ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] 円弱し

今月に入っての相場は、USDが主要通貨に対して強い、特にユーロに対して強くなっており、その結果ドル円が上昇してもユーロドルでの下げが大きい為に、ユーロ円は下落傾向にあった。しかし、今週に入ってユーロドルでのユーロの下落が収まり、ドル円での上昇が続いた為に、ユーロ円は上昇に転じている。これは、市場が米金利の上昇を背景にドルを買っている状況に、リスク志向の高まりからクロス円での買いも出てきている事を意味する。先週まではユーロが一番弱い通貨であったが、今週はいまのところ円が一番弱い通貨となっている。この動きが本格化するのかは来週の動向を見てからとなるが、今日はまだドル買い、クロス円も買いと見るのが妥当ではないか。


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[米ドル円] 下は買い、上は売り

(米ドル円日足)


昨日のドル円は、23時に発表された米中古住宅販売件数までは、前日の流れを引き継ぎ、順調に上昇を続け、4月28日以来となる82.23の高値を付けた。しかし、米中古住宅販売件数が事前予想より悪い数字であった事、またフィラデルフィア連銀景気指数がサプライズに悪化していた為に、米国金利が低下し、ドル円は値を下げ始めた。NYの引け値は81.62~65でほぼ前日と変わらないレベルとなった。昨日発表された米国経済指標は、新規失業者申請件数が市場予想より減少、中古住宅販売件数とフィラデルフィア連銀景気指数は市場予想より悪化と、まだら模様であった。最近のドル円は米国金利上昇とリスク志向の高まりから買われる展開となっている。昨日は
中古住宅販売件数とフィラデルフィア連銀景気指数の悪化から売られたが、まだ市場が転換したとは考え難い。しかし、82円台で高値を更新した一旦の達成感もある。本日は注目される米国指標の発表が無い事もあり、再び82円台を試すのは難しいと思われ、82円付近は売り、81.50から下は買いで臨みたい。

米ドル円予想レンジ:82円10銭~81円40銭


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[ユーロ米ドル] 買いから利食いも早めに

(ユーロ米ドル日足)


昨日のユーロドルは1.4280のレジスタンスが抜け、1.4324の高値を付けた。日中1.42台で「トリシェECB総裁が、ギリシャが還期限を延長すればギリシャ国債をオペの適格担保として認めない」との発言から乱高下を繰り返した後、米中古住宅販売件数とフィラデルフィア連銀景気指数が悪化を示し、1.4300~10近辺のストップロスのユーロ買いを巻き込み上昇を続け1.4305で引けた。日中下げる局面では1.4210レベルの底堅さが目立った。1.4280のレジスタンスが抜けた事、リスク志向の高まりからユーロ円が堅調に推移している事から、ユーロドルの下値は限定的と思われる。1.4280~1.4300でのユーロ買いが狙い目と考える。上値のめどは5月4日の高値1.4938と5月16日の安値1.4048の38.2%戻しの1.4388となっている。ユーロドルも基本的には米経済指標の強弱に左右されており、本日は注目される米指標の発表が無い事から、1.4388を試す展開になるとは考え難い。週末でもありロングの利食いも早めにしておきたい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.4350~1.4280


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[豪ドル米ドル] 下がったレベルで買い

(豪ドル米ドル10分足)


(豪ドル米ドル日足)

AUDUSD20110520_hiashi.jpg

昨日の豪ドル米ドルもリスク許容に左右され、1.06台で上下を繰り返したものの、最終的には前日の引け値1.0624から40ポイントの豪ドル高の1.0664で引けた。米経済指標の悪化からリスク志向後退で売られる局面もあったが、最終的には値を回復しており、リスク志向が継続していると判断される。1.0600割れは底堅くなってきており、大幅な豪ドルの下落は予想し難い。今週末の引け値で5月5日の安値1.5036を下回るとテクニカル的に1.0300レベルまでの下げもありうるが、現状ではその可能性は低い。本日も下がったレベルでは買いをお勧め。

豪ドル米ドル予想レンジ:1.0710~1.0630


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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