ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] 上げ下げがあったものの、ユーロは上昇

昨日の通貨別強弱で目立った点は円が弱く、オージなどの資源国通貨が買われた、ユーロの下落が一旦収まった事である。資源国通貨が強かったのは、コモディティー価格、原油価格が上昇した事が背景である。ユーロと円は、買収絡みのユーロ買いとリスク回避の動きが収まった事とみられる。本日の注目点はBOE議事要旨、4月雇用統計が発表されるポンドである。前回と同様の数名の委員が利上げを主張した内容と思われる。


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[米ドル円] 上昇後は下落か

(米ドル円日足)


昨日のドル円は東京市場のオープンから堅調に推移し、ロンドン市場では81.76銭まで上昇した。背景は武田薬品のユーロ円の買いが持ち込まれるとの噂である。本日もユーロ円の買いが持ち込まれるとの噂がある。一般的に買収案件の外貨買いは、買収金額の全額の外貨買いが1度に発生する事例はまれである。それは、買収資金の調達が一部外貨で行われる事があるからである。また、為替で外貨買いを行う場合も一度に持ち込まれる事は少なく、数日に分けて行われる事例が多い。しかし、為替市場は思惑、予測で動く傾向が強く、実際に買収案件のユーロ買いが発生しなくても、思惑でユーロ円を買う参加者が多ければユーロは上昇し、ドル円も上昇する。ユーロと同様にドル円も東京市場では売りは勧めない。しかし、東京市場で買われ過ぎると、スペックの利食い売りがロンドン市場で頭を押さえ、ドル円は値を下げる可能性が高い。

米ドル円予想レンジ:81円95銭~80円85銭


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[ユーロ米ドル] 東京市場ではユーロの下値は限定的

(ユーロ米ドル日足)


5月4日から下落を続けていたユーロは5月16日につけた1.4048の安値から上昇に転じて引けた。東京時間から武田薬品のスイス企業買収に伴うユーロ円の買いが出るとの噂から強含みに推移していた。NY市場のオープンでは米4月住宅着工件数が事前の予想の569Kより弱い551Kと発表されると、米株価指数が下げ幅を拡大した事から、リスク回避の動きが強まり、1.4120レベルまで売られる局面もあった。
しかし、その後は原油価格、コモディティー価格が徐々に回復基調となった為に、ユーロは再び上げに転じてロンドン時間の高値である1.4225を破り、米株式市場が回復した事もあり、1.4239の高値圏で引けた。一旦はユーロ安も収まったと思われる。数日間は1.4000割れの可能性は低いと判断される。ユーロの戻しの目安は5月4日の高値の1.4938と5月16日の安値1.4048の38.2%である1.4388と見られる。東京時間は、武田薬品の買収絡みのユーロ買い、また東芝の買収絡みのユーロ買いの思惑が強く、ユーロの下値は限定的とみられる。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4335~1.4165


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[豪ドル米ドル] 短期的な買い

(豪ドル米ドル日足)


昨日の豪ドルはRBA議事要旨の内容に特段の悪材料が無かったにもかかわらず、発表後は1.0532の安値を付けた。その後は堅調に推移したものの、18日0時40分にはNY株式市場の下落に伴い、安値が破り1.0504まで値を下げた。その後は
コモディティー価格、原油価格の上昇に伴い、大幅に値を回復し1.0635の高値を付け、高値圏で引けた。ユーロと同様に一旦は下落傾向に歯止めがかかったように感じられる。1.0500が大きな抵抗線となるであろう。短期的には下がったところでは買いから入ってみたい。1.0600割れのレベルで最初の買いレベルと判断される。

豪ドル米ドル予想レンジ:1.0670~1.0580


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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