ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-07

[全般] 決算内容は良いものの、市場の不安は残る

懸念されていた米ノンバンク大手CITの経営破たんの懸念が後退したことや、注目された大手米銀シティーグループやBOAの決算内容も予想を上回る発表が相次いだ。また、6月米住宅着工件数も7ヶ月ぶりの高水準を達する予想を上回る結果となったものの、それでもNYダウは軟調な地合いが続いた。これまでの大幅な上昇に対し、いつ落とされるかという不安感が邪魔をしたのか、或いはこの上昇に対する不信感が根底にあると思われた。しかし、他のテクノロジー関連の株を中心に買いが強まると、NY株も重い尻を押されるようにやっと上昇に転じた。結果的に週を通してNY株価は大幅に上昇し、リスク許容度の高まりから原油やクロス円の買い戻しが再び強まる展開となった。
市場は景気回復への懸念と期待が入り混じる中で、なんとか負のサイクルから正のサイクルに戻そうとする動きに見える。しかし、積み木崩しのように何か一つ躓けば、壊れやすい状況であることも市場は承知しているようにも見える。いずれにしても、今週はその勢いがどこまで続くかを試す展開と見る。

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[米ドル円] レンジの上限を試す展開

(米ドル円日足)


ドル円に特別材料があったわけではなく、クロス円の買いが下値を押し上げたことがドル円の底を押し上げた大きな要因だ。先週末に発表された米大手銀行決算がすべて黒字決算になったこともリスク許容度を増した要因の一つではあるが、その内容も貸し倒れ引当金が増加していることでも分かるように、不安感は残る。市場はそれを承知でドル売り円売りに動いたのはショートカバーの動きが大きかったようだ。短期のロングはそれ程居るとは思えないことから、これからの買いは足の速い投機的な買いが相場を牽引すると思われ、上値を試したら利食いの売りも早めに出してくるように思える。当面の上限として7月7日の高値95円ミドルが意識される。ここはフィボナッチの半値戻しとほぼ重なる。下値はもみ合いの続いた94円付近と見る。

米ドル円レンジ:95円50銭(7月7日高値付近)~94円00銭

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[豪ドル円] 不安感ある中で上値を試すか

(豪ドル時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY0720_hiashi.jpg

先週のNY市場で株価が上昇したことからリスク許容度が拡大し、原油価格も上昇した。そうなれば資源国通貨の代表的な豪ドルが上昇するのは当然と言うことになる。しかし、余りに単純に買いが入ることが寧ろ不安感を助長させるようにも見える。みんなが買えばそれだけ裏切る者も出やすい。とにかく一旦上値を試す動きについて行かざるを得ないというところだ。時間足ではボリンジャーの上限バンドをブレークしていることから目先は61.8%戻しの76円70銭付近を目指す展開とみる。ただし、中期的に見るとほぼ高値権に位置していることから、売りが出始めたら直ぐに手仕舞いを入れたほうが良さそうだ。下値は先週の終わり値付近の75円50銭からその下のもみ合いが続いた75円20銭付近と見る。

予想レンジ:76円70銭~75円20銭

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[ユーロ米ドル] レンジの上限から中心バンドへ

(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD0720_jikanashi.jpg

(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0720_hiashi.jpg

ドルが売られる分だけ真反対のユーロが買やれわれる動きは当面続くと見られる。ユーロの材料は当面無視されドルを中心に見ていけばよいだろう。これから夏休みに突入することや、当面大きな材料は見当たらなくなるため8月の前半辺りまではレンジ内の動きと見る。日足のボリンジャー上限のバンドで上値が抑えられており、7月1日につけた1.42ドル付近を抜け切れなければ中心バンドの1.40ドルまで押し戻されると見ている。バンドも横に這い始めていることから、当面レンジワークが続くと見られ、細かくとりに行きたい。

予想レンジ; 1.4200~1.4000

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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