ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-09

[全般] ECBの債券購入への思惑

本日行われるECB理事会を控えECBの債券購入への期待が高まるなど思惑が先行。
アジア市場ではECB理事会や雇用統計の発表を前にリスク回避の動きから豪ドルなどの通貨から円やドルに資金をシフトする動きが強まった。しかし、欧州市場が始まるとユーロが一気に上昇に転じた。ECBが債務危機鎮静化に向け債権の無制限購入と不胎化措置を発表するとの報道が伝わったためだ。ドイツ与党の議員が年限の短めの債券を対象としたECBの購入は容認できると語ったこともあり市場は楽観的な見方が広がった。しかし、実際にECB理事会での結果は蓋を開けてみなければわからない。既に市場は織り込み始めているものの、まだ半信半疑という事もあり実際に債券購入の実施が明らかとなればユーロは更に上昇するとみる。また、リスク回避の動きが後退しクロス円などの上昇に繫がるとみる。

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[米ドル円] ECB後は円安

(米ドル円日足)

USD_JPY_20120907_hiashi.jpg

ECBは今日の理事会で無制限勝不胎化の債券購入を検討しているとの報道でユーロが上昇するとドルは全面安の展開となった。ドル円もこの日の安値78円30銭まで売り込まれた。しかし、その後はじりじりと値を戻すなど方向感の掴めない動きが続いている。もし、今日のECB理事会において実際に購入の実施に向けて動き出すようであればリスク回避の動きが後退しクロス円が上昇。円売りの動きが強まりドル円も底堅い動きになるとみる。同時にドル売りも強まることから大きな上昇にはつながらないものの一目の雲の下限付近までの上昇は期待できそうだ。明日の雇用統計を控え78円のレンジ内での動きに留まるとみる。

ドル円予想レンジ: 78円85銭(基準線)~78円20銭

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[ユーロ米ドル] ECB理事会へ楽観的な見方広がる

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20120907_hiashi.jpg

アジア市場ではドルが全面高の動きとなりユーロは上値の重い展開で始まった。しかし、欧州時間に入りドイツの10年物国債入札が低調な結果となったことやスペイン国債利回りが低下。ECB理事会を控え期待感が強まったためとみられる。NY時間にはECBが無制限勝不胎化の債券購入を検討しているとの報道でユーロは一気に上昇に転じた。市場は楽観的なムードが漂うものの中銀関係者の話というだけで実際に行われるかどうか蓋を開けてみないとわからない。結局ここ数週間のレンジの上限である1.2625を超えられなかった。市場はまだECBの国債購入に関しては織り込んでいない。実際に発表されれば上限を上抜けしていくだろう。逆に、期待を裏切られた時の反動の方が大きくなることから、発表前はできるだけポジションを縮小しておく。

ユーロドル予想レンジ:1.2750(6月18日高値)~1.2450(BB中心線)

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[豪ドル円] 強い抵抗線の80円を割り込む

(豪ドル円日足)


(ユーロ豪ドル日足)

EUR_AUD_20120907_hiashi.jpg

朝方発表された豪州4-6月期GDPが0.6%と予想の0.7%を下回ったことでオージー円は一時的に強いサポートとみられた80円を割り込んだ。その後は買い戻しが入ったものの対ドルでのオージー売りの勢いは止まらず79円67銭まで下落。ECBを控えリスク回避の動きもあり上値の重い展開が続いた。結局NY終値ベースでも80円台には載せきれずに引けてきたことで下落のリスクは継続。ユーロオージーも50%戻しのレジスタンスを上抜けたことで61.8%戻しとなる1.2480付近を目指すとみる。
本日のECB理事会で国債購入の実施が決定するようであればリスクオンの動きからオージー円は上昇に転じるとみるがユーロオージーの上昇により上値は限られる。

オージー円予想レンジ:80円60銭~79円50銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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