ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-01

[全般]今週はドル安も一服か

先週はFOMC声明で米国が2014年遅くまで実質的な低金利政策を継続する事を明らかにした事でドルは全面安の展開となった。これまでドル安が進む時というのはリスク後退し安全通貨のドルや円を売りリスク通貨へ資金が戻るという動きだ。しかし、今回はドルが全ての通貨に対し値を下げた事でドル円も下落。先週末に発表された米国10-12月GDPが2.8%と加速したものの予想の3%を下回った事からFOMCの内容を裏付けるものとしてドル売りが更に進んだ。また、これまで懸念されたギリシャ債務減免交渉も月内に決着がつく可能性が高まった事でユーロ買いの動きが強まった事も更にドル安を誘発した。このFOMCのサプライズによりドル円やユーロ、ポンドといった主要通貨のオプションのトリガーが色々なレベルで付けさせられた事で荒っぽい動きが色々なクロス取引に影響した。今週はFOMCサプライズの動揺も後退し、これらの混乱も一先ず収まればドル安の動きも終わりに近づくとみる。

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[米ドル円] レンジの下限を下回った時は

(米ドル円日足)
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先週はFOMC声明でゼロ金利政策を昨年決定した2013年夏から更に2014年遅くまで延長した事を受けドル安が進んだ。ドル円は昨年2011年度の日本の貿易収支が赤字に31年ぶりに転じた事で円売りの動きが活発。78円を試す展開と見られていた事からオプションも円プットを買う動きが高まっていた。また、一目の雲の上に飛び出した事もドル円の上昇期待が高まっていた。その動きに対し今回のFOMC声明は完全にカウンターパンチとなり反転。雲の下限を再び下回りドルロングの損切りを巻き込んでこれまでのレンジの下限の手前76円65銭まで下落した。フィボナッチの76.4%戻しが76円50銭にあり、昨年10月末に実施された介入後はこのレベルを超えていない。もし、このレベルを下回るようであれば史上最安値の75円ミドルを再び試す展開とみる。

米ドル円予想レンジ:77円50銭~76円50銭

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[ユーロ米ドル]1.32ミドルを巡る攻防

(ユーロ米ドル日足)

(ユーロ米ドル2時間足)
EUR_USD_20120130_2jikanashi.jpg

先週はギリシャ債務減免協議が難航する中でユーロの上昇にも陰りがみられるかと思われた。しかし、FOMC声明でゼロ金利政策をこれまで2013年夏に解除を少なくとも2014年遅くまで継続することを決定した事を受けドルが全面安。この動きを受けユーロは対ドルで上昇が加速し一目の雲の下限付近まで到達した。このレベルはフィボナッチの38.2%戻しのレベルでもありかなり強いレジスタンスと見る。雲も下落トレンドにあり、厚みもある。もし、このレベルを超えていくようであれば昨年12月の高値1.35ドル付近までの上昇も期待できる。今週はギリシャの債務減免協議に決着がつくと見られるが、最近の動きをみると既に織り込んでしまう事から寧ろ売りのタイミングになりやすい。

ユーロ米ドル予想レンジ:1.3250(雲の下限、38.2%)~1.3000(時間足38.2%)

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[豪ドル米ドル]天井圏に近付く

(豪ドル米ドル週足)

(豪ドル米ドル時間足)
AUD_USD_20120130_jikanashi.jpg

FOMC声明により米ドルの長期金利は低下しドルが下落した事で豪ドルは底を押し上げられた。週足の一目の雲の上限であった1.0560を上に突き抜けてきた。また、今週は基準線を転換線が下から上に突き抜けると見られる事から買いの勢いはまだ継続すると見る。ただ、1.0750レベルは昨年の9月と10月の2度にわたり跳ね返されている事からかなり強いレジスタンスとみてよい。そろそろ利食いの準備をしておいた方がよさそうだ。ただ、豪州の景気は他の国に比べて相対的に良い事から豪ドルの買いの強さは今後も継続するとみている。下げたところで再び買いを入れておく事にする。76.4%戻しの1.04ミドルまで戻してくるようなら買いを入れる。

豪ドル米ドル予想レンジ: 1.0750~1.0450

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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