ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般]  ビンラディン殺害でリスク上昇

前日の米国によるビンラディン殺害の余波はドル買いではなくドル売りに動き始めた。アルカイダによる米国に対する報復テロの可能性が高まり、パキスタンのアルカイダへの関与も取り立たされ始めた事でリスクの高まりから原油なども下落。これを受け豪ドルやカナダなどの高金利で資源国通貨の下落に繋がった。一方で、安全通貨のスイスフランが買われると、それに連れて低金利である円にも買いが強まるなど全体的にポジション調整の動きが目立つ。ビンラディン容疑者殺害という材料を市場はどう受け止めて良いのか分からないようだ。この動きは一時的なポジション調整を強めており、時間が経てば元に戻る動きとみる。

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[米ドル円]  クロス円でも円買い進む

(米ドル円日足)


東京市場が休場のなかドル円は薄商いのなか前日のドル安の流れを引き継ぎ朝方から上値の重い展開で始まった。
アルカイダの報復テロの警戒感の高まりからドル売りの動きが強まると同時にテロとは程遠い円買いの動きもあるのだろう。また、RBA声明文で利上げの可能性が遠のいた事などで豪ドルが下落するとクロス円でも円買いが強まった。ドル円は80円台後半の損切りを付けるなど一時80円70銭まで下落したが売りは続かず戻されている。80円台前半では協調介入の警戒感が強いものの、市場は怖いもの見たさで攻めてきている。この動きは日本のゴールデンウイークの終わりまで続きそうだ。一目の雲は今週後半から上昇に転じており、週明けには再び82円台に上昇している。

予想レンジ 米ドル円:81円30銭~80円70銭

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[ポンド米ドル]  経済の弱さが指摘され

(ポンド米ドル日足)


ドルが全般的に弱含む中ポンドに対してはドルが上昇。この日発表された英国4月のPMI製造業が54.6と予想の57を大きく下回った事や、ウイールBOE政策委員が「英経済の回復は私が望んでいるよりも弱いかもしれない」との発言からポンドは終始上値の重い展開が続いた。パラボリックのSARを下回った事でポンド売りのサインが点滅した。
ただ、今回の動きはアルカイダの報復懸念などから市場は一時的に方向感を見失っている事もあり売りは継続するとは見ていない。フィボナッチの23.6%戻しにあたる1.6410附近が下値の限界とみる。

予想レンジ ポンド米ドル:1.6550~1.6410

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]  RBA政策金利据え置き

(豪ドル円4時間足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUDUSD20110504_jikanashi.jpg

アジア時間に行われたRBA政策会合では政策金利を現行の4.75%で据え置く事を発表。声明文では「現在の金融政策は適切」「金利の引き上げを急いでいない」との内容から利上げ期待は後退。また、「豪ドルは大幅に上昇し実効為替レートはここ数十年で最も高い水準にあり、このまま続くならば貿易セクターにとって追加的な抑制要因となろう」とした事も豪ドルの売りに繋がった。
また、ビンラディン殺害によるアルカイダの報復テロの可能性からリスクが高まった事で原油などコモディティー価格が下落。資源国通貨でもある豪ドルの上値を更に重くした。
対ドルでは前日に1.10ドルの最高値を付けてから利食いの売りも出ており一時的に天井を売った可能性もある。豪ドル円は安値では長期的な投資の買い意欲も強く、前回の安値87円25銭付近が強いサポートとみる。

予想レンジ 豪ドル円:88円10銭~87円30銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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