ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-04

[全般] 雇用統計前の探り合い

ユーロは東京市場で上値が重い展開であったものの、欧州時間に入ると一転して堅調な地合いに変わった。今週に入りギリシャの国債入札の不調などユーロにとってはマイナス材料が続いた目だ。しかし、昨日はドイツの3月雇用統計やユーロ圏消費者物価指数など強い数字が出た事でユーロのショートカバーが強まったとみられる。ドル円は本日発表される日本の第1四半期日銀短観において日本経済の弱さが改めて見直されることから更なる金融緩和の動きが見られるのではという観測が広がり、円売りが強まる動きとなった。
ユーロや円に対し、ここ数日とは全く反対の意見が出るなど、今後の市場の見方が変化する前の探り合いの動きが始まったといえる。昨日の3月ADP雇用統計が予想の4万人を大きく下回るマイナス2.3万人と発表された事で、NY株価やドルが急落。しかし、その後は再び堅調な動きに戻るなど荒っぽい動きが見られた。ADPでこれだけ動くのは珍しく、それだけ明日の雇用統計が注目されているということを物語る。結局ドル円などは下げたところを拾う動きや、ユーロの上昇などを見るとリスクへの懸念が薄まりつつあるとみるべきかもしれない。

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[米ドル円] 底堅さを確認

(米ドル円時間足)

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(米ドル円日足)


東京市場の朝方にドル円は輸入などの買いの強まりなどから93円60銭まで上昇。その後も底堅い動きが続いた。NY時間に入り米国3月ADP雇用統計が予想を大きく下回るマイナス2.3万人と発表されると一気に92円台後半まで下落。しかし、92円85銭を底にもみ合いが続くなか、ホワイトハウスが3月の雇用統計の結果とは関係なく労働市場に対してはやるべきことが山積しているとの声明を発表。明日の雇用統計が大きく改善されているという観測の高まりからドル円は再び上昇し再び93円60銭を付けるなど、底堅さを確認した格好になった。今年の高値である93円75銭にほぼ回復したことになるが、このレベルを上抜けして最高値を更新するかどうかでトレンドがみえそうだ。明日の雇用統計前に試しに行くとみる。

ドル円予想レンジ:94円10銭~93円30銭

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[ユーロ米ドル] 悲観的な見方の反動

(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0401_hiashi.jpg


(ユーロ米ドル時間足)


前日までのユーロに対する悲観的な見方に偏り過ぎたのか、昨日はカウンター的にドイツの3月雇用統計やユーロ圏消費者物価指数など強い数字が出た。ショートカバーが先行するとユーロは先週の高値を一時超える場面も見られたが、結局押し戻されてダブルトップを形成しつつある。しかし、1.35ドル台を辛うじてキープした事で上値を狙う可能性を残したとみる。ユーロ円の日足では一目の雲に完全に入り込んだ事でユーロ円の買いがユーロドルを支え初めている。もし1.3570付近を超えて行けば1.38ドル台を目指す展開もありそうだ。

ユーロドル予想レンジ: 1.3570~1.3470

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[豪ドル円] 高値更新を目の前に

(豪ドル円日足)


2月小売売上高も事前予想を下回ったことで豪ドルは一気に売りが先行。東京の朝方に豪ドル円は85円55銭から84円90銭に下落。しかし買い戻しも早く、その後高値を更新するなど底固さがみられる。豪州住宅建設許可件数が発表され2カ月連続でマイナスとなった。これは過去3カ月連続でRBAが利上げを行った事や支援金給付が削減されたことが大きく影響していることを物語るもので、ロウRBA総裁補佐は「住宅金利が平均水準に近付いているが、依然として住宅価格は力強く、投機的状況は好ましくない」と述べるなど、寧ろ政策が順調に進行している事を示している。複数のRBAウオッチャーは来週に利上げが実施される事を予想しているだけに、豪ドルは底堅い動きが継続するとみられる。ただ、今年高値の86円18銭付近では利食いが先行するとみて、一旦はロングを全部とは言わないが一部手仕舞いした方が良いだろう。また、下がったところを買うか、上抜けしたら買いを入れれば良い。

豪ドル円予想レンジ:86円~85円

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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