ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-01

[全般]米低金利2014年末まで継続!

注目のFOMC声明内容は市場にサプライズをもたらしドルは全面安の様相を呈した。
FOMC声明では「非常に緩和的な金融政策を継続するとして少なくとも2014年遅くまでFF金利の誘導目標を0-0.25%に据え置く意向」を示した。昨年の夏の会合では2013年半ばまで据え置くとしていたのに対しこの期間の長さは市場にとって衝撃的なものだ。また、メンバーのうち5人までがこの意見であったことも驚きでドルは全面安となり国債利回りも低下、NY株価も上昇した。また、注目されたQE3に関してははっきりと言及しなかったものの資産購入に関しては継続中とし、万が一のために温存する構えを見せた。
ドル円はアジア時間に発表された日本の昨年の貿易収支が31年ぶりの赤字となった事で、前日までの円売りの動きが更に加速。FOMC発表を控えNY時間には77円26銭まで上昇したが、発表後はドル全面安の影響を受け77円ミドルまで押し戻されるなどドル主導の動きとなっている。金利低下を受けてのドル売りとなったが、これで金利相場が始まるというわけではないだろう。ドル円はいずれクロス円の買いなどで再び強含みの展開と見る。

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[米ドル円]日本の貿易赤字継続

(米ドル円日足)

(米ドル円時間足)
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東京の早朝に発表された日本の昨年の貿易収支が2.5兆円の赤字となった。これは31年ぶりのもので、前日に今年の成長率を下方修正した事などから円安の勢いを加速させた。経常収支は依然黒字を維持しているものの、このままいけばいずれ赤字に転落するとの指摘もある。
ドル円は久しぶりに77円台に乗せ、NY時間にはFOMCの発表を前にして77円28銭まで上昇。しかし、FOMC声明では2014年遅くまでこの低金利政策を継続させることを示した事で米国長期金利は昨日までとは一変し低下した。これを受けドルは全面安となりドル円は再び76円ミドル付近まで押し戻された。しかし、クロス円も全般に底堅い動きを見せている事から下落は限定的だ。リスクは依然として緩和されておりドル売りと円売りの動きの中で一時的にドル安が強まった。時間が経てば再びドル円は上値を試す事になるだろう。

ドル円予想レンジ:77円00銭~76円40銭(50.0%、雲の下限)

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[ユーロ米ドル]ドル全面安でユーロ上昇

(ユーロ米ドル日足)

この日はNY時間にFOMC発表を控えていた事からアジア市場では1.3ドル前半でのもみ合いが続いた。欧州時間に入りドイツの1月IFO景況感が108.3と予想の107.6を上回ったことで安心感が広がったがハンガリーがIMFから150-200億ユーロ規模の支援が必要となるとの発言が出た。また、ECBがギリシャ債の債務再編に応じる事に断固拒否の姿勢を示した事でユーロ売りが強まり1.3ドルを割込むと1.29前半まで下落した。FOMCを控えたポジション調整と思われる。その後FOMCで2014年遅くまでゼロ金利政策を継続するとの声明を受けドルの金利が低下しドル売りが強まった。ユーロは今年の高値であった1.3075付近を抜けて1.3120まで上昇し、そのまま高値圏での引けとなった。欧州問題はひと段落したところでユーロショートのポジションはかなり解消されたとみてよい。そこで更にドル安が重なった事でここからは一部ユーロロングポジションを作り始めたところがみられる。一目の雲は依然下降トレンドを現わしている事から短期での買いとみてよい。ボリンジャーの上限1.32ドルは12月21日の高値と同レベルだけにレジスタンスとなりそうだ。

ユーロドル予想レンジ 1.3200~1.3050

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[豪ドル米ドル]豪州CPIで利下げ期待

(豪ドル米ドル日足)

(豪ドル米ドル時間足)
AUD_USD_20120126_jikanashi.jpg


今後のRBAの金融政策を占う上で注目された豪州10-12月消費者物価CPIがアジア時間に発表された。予想の0.2%に対して前期と横ばいの0%となった事を受け瞬間的に売りが出たものの直ぐに買いが強まった。コアインフレを示すトリム平均が0.6%と前回の0.4%を上回る上昇となった事で来月のRBA会合で政策金利引き下げの期待が後退した事が豪ドル買いを促した。しかし、欧州時間に入るとECBがギリシャ債務再編に応じない構えを示した事でユーロが下落すると、同時に豪ドルもポジション調整と思われる売りが強まった。下値はCPIが発表された時点で売られた1.0440の底は抜けなかった事からも短期のポジション調整とみてよいだろう。その後FOMCでゼロ金利を2013年夏と思われた機関が2014年末という事からドルが全面安となった事を受け豪ドルは再度上昇。アジア時間に付けた高値1.0540付近を越えるとストップ注文を巻き込みながら1.0618まで上昇し高値で引けてきた。ボリンジャーのバンドウオークは続いている事から上昇の勢いはまだあるが、最も強いレジスタンスである1.0750に近い事からそろそろ折り返し地点に差し掛かってきたとみる。下値サポートは76.4%戻しの1.0440とみる。

豪ドルドル予想レンジ: 1.0700~1.0440

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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