ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] ユーロ安の流れに一服

連休明けのアジア市場ではドル円やユーロ、そしてクロス円の買い戻しの動きで始まった。しかし、NY市場に入りS&Pがギリシャの格付けを相次ぎ引下げ、その他の大手格付け会社も引き下げの可能性を示した事でユーロは再び下落に転じた。ユーロ安は対ドルだけではなく対円でも進んだことで結果的にドル円も上値の重い展開となり80円前半まで押し戻された。原油価格なども一時ユーロの買い戻しが強まる場面では下落したものの、その後ユーロ安を受け急伸。1バレル100ドル台を回復するなど調整の下落が終わった可能性もある。エネルギー価格の上昇は米国だけではなく欧州や日本などにも影響し世界的な景気回復の足かせとみられる。そのため、リスク回避の動きが強まりドル買いやクロス円の売りに繋がり易い。原油価格はユーロの動向を見て動いているとみられ、ユーロ安が今後更に強まればクロス円やドル円の上値を抑えてきそうだ。ユーロの動向に注目したい。


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[米ドル円] ユーロの買い戻しでドルの上値重く

(米ドル円日足)


連休中に円高が進んでいた事から週明けの東京市場ではドル円の買い戻しが中心で始まり一時80円後半まで買いが進んだ。しかし、円買いの動きは依然根強く80円前半まで押し戻されるなど不安定な動きが続いたものの総じて底堅い動きがみられた。NY時間にギリシャの格付け引き下げの話が伝わるとユーロ円の売りがドル円の上値を抑えた。その後ユーロの買い戻しが急速に強まるとドルが全般に売られたことでドル円も再び80円前半まで押し戻されるなど円の買われやすい地合いは続いている。一目の雲の下限が80円85銭付近にあり結局このレベルで上値を抑えられた。80円割れでは介入警戒感が強まるものの、市場は介入を再度試す展開とみる。

米ドル円予想レンジ:80円85銭(雲の下限)~79円70銭


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[ユーロ米ドル] ギリシャの格付け引き下げ

(ユーロ米ドル日足)


先週大きく下落幅を拡大したユーロは週明けアジア市場では買い戻し中心で始まった。しかし、NY市場が始まるとS&Pがギリシャ国債の格付け引下げを発表。また、フィッチやムーディーズも格付け引き下げを検討しているとの報道でユーロは再び売りが加速した。しかし、NY金先物や原油価格の買い戻しが強まると同時にユーロも急速に買い戻された。この日は結局往って来いとなり先週後半の急速な下落に歯止めがかかった。ユーロの下落は一旦止まったもののギリシャの債務問題が再び浮上してきた事や利上げ期待の後退などで売りはまだ継続するとみる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4420~1.4250


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[豪ドル円] 中国の輸入拡大期待

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUDUSD20110510_jikanashi.jpg

週明けのアジア市場では豪ドルは堅調に推移。レベル感からの買いや今週発表の中国貿易収支では中国の輸入が拡大するとの思惑なども底を支えた。更に欧州市場に入ると原油価格が上昇に転じたことにより資源国通貨の豪ドルにも買いが集まった。NY市場でギリシャの格付け引き下げの話からユーロが売られる場面もみられたものの、午後に入り金や原油価格の上昇がドル売りを強め、対ドルで豪ドルは再び上昇し1.08ドル台に乗せた。しかし、同時にドル円の上値も重く結局豪ドル円でこの日は小幅な上昇に止まった。ドルの緩和継続期待の中で豪ドルの利上げ期待が徐々に高まり始めているだけに、安値を拾う動きは今後も続くとみる。

豪ドル円予想レンジ:87円25銭~85円80銭


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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