ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2009-11

[全般] ポジションの巻き戻し

米国新規失業保険申請件数が50.2万件と事前の予想51.0万件を下回ったことでNY株も含め殆どの通貨に対してポジションの巻き戻しの動きが見られた。先週発表された米失業率が予想を上回る2ケタ台に乗せたことで短期的にドル売りのポジションを増やしたものの、今回発表された新規失業保険申請件数が良かったことで頭を少し冷やされたという観もある。また、昨日行われた30年債の入札も予想より不調に終わり長期金利の上昇懸念もポジションの解消を促進させた一因とみられる。オバマ大統領の訪中が元高ドル安を促進させ、ドル全般的に下落するという思惑も先週からドル売りを加速させる要因でもあったのだろう。この巻き戻しにより市場のポジションはややニュートラルに戻されたとすれば、元高への圧力がかかれば瞬間的にドル売りの材料になりそうだ。
今日は昨日の各通貨のポジション調整の動きがまだ継続されるとみる。

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[米ドル円] ショートスクイーズ

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USDJPY1113_hiashi.jpg

東京時間では寧ろじりじりとドル安の動きが強まる展開となった。しかし、NY市場が始まり米国新規失業保険申請件数が予想以上に改善されたことでドル円のショートカバーが入り、断続的にストップロスを巻き込みながら1円近い上昇となった。先週からのドル売りの動きが強まりショートがたまり過ぎたということだろうが、90円を大分これで固めてきたと思う。このような上昇の動きの後の東京市場は戻しを売る動きが出やすく、一旦90円近くまで押し込まれる可能性が高そうだ。ただ、90円をサポートされれば週末ということから更なるショートカバーが出ると見ている。上値の目途はフィボナッチの半値戻しの90円75銭だが、このレベルは昨日の高値とほぼ一致しており、このレベルを抜けると91円10銭(61.8%)だが、ここは11月4日に付けた高値91円30銭に近いレベルということで、ここからはかなり重くなりそうだ。

本日の米ドル円レンジ予想: 91円10銭~90円10銭

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[ポンド円] 対ユーロなどでもショートの巻き戻し

(ポンド円時間足)


(ポンド円日足)

GBPJPY1113_hiashi.jpg

今週はポンドの上値を抑える発言などポンドの売り材料が重なり対ユーロでもユーロポンドの買い(ポンド売り)が進み過ぎた反動がでたようだ。対円でもベテランズデーを挟んでポンドの売りを仕掛けたところの巻き戻しが強まった。ただ、日足で見てもわかるように三角もち合いが収束する動きが見られもうしばらくは150円を跨いだ動きが続くとみている。ここからは放れた方向に着いて行くだけだが、どちらかといえば上値の153円付近への上昇の可能性が高いと見る。

ポンド円予想レンジ: 151円~149円25銭

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[豪ドル円] 天井を抜けるか

(豪ドル円時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY1113_hiashi.jpg

注目された10月の新規雇用者数は2.45万人と予想のマイナス1万人を大きく上回ったことが好感された。先週からRBAや財務省から雇用の悪化を懸念する声が高まっていただけにその反動もあり豪ドルは上昇した。しかし、結果的に日足でみると陰線で終わった。一旦高値を見たことで達成感もあるように見える。ただ、金利面から見ても他の主要通貨と比べ魅力的であることは確かで、下落場面では買いが並ぶだろう。今月はヘッジファンド勢のポジション調整からの売りが上値を抑える要因とみられ、しばらく高値圏でのもみ合いが続くと見る。

本日の豪ドル円予想レンジ:84円00銭~83円00銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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