ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-10

[全般] 中国人民元への圧力高まる

中国人民元が元切り上げ後の最高値を更新した。G20では人民元の切り上げ問題が主なテーマになると思われる。この日菅首相は中国や韓国への通貨安競争への批判を繰り返し、これらの責任ある行動をとる事を主張。円高が対ドルだけではなくアジア通貨に対しても上昇している事を考慮に入れたようだ。ドルへの介入の限界からこの次はアジア通貨に対し円高を何とか止めたいのだろう。元高が進んではいるがそのスピードは相変わらず穏やかであり、9月末の中国外貨準備が16兆円増えている事がわかった。ドル買い介入の額を寧ろ増加させており、それでも元高が進んでいたという事だ。日本の2兆円規模の介入と比較すると日本はスムージングオペの域を脱していない。次回の韓国でのG20では人民元への圧力がどこまで強まるかで円高の動きにも影響しそうだ。
この日も野田財務相は円高に対して口先介入を行ったものの効果は既に見られない。ユーロは対ドルで1.4ドルまで再び上昇した。ウエーバードイツ連銀総裁が利上げの可能性を示唆した事から一時下落に転じたユーロも再上昇。ドル売りを加速させたもののクロス円も全般的に堅調な動きを示した事でドル円は辛うじて81円後半のレベルを保った。ドルの追加緩和期待が依然として強い事から当面ドル売りは徐々ではあるが継続とみる。


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[米ドル円] クロス円が下支え

(米ドル円日足)



81円後半でのもみ合いが続いている。この日も東京市場では野田財務相が「為替市場の動向には重大な関心を持ち注視。必要な時には断固たる措置をとる」とし、為替介入の可能性を示した。市場は既にこの手の口先介入には余り反応しないものの、歴史的なドル円の安値を目の前にして本格的な介入が入るのではといった懸念もあり仕掛けにくいようだ。また、この日は前日下落したクロス円の買い戻しなども見られ堅調に推移。この動きもドル円の下支えとなったようだ。上値では実需のドル売りも控えている事から少しずつドル円は天井が切り下がってくるとみる。

米ドル円予想レンジ:82円00銭~81円50銭


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[ユーロ米ドル] ウエーバー連銀総裁の発言で1.4ドル回復

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101014_hiashi.jpg


ウエーバードイツ連銀総裁が「緊急措置が全て終了する前に利上げを実施する事は可能」と述べ、市場ではECBが刺激策の解除を一段と進めるとの見方が強まった。これにより、1.4ドルを天井に下落に転じたユーロは再び上昇し1.4ドルを試す展開となった。しかし、このレベルはユンケルユーロ議長が懸念を示したレベルでもあり、かなり意識されており一旦は押し戻されている。前日のFOMC議事録で再び追加緩和に対する期待が強まった事で、ドル安の動きがユーロを下支えしている。1.4ドルは非常に重要なポイントとなっており、ここを上抜け出来れば1.45ドルを目指す展開とみる。今日明日の動きを見極めたい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4000~1.3920


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[ポンド米ドル] 金利引き上げの動き

(ポンド米ドル日足)



この日センタンスBOE政策委員は「徐々に金利を引き上げていく事は正しい政策だ。インフレに立ち向かう事が信頼感の回復に繋がる」と発言によりポンドは上昇。しかし、一方で「ポンドの下落による競争力の高まりは継続する可能性」とし、ポンド安を支持する発言もあった。しかし、ウエーバードイツ総裁もECBの利上げを支持する発言をしたこともありユーロとともに買いが強まった。金融政策で米国の緩和に対して英国やユーロの緩和解除の動きがそろそろ見え始めていることから目先ポンドの買いの動きは継続とみる。ただ、日足で見るとダブルトップを形成しつつある事から、パラボリックのある1.6ドルを完全に上抜け出来るか見極めてから買いを入れたい。

ポンド米ドル予想レンジ:1.5950~1.5840


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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