ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-01

[全般]ギリシャ債務交渉難航

先週から継続してギリシャ政府とIIFとの債務交換協議が難航している。元本の50%を削減して保有国債から新発債へ交換する合意はしているものの、表面利率を民間側は4%としギリシャ側は3.5%と主張。この折り合いがつかないまま交渉が長引いている事でギリシャデフォルトへの懸念が増す中、市場はしびれを切らしてユーロ売りに走った。また、IMFが今年の欧州景気に対し穏やかな後退を明らかにしたこともユーロ売りを促した。しかし、景気の悪化は既に市場は織り込んでおりギリシャ問題も時間の問題で決着をつけざると得ないとの見方が強く、最終的に下げたところでは買いが待ち構えていたようだ。ドル円は財務相発言などから介入の可能性を感じとったのかFOMCを前に何らかのアクションがあるとの思惑もあり上昇。12月末のレベルである77円83銭まで買われそのまま高値圏で引けた。今日はFOMC会合後の各メンバーの政策金利見通しが発表されるが、それにより今後のドルの行方が見えてきそうだ。

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[米ドル円]年末の78円を目指す

(米ドル円日足)

久しぶりにドル円が動いた。日銀の政策会合では日本国内景気回復の遅れが指摘されたがそれ程影響は見られなかった。ただ、白川総裁はユーロ円の下落など円高の影響が懸念されるとした事から安住財務相からの円高阻止への口先介入への期待感も高まりドル円は上昇。77円35銭付近にあったロスカット注文がつくとほとんど抵抗なく77円後半まで買われた。78円付近は昨年末にドル円が下落する前のレベルでもあり市場はもう一段の上値を試しに来るだろう。ただ、このレベルでは実需の纏まった売り注文が並んでいるとの観測もあり一旦は押し戻されそうだ。一目の雲を上に抜けた事で上昇の勢いはある。FOMCの各メンバーの発言次第でもう一段の上値を試す展開とみる。

ドル円予想レンジ:78円00銭(38.2%)~77円30銭

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[ユーロ円]ギリシャデフォルト懸念と欧州景気減速、そして円安

(ユーロ米ドル日足)

ギリシャ債務の交換協議は依然として長引いている事で市場はいらつき始めている。
元本の50%を削減して保有国債から新発債へ交換する合意は既に昨年しているものの、表面利率を民間側は4%としギリシャ側は3.5%と主張し僅かな違いで最後の一歩が難航。また、IMFが今年の欧州経済は穏やかな景気後退となる事を明らかにしたことでユーロはNY時間に売りが強まった。しかし、景気の悪化は既に市場は織り込んでおりギリシャ債務交換協議も時間の問題でいずれ決着はつくといった認識もありユーロ買いの勢いは止まらない。また、ドル円も77円30銭付近のストップを巻き込み久しぶりに円安に動き出した事でユーロ円は前日に引き続き大きく上昇。ドル円と同様に年末の下落前のレベルである102円方向を試す展開とみる。

ユーロ円予想レンジ :102円00銭~100円40銭

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[NZドル円]高値レベルに到達

(NZドル円日足)

ギリシャ債務問題は燻るものの豪ドルやNYドルといったリスク通貨が底堅い動きで推移。
特に対円ではドル円の買いが進んだ事もあり短期的な円キャリーの動きもみられた。
昨日は昨年11月以来の高値63円04銭まで上昇。このレベルは昨年11月の天井を付けた時のもみ合いがあったレベルであり、非常に意識するところだ。また、フィボナッチの50%戻しにもあたり一先ず上値の達成感がある。本日はFOMCで今後の金融政策見通しを発表し、結果次第ではドルが買われることでNZドルも下落に転じることになる。その前に一旦は利食い売りが出るとみるが、戻し場面ではまだ買い遅れたところも多く安値は拾う事にする。戻しのレベルとしては昨日の底固めのレベルである62円50銭付近。上値は63円前半を完全に抜けてくれば64円台乗せも期待できる。

NZドル円予想レンジ:63円80銭~62円50銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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