ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-07

[全般]米国金融緩和期待高まる

週明けのシドニー市場では世界的な景気刺激の動きが広がるとの観測が先週末に広がった流れを受けドル円やクロス円などが高く始まった。しかし、昨日は日本が海の日で祝日となりアジア市場は流動性が低下する中で利食い売りなどに押され全般に上値の重い展開となった。NY時間に入るとその動きは更に強まった。この日発表の米小売り売上高が前月比で予想の0.2%増加に対し0.5%の減少となったことを受けドルが全面安。本日行われるバーナンキ議長の議会証言では米景気減速の動きからQE3への言及があるとの思惑が広がったためだ。同時に発表されたNY連銀景況指数は予想を上回ったものの市場は無視するなど、元々ドル売りを仕掛けようと待ち構えていたとみる。今日のバーナンキ議長発言でQE3への可能性を示唆したとしても既に大分織り込んできたことからドルが下落したとしても寧ろ、その後のショートカバーの動きを狙う方が面白そうだ。

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[米ドル円]狙われやすいドル円

(米ドル円日足)



欧州や中国など世界的な協調緩和の中で日銀が追加緩和をも送ったことで円が買われやすい地合となっていた。しかし、FOMC議事録で米国の追加緩和期待が後退していたことでドル円は均衡を辛うじて保っていた。しかし、本日のバーナンキ議長の議会証言ではQE3への期待が燻っていた。昨日のNY市場では米小売り売り上げが予想を下回ったことで米景気への懸念が強まり追加緩和への期待が高まりドルは全面安。特に追加緩和を見送った円に対しドルの売り仕掛けが強まった。一目の雲の下限である78円90銭を下抜け78円70銭付近まで下落した。このレベルは61.8%戻しとなり買戻しも入り一先ず反発。しかし、ドル円は今のところ最も売り仕掛けのしやすい通貨だけにドル売り材料があれば再度売り圧力がかかることになる。今日のバーナンキ議長の前に発表の消費者物価や鉱工業生産が予想を下回るようであれば再度売り仕掛けが入るとみるがショートが溜まってきただけに下げ幅は限られそうだ。

ドル円予想レンジ:79円40銭~78円60銭(6月15日安値)

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[ユーロ円]欧州危機懸念後退で下げ渋り

(ユーロ円日足)



欧州債務危機への懸念も各国中銀の景気刺激の動きから後退。ここにきて市場の注目は欧州から米国金融政策に移った。米国小売り売り上げが予想を下回り3か月連続で下落したことを受け追加緩和への期待が高まった。これによりドル円が下落しユーロは対ドルで上昇。ユーロのショートが積み上がっていたことから円の下落以上にユーロが上昇。ストキャスティクスの%Kと%Dが10付近まで下落し売られ過ぎのサインを示している。今年最安値の95円ミドルまで目と鼻に迫った。そろそろ買いのチャンスが到来する。

ユーロ円予想レンジ:97円50銭~96円00銭

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[豪ドル円]81円を挟んだもみ合い

(豪ドル円日足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20120717_jikanashi.jpg


先週末の底堅い動きを引き継ぎシドニー市場でオージー円は堅調な地合いで始まった。しかし、それも長くは続かず本日行われるバーナンキ議長の議会証言を控え利食いの出やすい地合いとなった。特に円が全般に買われやすい地合いのなか米国小売り売り上げが予想を大きく下回ったことでリスクオフの動きが強まった。これを受けオージー円は第一のサポートとなる80円ミドルまで下落したがすぐに反発。ユーロのショートカバーが強まると同時ににオージーでも買い戻しが強まった。
今日のバーナンキ議長の議会証言では米国景気減速懸念もあり前回と同様に追加緩和も選択肢のなかにあると発言すると予想される。発言でドルが下落しても結局オージーが対ドルで上昇しドル円の下落を相殺してしまうことになる。50%戻しの81円を中心に上下50銭のレンジ内での動きから底を固めてからいずれ上昇するとみる。

オージー円予想レンジ:81円40銭(76.4%)~80円45銭(23.6%)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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