は0.5%の金利引き下げがあっても売り材料にはなりにくく、当面この金利差とNYダウや堅調な原油価格、そして欧州の経済が上向くとの予想が続けば大きな下落はないと見る。ただし、今日は一旦下値を狙う展開を予想する。週末のポジション調整の売りが入ると予想され、下値は昨日の安値である11円90銭付近を目途とみる。

予想レンジ:12円05銭~11円90銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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