ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-04

[全般] ユーロ一色、ギリシャ問題も収縮

東京市場でユーロは15時過ぎになるといい気に買いが強まり上昇。オプションのカットオフという噂も聞かれたが、ギリシャ関連のニュース一色の中で問題の出口も少しずつ見え始めている。NY時間に入り格付け機関のフィッチがギリシャの格付けをBBB+からBBB-に引き下げた事でユーロは瞬間売りが強まったが、それ程大きな下落にはならなかった。ある程度織り込んでいたということだろう。それよりも米国シンクタンクの「EUが資金提供することに合意した」とのレポートや、EU筋がギリシャ融資の際の条件を固めたとするニュースでユーロは大きく上昇して終わった。実施の際の条件は最長3年・利率6%超、3年を超える場合には100BPを上乗せするというものだ。かなり具体的な条件が出揃った事で一連のギリシャ問題も一先ず収まり始めたといってよい。NYダウも一時1万1千ドルに乗せるなど今後はリスク後退によりクロス円を中心に買いが強まりそうだ。

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[米ドル円] ドル売りと円売りの綱引き

(米ドル円日足)


(米ドル円時間足)

USDJPY0412_jikannashi.jpg

ギリシャ問題がようやく具体的な策が見られ始めた事でユーロ買いが強まる中、NYダウも一時1万1千ドル台に乗せるなど、米国先行きの景気回復期待が強まる。しかし、金曜日はユーロ買いの勢いに押されてドルは全般的に売りが強まった。東京時間からドル円は堅調な地合いが続き、クロス円もつられて上昇。しかし、NY時間に入るとユーロだけが上昇する中でドル円はずるずると売られ安値圏で引けた。NYの午後は殆ど横に這っていることから、93円10銭が相当固いサポートである事が分かる。日足チャートでは三角もちあいが収束してきたことで、そろそろどちらかに放れるとみる。トレンドに沿っていくとすれば上に放れる可能性が高そうだ。

ドル円予想レンジ:93円80銭~93円10銭

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[ユーロ米ドル] ギリシャ支援の具体策

(ユーロ米ドル時間足)



(ユーロ米ドル日足)

EURUSD0412_hiashi.jpg

フィッチがギリシャの格付けを2段階引き下げBBBマイナスになったことでユーロ売りが見られたがそれ程動揺は見られなかった。寧ろ、EU筋としてギリシャ融資の場合の条件で合意したという報道で上昇。その後具体的な内容が徐々に明らかにされた。緊急融資の際には最長3年利率6%超の見通しで、3年を超える場合は100BPの利率を上乗せる。更に、融資規模は市場にショックを与える程の大きなものになるという報道で市場は一変。
これまでここまで具体的な内容は示されていなかっただけに、ギリシャ問題はかなり進んだとみて良いだろう。日足チャートはダブル底を形成し始めているが1.36を超えるのはまだ難しいだろう。一旦はその手前で長戻されるとみる。

ユーロドル予想レンジ: 1.3550~1.3450

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[南アフリカランド円] 介入警戒感とワールドカップ期待

(南アフリカランド円週足)



(南アフリカランド円日足)

ZARJPY0412_hiashi.jpg

前回SARBが0.5%の金利引き下げを行ったにも拘らずランドの上昇は一向に止まらなかった。リーマンショックの起こった08年9月のレベルまで戻るなどランドの買いの底力が窺える。ワールドカップも2カ月後の6月に迫ることもあり、ランドの人気が高まることを反映しているのか買いが止まらない。さすがに先週金曜日にはSARBのチーフエコノミストは「必要となればランド売りの市場介入を行う」と発言したことでランドは売りが強まった。しかし、下げたところでは買いを入れておきたいという動きは継続とみる。

ランド円予想レンジ:13円05銭~12円65銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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