ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-04

[全般] ポルトガルの次はスペインの格付け

前日のポルトガルの格下げに続きスペインの格付けが引き下げでユーロは安値を更新。
S&PはNY時間にスペインの格付けをAAプラスからAAへ格下げし見通しもネガティブとしたことでユーロは1.31ドル手前まで下落した。しかし、その後は他の格付け会社のムーディズやフィッチ等が追随しなかった事で買い戻しが強まった。マーケットはギリシャ問題に対し非常に神経質な状態が続いている。IMFのストロスカーン理事はギリシャ支援パッケージには3年間で1000-2000億ユーロ以上行う価値があると述べ支援拡大に意欲を示した事で安心感が広がったものの、その資金がどこから出るのかは問題がある。ギリシャ国債は完全に投げ売り状態に入ってしまった事で、今後もIMFとEUの支援でしか再建出来ないことからドイツの支援の行方が焦点になりそうだ。
注目されたFOMC問題に押されて影が薄くなったようにも見えた。結果は前回の文言に全く変化が見られなかったことから金利は依然緩和状態が続くとみられ安心感から株価も持ち直した。

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[米ドル円] 往って来い

(米ドル円時間足)


東京市場から欧州時間に入る頃トリシェ総裁がドイツ財務相などとの会合を持つことを発表。そこにはIMF理事も参加することからギリシャ支援への期待が高まりドル円はじりじりと上昇を始めた。結局メルケル首相がストロスカーン氏と支援策の着実な実施で一致した事を明らかにしたことで、ギリシャ問題も一先ず後退した。これにより前日の急落から一転してNYダウも上昇しリスク回避の動きも後退。日本のゴールデン休暇を控えショートカバーが入りドル円は再び94円台に辛うじて乗せて終わった。本日のFOMCも前回の声明文と全く変わらなかった事で長期に渡り緩和政策が続くとの見通しから株価も安心感から買いが強まった。これでカナダドルや豪ドル資源国通貨等の買いが強まりドル円の底も押し上げられた。今日は日本の祝日ということで値動きは乏しくなりそうだが、海外ではユーロを中心に不安定な動きが続きそうだ。

ドル円予想レンジ:94円30銭~93円70銭

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[NZドル円] NZランド政策金利据え置き

(NZドル円30分足)


NZ準備銀行RBNZは先ほど政策金利を現状の2.5%に据え置くことを発表。声明文では3月時点での予測よりも景気回復が早くみられ数カ月以内に利上げを開始することを示した。その後発表された3月貿易収支も輸出の伸びが目立ち前月の3.35憶NZドルから5.67億NZドルに黒字幅が拡大した。NZドルはこれらの結果を受け買いが出たものの、東京市場が始まると再び売りが強まりほぼ発表前と変わらないレベルで推移。既に市場は今年中央に利上げが行われるという見通しを織り込んでいた格好だ。ただ、豪ドルなどの底堅さもありNZドルも底堅い動きが今後も継続するとみて良いだろう。

NZドル円予想レンジ:67円80銭~67円00銭

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[豪ドル円] 注目の消費者物価指数

(豪ドル円時間足)


先週スティーブンスRBA総裁がCPI統計がインフレを考える上で重要だと述べたことで注目された第一四半期消費者物価指数が東京時間に発表された。結果は予想通り前期比で0.9%、前年比2.9%となった。ただ、基調インフレの前年比が目標値である2-3%を上回る3.05%に上昇した。これはRBAウオッチャーが示した0.8%以上でRBAは次回利上げに動くレベルを超えたことから市場の利上げ期待が高まった。これにより豪ドル円は前日下落した反動から買い戻しの動きが強まったものの、ギリシャ問題による不安感が上値を重くした。欧州時間に入りECBとIMFがギリシャ問題を巡る協議は数日中に纏まるとの見解を発表。これにより問題解決が進展するのではといった思惑から豪ドルは再び上昇。NY時間にはスペインの格付け問題から一波乱あったものの、最終的にNY株価の上昇からリスク回避の動きが後退し豪ドルは上昇して終わった。日本のゴールデン休暇前の調整的な売りは一旦終わった事で、むしろ買いやすい状況になったかもしれない。87円ミドルは依然重いものの、連休が明ければ再び買いが強まるとみる。

豪ドル円予想レンジ: 87円50銭~86円50銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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