ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-01

[全般] ユーロ上昇でドル全面安

前日のポルトガル国債入札に引き続き昨日はスペインとイタリア国債の入札が行われた。結果は前日と同様無事に資金調達が行われ、平均落札利回りも予想されたよりも低いレベルであったことが好感されユーロは上昇。その後、ECBトリシェ総裁が記者会見で短期的なインフレ懸念について言及し「金利と非標準的措置は別物で連携しない」と発言。これを受け市場は近くECBが利上げを行うとの思惑も広がりユーロは更に上昇。更に、ムーディーズがフランスとドイツや英国など欧州サイドは緊縮財政に既に着手しておりAAAの格付けは維持する可能性が米国よりも高いとの見方が伝わるとドル売りが先行。結果的にユーロが大きく上昇した事でドル安は更に進んだ。今回の入札で欧州への信用不安が後退したものの一時的なものになるだろう。依然欧州危機は継続しており年初からのユーロ売りの買い戻しの動きがこれで一巡しただけとみる。


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[米ドル円] ユーロ主導でドル円の上値抑えられる

(米ドル円時間足)



前日のポルトガルの国債入札に引き続きスペインとイタリアの国債入札も一先無事に終わった事で市場には安心感が広がった。その後、ECB金融政策発表後のトリシェ総裁の記者会見では「短期的にはインフレ懸念が強まる」としインフレ警戒から近い時点で利上げを行うとの思惑が広がりユーロの上昇に弾みをつけた。また、この日発表された米新規失業保険申請件数が予想を大きく上回った事でドル売りが強まった。ユーロ買いの材料が軒並み出たのに対し、ドルには売り材料が出た事でドルは全面安となった。ただ、ユーロ円を中心としたクロス円の買いもありドル円の下落は小幅にとどまった。対ドルでの円買いの勢いは対ユーロでの円売りを少し上回った事でドル円は上値の重い展開となっている。ただ、このユーロの上昇もそろそろ落ち着きを示せばドル円の買い戻しも出てくるだろう。それまでは小幅でのもみ合いが続くとみている。

米ドル円予想レンジ:83円10銭~82円50銭


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[ユーロ米ドル] 堅調な国債入札結果

(ユーロ米ドル日足)



この日はイタリアとスペイン国債の入札が行われ、結果は前日のポルトガル国債入札に引き続き順調に終わった。この結果を受けユーロは上昇。その後、トリシェ総裁の記者会見でもインフレ懸念を何度も繰り返した事で近く利上げを行うとの思惑が広がり更にユーロは上昇。NY市場では米国新規失業保険申請件数が大きく悪化した事でドル売りが強まった事でユーロは1.33ドルに乗せた。その勢いは衰えを見せず損切りも巻き込んでこの日の高値1.3382ドルを付けた。このレベルは年末の終値とほぼ同レベルでもあり結局今年からみると行って来い。また、この上には一目の雲の下限が迫っている事からそろそろ上昇も一段落したとみる。今日はまだ上昇の勢いは残るものの、上に行くにしもて一旦下押しがみられそうだ。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3410(雲の下限)~1.3240


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[豪ドル円] 対ドルで1.0のパリティーに戻す

(豪ドル米ドル時間足)


(豪ドル円日足)

AUDJPY20110114_jikanashi.jpg


ユーロの上昇によりドルは全面安の展開。ドルの下落は対豪ドルでも強まり豪ドルは1月6日以来の1.0のパリティーに戻した。豪ドル円も米国時間に一時83円附近まで戻されたもののドル円の上値の重さから結局82円37銭まで下落。底は徐々に切り上げてきているものの結局狭いレンジ内での動きは変わらない。豪ドルカナダの買い戻しも一部見られたものの、まだ本格的な巻き戻しは入っていない。
ボリンジャーバンドの幅が極端に狭まっている事からそろそろ大きく動き出す気配も見える。ユーロの動きが収まり始めればリスク志向が高まり豪ドルへの買いが再び強まる事も考えらえる。しかし、大洪水の影響は大きく影を落としており当面はレンジ内での動きはかわらないとみる。

豪ドル円予想レンジ:83円00銭~82円50銭


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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