ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-04

[全般] 方向感未だ掴めず不安残る

東京時間10時発表の中国経済指標のうち最も注目された第一四半期GDPは予想された11.7%よりを僅かに上回る11.9%と発表。12%台に乗れば市場への影響は大きいとみていたが驚きはなかった。しかし、欧州時間が始まるとギリシャ国債とドイツ国債の利回り格差が拡大した事でユーロが下落。それに刺激されたのか朝発表の中国GDP値が上昇したということから中国の人民元切り上げへの思惑が急に浮上。来週中にも中国が預金準備率を引き上げるのではという憶測からドル円も円高が進むというイメージで売りが先行し92円台に突入。
NY時間に入るとIMFが19日にスタッフをギリシャへ派遣すると表明した事でギリシャへの資金援助の実施が近いとの見方が広がりギリシャ国債が買われ利回り低下。これでユーロの買い戻しが入り始めたが上値の重い展開が続く。しかし、クロス円も含め全般的に先週のNY終値を下回った通貨はポンドや豪ドルなどだけでそれらも殆ど戻っていることから、上値を試すチャンスは残した。

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[米ドル円] 手探り状態が続く

(米ドル円30分足)

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(米ドル円日足)


今週に入りドル円は毎日のように上値と下値を試す展開が続いている。93円ミドルを超えると強気になりショートが切らされ、93円を下回ると弱気になりロングが切らされと損切りの嵐が毎日吹き荒れているようだ。結局93円前半を中心としたレンジ内での動きに終始していることから、レンジの上下で逆張りが功を奏している。その上下の幅もそろそろ狭まってきているのは上値が徐々に切り下げてきているためだ。これはウエッジの形に近く、上昇トレンドにそろそろ戻るパターンとみる。

ドル円予想レンジ:93円80銭~92円80銭

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[ユーロ米ドル] 不安定な動きが残る

(ユーロ米ドル時間足)


ギリシャ国債とドイツ国債の利回り格差が拡大した事で欧州時間に入りユーロは再び売りが加速した。下げは止まらず1.3570付近にあったストップロスも巻き込み一時1.3520付近まで下落し今週の安値1.3545を下回った。しかし、最終的に売り過ぎからの買い戻しの調整が入り1.3575ドル付近まで戻してNY市場を引けた。IMFスタッフをギリシャに派遣することを表明したことで資金提供が現実を帯びてきた。これによりギリシャ国債の利回りは低下したことがユーロの買い戻しになったが、まだまだ不安定さは残る。ただ、先週の終値を下回らなかった事で今日は上値を試すチャンスはありそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.3625~1.3550

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[ポンド米ドル] 選挙への思惑

(ポンド米ドル時間足)


来月の選挙を控え野党の躍進が強まったことで、寧ろ一党勢力が強まれば議会にとってはプラスという考えからポンドは買われた。しかし、ポンドの場合投機的な動きが殆どと言える通貨であり、損切りを付けに行く動きが目立った。先週の終値を一時下回る動きがあったものの、結局終わってみると今週の高値付近で引けている。ポンドの底力はまだまだ残っているとみて良いが、簡単には上値を超えさせてくれそうにない。一旦1.5520付近では売り攻めしてみたいところだ。利食いは約100ポイント下の1.5420付近とみる。その後は上値を再び試す展開とみている。

ポンドドル予想レンジ: 1.5570~1.5400

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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