ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2010-12

[全般] 好調な米国経済とユーロ不安

アジア市場は中国の利上げ観測からドル円は動意の乏しい動きが続く中、ユーロは堅調な地合いに。欧州時間に入ると独仏首脳が欧州救済基金の規模拡大案に対し反対の表明をした事を嫌気しユーロは下落に転じた。ドル円は中国が預金準備率を0.5%引き上げた事で一時売られたもののユーロの下落を受けドル買いの動きが強まった。NY時間に発表された米10月貿易収支は赤字額が387億ドルと予想の438億ドルを下回った。この数字は前月から比較すると13%赤字幅が縮小した。
更に、ミシガン大学消費者マインド指数は74.2と6月以来の高水準となった事でドルは全面高。NYダウも40ドル余り上昇し今年最高値に迫り、長期金利も3.33%で引けるなどドル買いの勢いは強まる要素がおおくみられる。今週のFOMC政策会合でインフレ懸念などから追加緩和への表現に変化が見られれば本格的なドル買いの始まりにもなりかねない。


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[米ドル円] 米国経済指標を受け上昇

(米ドル円日足)



アジア時間は中国の金利引き上げ観測が高まる事からドル円は上値の重い展開が続いた。欧州時間に入り中国が預金準備率を0.5%引き上げ過去最高の19%にした事でドル円は一時83円45銭まで下落。しかし、このレベルではドル買い戻しの動きから上昇に転じた。独仏首脳が欧州救済基金の規模拡大案に対し反対の表明をした事を嫌気しユーロは下落するとドルが全面高となった事もドル円を下支えした。NY市場が始まると米10月貿易赤字額が縮小し、ミシガン大学消費者マインド指数は74.2と6月以来の高水準となった事でドルは更に上昇。しかし、84円ちょうどを突き抜ける事は出来ずに終値では83円台で引けた。
米長期金利の上昇によりドル円は今後も底堅い動きが続くとみる。
84円40銭付近は実需も含め売りが並んでいるとの話もあり、暫く84円を挟んだもみ合いが続くとみる。

米ドル円予想レンジ:84円30銭~83円70銭


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[豪ドル円] 中国の動きに一喜一憂

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUDJPY20101213_jikanashi.jpg


中国CPI発表が月曜から土曜に前倒しになった事で中国が利上げに動くとの観測が強まり朝方に豪ドルは利食い売りなどから売りが先行。しかし、この後発表された中国貿易黒字額が予想を上回った事で豪ドルは上昇。欧州時間に入ると中国が預金準備率を0.5%引き上げ過去最高の19%としたことで豪ドルは急落。この発表で目先の下落リスクが過ぎ去ったことで寧ろ買いが強まり上昇に転じるなど中国に振り回された1日。結果的に豪ドルは上昇し、これで8日間連続陽線が続いたことになり、ひと月余り上値を抑えている83円手前で引けた。そろそろ上値を超えていくか、或いは超えられずに失速するか潮の変わり目にいるとみる。

豪ドル円予想レンジ:83円50銭~82円00銭(23.6%戻し)


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[ユーロ米ドル] 欧州救済基金拡大へ独仏反対意見

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル日足)

EURUSD20101213_hiashi.jpg


ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領はこの日の会談でユーロ圏救済を目的に設立された救済基金の拡大に反対を表明したことでユーロは対ドルで下落。更に、米国貿易赤字額が縮小した事や消費者マインド指数が高水準になった事などを受けドルが上昇。ユーロは1.32ドルを抜けて一時1.3178とこの日最安値を付けた。その後は1.32台に戻したものの上値は重く、今日も下値を試す展開とみる。
時間足と日足の両方の下降トレンドで上値を抑えられた事で下降トレンド継続を確認できた。時間足フィボナッチの76.4%戻しでもあり、日足の50%戻しでもある1.3080が次のサポートとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3250~1.3080


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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