ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-04

[全般] ニュートラルの状態へ

中国人民元切り上げ問題やギリシャの資金調達への懸念、そして降って湧いたようなゴールドマンサックスの訴追問題。更にアイスランドの噴火が欧州経済に及ぼす影響など、不確定要素が多くみられる事でリスク回避の動きが強まる。しかし、一つ一つを見ると既に市場が織り込んだものや一時的な影響を及ぼすものであり、そろそろ出尽くしてきたようにもみえる。人民元切り上げに対し胡錦濤主席は段階的に変動相場制を導入へと、既に少しずつ改革が進んでいるという意識があり、日本がかつてプラザ合意で行った円高の様な改革は先ず避けてくるだろう。ギリシャ問題も昨日、ウエーバー連銀総裁がギリシャの破たん回避に支援を800億ユーロ増額する必要があるかもしれないという見解を示すなど、前向きな取り組みがみられる。本日期限が来るギリシャ債の借り換えが滞りなく行われればユーロの買い戻しが強まるだろう。状況は数週間前と何も変わらない。GS問題も金融規制法案を速やかに行うための一環として取沙汰されているが、これが直接金融不安に繋がるものではない。寧ろ昨日のシティーバンクの好決算などを見ると、金融機関は既にショックから完全に立ち上がったとみて良いだろう。アイスランドの噴火も時間が経てば収まるものだ。そろそろリスク回避の動きは収束に向かう時とみる。

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[米ドル円] リスク回避の円買戻しも一旦終了

(米ドル円日足)


目先の強いサポートと見られた92円50銭を下抜け91円60銭まで下落。ほぼ損切りは一巡したものとみる。週明け早々ユーロやポンドを中心に大きく下落して始まったものの、NYの終値ベースで見ると先週の終値を上回るレベルに戻るなど、ロングも殆ど振り落とされたとみる。NY株価もGSショックの影響も続かず前日の急落から再び上昇に転じるなど、回復の強さを感じさせる。ドル円はサポートであった92円ミドルまで買い戻されたが、問題はここからだろう。上抜けする事が出来れば93円ミドルまでそれ程時間はかからないとみる。もし92円ミドルがレジスタンスになればもう一度92円付近まで戻されそうだ。92円で押し戻されれば底値確認とみて上値を再度試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:93円10銭~92円00銭

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[ユーロ米ドル] 本日のギリシャ国債の償還

(ユーロ米ドル時間足)


週明けからユーロは先週のNY終値を大きく下回って始まった。先々週大きく上昇して始まった動きとは全く反対だ。一週間でこれほどユーロに対する見方が変化しやすいということは、これからも一気にユーロに対する見方が変わるということにもなる。ウエーバードイツ中銀総裁の「ギリシャ支援には当初の300億ではなく900億ユーロに増額する必要がある」との発言で、むしろドイツがそれだけの支援を覚悟しているという見方からユーロの買いが強まった。今日償還期限が来るギリシャ国債の借り換えが順調に行われればユーロの不安は遠のくとみて買いが強まるとみる。

ユーロドル予想レンジ:1.3570~1.3470

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[豪ドル円] 買い戻し継続

(豪ドル円30分足)


原油価格やNYダウの下落、そして中国上海総合指数も不動産規制に絡んで大きく下落。豪ドルに対して全てアゲインストの風が吹いている中、85円のサポートを割り込むと損切りの動きが次々と見られ下落。今回の上昇が始まった83円50銭まで下げるかと思われたが、その手前の84円を瞬間割り込んで折り返した。元々円キャリーの代表的な通貨としての豪ドルであり、金利差への魅力は変わらない。この下げにより安値レベル手前では今後買いが集中するとみて良い。もう一度下げたところから買いを入れ、もし83円ミドルが割れれば一旦止めてどこかで買い戻す。

豪ドル円予想レンジ: 86円10銭(61.8%)~85円10銭(NY終値)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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