ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2011-10

[全般]  リスク選考の動き強まる

G20を控えアジア市場から欧州市場にかけては慎重な動きが目立った。
NY市場に入ると俄かに値動きが激しくなった。9月小売売上高が予想を上回ったことやG20では欧州問題の解決に向けて新たな対応策への期待感が高まった。その後イタリアのベルルスコーニ首相が信任投票を通過したとの報道が伝わるとユーロは上値抵抗線でもあった1.3830付近を上に抜けて1.39手前まで上伸。ドル円でも来週に円高対策が発表されるとの一部メディアが伝えた事で一気に77円ミドルまで買われるなど、この日は円やユーロ単独の材料での動きが目立った。今週は米国金融機関の決算発表に加えベージュブックや消費者物価など景気指標が発表される。最近の米経済指標は改善を示すものが多いことから予想を上回るものが続けばリスク選考の動きが更に強まりそうだ。特にクロス円の買いに勢いがあることから円売りが進みやすいとみる。

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[米ドル円]  77円ミドルを超えられるか注目

(米ドル円週足)


(米ドル円時間足)

USDJPY20111017_jikanashi.jpg

NY時間にドル円は急伸。今週の早い段階で新たな円高対策が発表されるとの一部のメディアが伝えたためだ。しかし、これまで政府は円高対策として海外企業のM&A推進のための基金設立など既に現わしていることから同様な内容であれば寧ろ失望感が強まり円買いに戻される可能性もある。しかし、今回の上昇はそれが要因というよりも底を打って上昇に転じるサインになりそうだ。欧州時間からドル円は77円に何度か乗せるなど買い気ムードが既にみられており、それだけクロス円も含め円売りの動きが目立った。問題は77円ミドルの抵抗線を抜けるかどうかだ。実需などの売りが並んでいる可能性もあるが既に9月末に大分売った事からそれ程抵抗はなさそうだ。週足のパラボリックSARが78円20銭に位置する事からこのレベルに届くかどうか今週は注目したい。

予想レンジ 米ドル円:77円85銭(9月9日高値)~76円90銭

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[豪ドル円]  上昇の勢い止まらず

(豪ドル円日足)

AUDJPY20111017_hiash.jpg

前日の豪州雇用統計では予想以上に雇用者数が増加した事で買いの勢いが増した。また、欧州債務問題も本格的に回避しようとする各国の動きが活発となり市場には安心感が高まった。一時利下げ期待が強まったことや中国などの景気減速が豪ドル売りを誘った事からロングポジションが可なり解消された。ここにきてリスク選考の動きが高まった事から資源国通貨であり高金利という事から豪ドルへの見直し気分が強まった結果とみる。ただ、この動きもまだ短期的な動きとみた方がよい。79円90銭レベルはフィボナッチ76.4%戻しであり、9月16日の高値と同レベルで先週末は跳ね返された。このレベルを超えられなければダブルトップを形成し再び下落が始まるだろう。しかし、NYの終値がほぼ高値圏で引けた事で買いの勢いはまだ残っているとみてよい。抜けたところで再度買いを入れてみる。

予想レンジ 豪ドル円:81円00銭(ボリンジャーの上限)~79円20銭

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[ユーロ円]  イタリアの信任投票通過

(ユーロ円日足)


アジアから欧州市場にかけて前日のECBレポートによる欧州懸念を背景に慎重な動きとなっていたユーロはNY市場に入り一変。イタリアのベルルスコーニ首相が信任投票を通過したとの報道をきっかけに大きく上昇に転じた。特に強いレジスタンスとみられた1.3830付近を抜けると一気に損切りを巻き込み対ドルで上昇。その後、本邦政府関係者の話として今週早々にも新たな円高対策を発表するとの一部報道によりドル円が急伸。結果的にユーロ買いの材料と円売りの材料が重なった事からユーロ円の上昇が最も目立つ展開となった。ただ先週だけでユーロ円は5円余りの上昇となった事から調整の売りが出やすいとみる。一目の雲が下がってきていることから今週は雲の下限で上値を抑えられそうだ。この下限を突き抜けて雲の中に突入する事が出来れば9月9日に付けた高値108円を目指す展開とみる。

予想レンジ:ユーロ円 108円00銭~106円50銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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