ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-01

[全般]IMF欧州支援とギリシャ交渉再開

前日のEFSF入札が順調な結果となった事を受けアジア市場では安心感が広がりユーロは底堅い動きで始まった。欧州市場に入り国際通貨基金IMFが融資能力の増強へ最大5000億ドルの調達を目指し1兆ドルに倍増する事を発表。これを受けユーロは1.28台に上昇。また、最も懸念されたギリシャ債務交換で中断していたギリシャ政府と民間債権者との協議が再開したとの報道が伝わると更にユーロ買いが進みリスク懸念が後退。クロス円などの買いも目立ちドル円も底互い動きがみられた。これまで一方的に欧州への懸念が先行しユーロショートが積み上がってきたが、ここにきてその反動が出始めてきた。この日のポルトガルの入札も順調な結果となりイタリアも含め債務国の国債利回りは一先ず落ち着いてきた。ユーロは目先のショートカバーがみられるがCDSなど依然として高く不安は残る。ここからもう一段の買い戻しが入れば更にショートが炙り出されることになる。

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[米ドル円]クロス円の買いで底堅い動き

(米ドル円2時間足)

ユーロ上昇によるドル買いとクロス円の買いの狭間でドル円は連日レンジ内での動きが続いている。昨日もその前日もドル円は朝からユーロが上昇と同時に売られて始まり、その後クロス円の買いで再び上昇する動きが見られる。日足では二日続けて下ひげを伸ばして引けている。ユーロの買い戻しの動きが強い事から市場には安心感が漂い始めており、これまでのリスク回避からの円買いの動きに変化がそろそろ現れる頃だ。
今日は米国の消費者物価や住宅着工など重要な指標が発表される。ユーロから市場の目は米国経済に集まれば、予想を上回るようであれば更にドル売り円売りの動きが強まる。

ドル円予想レンジ:77円15銭(38.2%)~76円60銭(1月4日安値)

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[ユーロ米ドル]

(ユーロ米ドル日足)

(ユーロ米ドル時間足)
EUR_USD_20120119_jikanashi.jpg

前日のEFSFやスペインの入札の好調な結果を受けユーロのショートカバーが入り始めていたところで、昨日は更に大きな買い材料が二つ舞い込んだ。欧州市場が始まるとすぐ国際通貨基金IMFが融資能力の増強へ最大5000億ドルの調達を目指し、総額で1兆ドルに倍増すると発表。日米欧だけではなくロシアやブラジルからも新規の資金を調達するとした事で市場には安心感が広がった。また、先日中断していたギリシャ政府と民間債権者との債務交換協議が再開したとの報道が伝わると、ギリシャデフォルトへ懸念が後退したこともユーロ買いに拍車をかけた。時間足チャートでは13日にS&Pが格付け引き下げを発表する前とほぼ同レベルの1.2866ドルまで戻してきた。このレベルを超えるようであれば更にショートの巻き戻しが強まるだろう。1.2865にはパラボリックのSARがあり既にこのレベルを昨日触った事で今日から買いサインが点滅する。ボリンジャーバンドの1.29を超えれば第2段の上昇が確認される。

ユーロドル予想レンジ 1.2950(1月5日)~1.2800

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[豪ドル円]80円の攻防

(豪ドル円日足)

IMFが欧州支援に新たに5000億ドル規模の資金基盤強化を検討しているとの報道や、ギリシャ政府と民間債権者の債務交換協議を再開した事などで市場には安心感が広がった。これを受け欧米市場ではユーロ買いやリスク通貨である豪ドルに買いが集中。これまで上値の強いレジスタンスとみられていた80円台に乗せてNY市場は引けた。このレベルは12月に付けた高値であり何度も跳ね返されているだけに今回も利食い売りが並んでいた。
本日は豪州の12月雇用統計が発表され、前回のマイナス0.63万人から1万人増加が見込まれている。昨日豪州の消費者信頼感指数がこれまでの2回利下げの効果から持ち直した事が示された事から、雇用者数が予想通りであれば利下げ期待が後退するとみる。80円を底に出来るか再び天井になるかこの数字で試されるだろう。

豪ドル円予想レンジ: 80円50銭(ボリンジャー中心線)~79円60銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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