ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-07

[全般] スペインの格下げ報道でNYダウ続落

アジア時間では日経平均や中国などアジアの株式市場は軟調な地合いが続く。為替市場では豪ドル円などクロス円の買いが強まりドル円やユーロドルも底堅い動きで推移した。欧州時間に入りECBが1320億ユーロの3カ月オペを行った事で資金調達状況に安心感が広がりユーロは上昇。注目されたNYダウも前日の急落後という事もあり慎重な動きで始まり値動きも前日の終値を挟んだ小動きで前半はもみ合いが続いた。
6月の米ADP雇用統計が予想の6万人を大きく下回る1.3万人と発表されるとドル円は売りが強まるものの株価には影響が見られず下げは限定的となった。ただ、午後にムーディーズがスペインの格付けを引き下げる可能性を示した事でNYダウは急落。ドル円は結局安値付近で引けるなど市場の弱気な流れは今日もドルの上値を重くしそうだ。明日の雇用統計も悲観的な見方が強く、NYダウの下落が止まらなければドル売りが更に加速しそうだ。今日のNYダウの動きも目が離せない。

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[米ドル円] 88円割れはなかったが

(米ドル円時間足)

USDJPY20100701_jikannashi

アジア時間では日経平均が軟調な動きに対してドル円は寧ろ底堅い動きが続いた。欧州時間でもユーロの上昇に伴いリスク懸念が薄まったことから88円75銭とこの日の高値を付けた。しかし、NY時間にADP雇用統計が発表され予想を大きく下回った事でミドル近辺まで下落したが、昨日ほどの弱気な動きは見られなかった。しかし、午後に入りムーディーズがスペインの格下げの可能性を示唆した事で再び欧州への不安が高まるとNYダウは昨日に引き続き大きく下落した。これを受けドル円は再び88円35銭までこの日の安値まで下落しそのまま引けた。今日も上値は重くなりそうだが、88円を割り込む程の力がないとみるがボリンジャーバンドの幅が狭くなってきたことから今日中にどちらかに放れる可能性が高いとみる。

ドル円予想レンジ89円00銭~88円20銭

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[ユーロ米ドル] ECBオペとスペイン

(ユーロ米ドル時間足)

EURUSD20100701_jikannashi


欧州時間にECBが1320億ユーロの3カ月オペを実施。今日4420億ユーロの1年物オペの期日を迎えるということから資金調達に不安が残ったがこれで市場に安心感が広がりユーロは上昇。しかし、NY時間の午後にムーディーズがスペインの格付けを引き下げる可能性を示唆した事で再びユーロは売られるなど荒っぽい動きに終始した。短期的にダブルトップを付けた形になり上値の重い展開が予想される。ただ、1.22ドルをサポートされれば寧ろ底を固めて再び高値を試す展開と見る。上値の1.23ドルは61.8%戻しのレベルであることからこのレベルを抜けるのもかなり難しい。どちらかを抜けたら順張りで追う。

ユーロドル予想レンジ:1.2300~1.2200

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[豪ドル円] 資源税妥結案

(豪ドル円日足)

NZDJPY20100701_hiashi

現地紙は豪州政府が資源税妥結案を提示するのではという報道からアジア時間では豪ドルが上昇。 また、本邦証券会社からの買いも見られたようだ。ただ、米ADP雇用統計が予想を大きく下回った事で売りが出始め、その後スペインの格下げの話が伝わりNYダウが急落すると一気にリスク懸念が高まった。これによりクロス円全般に売りが強まり、結果的に豪ドル円もこの日の安値を付けて終わった。NYダウの下落が今日も続くとなれば更にクロス円の売りが強まり豪ドル円も安値を試す展開とみる。目先はフィボナッチの76.4%戻しの74円と6月初旬の安値73円60銭付近が抜けると72円ミドルまでサポートはみられない。

豪ドル円予想レンジ:74円70銭~73円70銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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