ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-05

[全般] 米国景気に対する懸念

連日の米国景気指標の悪化からドルへの不安が拡大。前日発表された米GDPや新規失業保険申請件数の悪化に続いて昨日発表された米中古住宅販売件数も悪化。4月はマイナス11.6%と予想のマイナス1.0を大きく下回った事からドルは急落した。特に対円での下落が目立った。米長期金利も連日3.1%を下回るなど低金利が続く事から米国量的緩和第3弾QE3に踏み切るのではといった憶測も浮上した事がドル売りを加速させている。この日はフィッチが日本の格付け見通しを安定的からネガティブに、ムーディーズがNZ主要銀行の格付けを引き下げたが、寧ろドルはこれらの通貨に対して下落するなどドルへの信認が低下している事を現わすものだ。今週も米国の重要な景気指標が軒並み発表され、特に週末の雇用統計に注目は集まる。
本日は米国メモリアルデーで英国も祝日という事もあり動意の乏しい一日になりそうだ。


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[米ドル円] 日本の弱さを上回る米景気

(米ドル円日足1)


(米ドル円日足2)

USDJPY20110530_hiashi2.jpg

ドル円のサポートがことごとく突破され円高ドル安への不安が再び拡大。米国景気指標が連日予想を下回るものが発表された事でドル安が止まらない。この日もアジア市場からドル安はじりじりと進行。一目の雲の下限である81円20銭付近を下回って始まると午後には大台の81円を割り込んだ。その後フィッチが日本の格付け見通し引下げを発表したものの殆ど反応はなく上値の重い展開となった。NY市場にかけては買い戻しも見られたものの米中古住宅販売件数が予想を下回ると再び売りが強まりパラボリックの位置する80円90銭を下回り80円70銭まで下落。これでパラボリックのSARは売りサインに転換した。市場では米国長期金利の低下が続く事から量的緩和第3弾が行われるのではといった観測が一部で浮上するなど円買いというよりもドル売りに傾き始めている。今日はNY市場が休場ということで81円付近を中心にもみ合いが続くとみる。

米ドル円予想レンジ:81円20銭~80円50銭 


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[ポンド米ドル] 利上げ観測から上昇

(ポンド米ドル日足)


この日もポンドは上昇しこれで4日連続の大幅上昇となった。
アジア時間に発表された英国5月GFK消費者信頼感指数はマイナス21と予想のマイナス31よりもマイナス幅は縮小。ネーションワイド住宅価格も0.3と予想の00.1を上回るなど利上げ期待が強まった。一方、ボーゼンBOE委員が「現時点で利上げを求めるのは間違い。インフレ目標は達成できない」と発言したものの市場のポンド買いを抑える事は出来なかった。先週だけで450ポイント上昇し61.8%戻しをも超えてきている。次の目標は76.4%戻しの1.6575付近となるが、今日はスプリングデーで市場は休場。NY市場もメモリアルデーで休みということから一旦は利食い売りが出てくる頃とみる。

ポンド米ドル予想レンジ:1.6540~1.6460


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[スイスフラン円] 利上げ観測浮上で高値更新

(スイスフラン円週足)


(米ドルスイスフラン日足)

USDCHF20110530_hiashi.jpg

リスク回避からのスイス買いから更に利上げ観測も浮上しスイスは対ユーロでも最高値を更新するなどその上昇の勢いは止まる兆しが見えない。この日発表されたスイスの5月KOF先行指数が2.3と2カ月連続で高水準を記録した。先日IMFがSNBは近く金利を引き上げる可能性を示唆。また、介入も過度な変動があった場合だけ行うべきとの声明を発した事もスイス買いに拍車をかける要因となっている。スイス円は週足では94円30銭にあったパラボリックのSARを超えた事で今週から買いに転換している。対ドルでも下降チャネルの下限に迫る勢いだ。今日は英国や米国の祝日という事もあり寧ろスイスなどに市場の注目が集まり易くもう先日の高値を試しに行きそうな雲行きだ。

スイスフラン円予想レンジ:95円50銭~94円80銭


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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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