ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-04

[全般] 一難去ってまた一難

再び格付け問題でユーロは下落し安値を更新。
NY時間に発表された米国消費者信頼感指数は2008年5月以来の高い数値となり、雇用にも明るい兆しが見られた。リッチモンド連銀製造業指数も予想の10を上回る30。こちらも93年の開始以来最高となり、昨日に引き続き米国景気回復を示すものであり株価も上昇が期待された。しかし、その後大手格付け会社のS&Pがギリシャ国債を一気に3段階引き下げてジャンク債まで格下げし、更にポルトガルの格付けを2段階引き下げると発表。それを受けNYダウは200ドル以上下落し、同時にユーロが安値を更新すると円は一気に買いが進みドル円は92円台へ下落。
既にムーディーズが格付け引き下げをした事である程度今回のS&Pの動きも予想されたが、更なる引き下げの可能性も示しておりショックが走った。ギリシャ10年国債は10%近くまで利回りが上昇するなどリスク回避の動きが強まった。昨日から始まったFOMCはこれで蚊帳の外になったかもしれない。これでバーナンキ議長が金融政策の変更を仄めかせばユーロは更に下落するリスクが高まる事になる。

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[米ドル円] リスク回避の円買い

(米ドル円時間足)


やっと上値を試す展開が始まると思った矢先、今度はS&Pがギリシャやポルトガルの格付けを引き下げた。それまでは米経済指標が好調な兆しを示していただけにその反動も大きかった。このS&Pの発表により株式市場にも大きな衝撃が走りNYダウは200ドル余り下落、ナスダックも50ドル以上下落した。これによりリスク回避の動きが一気に始まり円買い戻しの動きが始まった。ドル円は93円を割り込み92円80銭を付け、クロス円も全面安の展開。明日から日本のゴールデンウイークが始まることから、まだポジション調整の円買い戻しの動きは続くとみる。

ドル円予想レンジ:93円65銭~92円65銭

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[ユーロ米ドル] S&Pのギリシャとポルトガルの格下げショック

(ユーロ米ドル週足)


ムーディーズに続いてS&Pがギリシャの格付けを引き下げた。それも一気に3段階引き下げたうえ、今後も更に引下げの可能性を示し、同時にポルトガルも2段階引き下げた。この引き下げによりギリシャ国債の価格が急落。まさにジャンク債と変わらない状況に陥った。今後これらの格付け会社のあり方が問題になりそうだ。
ギリシャの資金支援にどう影響するかは未定だが、450億ユーロの資金支援が決まっていることから今のところ最悪の状況は避けられるのだろう。しかし、ドイツの動向次第ではユーロの下落懸念は払しょくされない。米国経済指標の改善がドル金利を押し上げ、ドル買いの動きが更にユーロの上値を重くしそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.3250~1.3090

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[豪ドル円] NY株や原油下落などから売り加速

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY0428_jikannashi.jpg

NYダウが200ドル余り下落すると一気にリスク回避の動きが強まり原油などコモディティー価格が下落。結果的に円高が進む中、最も下落の激しかったのがこれまで上昇が大きかった豪ドルやカナダドルであり、しわ寄せを受けたかたちになる。明日から始まる日本のゴールデンウイークを控えポジション調整の売りが今日も続くとみる。日足の23.6%戻しの85円で一旦止まったが、まだ下落の勢いは残っているとみる。下値の最も強いレベルは4月19日に付けた安値83円90銭だが、その手前では新たな買いが並び押し戻されるとみている。

豪ドル円予想レンジ: 85円45銭~83円90銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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