ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-10

[全般]米失業率低下と日銀緩和期待

日銀政策会合では現状の金融政策を維持することで一致。予想通りではあったものの次回10月30日の会合では追加緩和を実施するとの観測が高まりドル円はニュートラル。
注目の米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想とほぼ同じ11.4万人増。しかし、失業率が2009年1月以来となる7.8%まで低下。予想の8.2%を大きく下回りドル買いの動きが強まった。FOMCでは失業率の低下など特定の経済情勢が改善するまで超低金利を維持することを示唆。時間軸が前倒しになるとの思惑が高まればドル買いの動きは今後も強まるとみる。また、米景気回復期待が高まったことでリスクオンの動きからクロス円を中心に円売りの動きも期待できる。ドル円は失業率発表直後78円86銭まで上昇。ユーロやポンドなど主要通貨も発表後クロス円の上昇に伴い上昇したが、その後はドル高の動きに傾いた。週末からのポジション調整の動きもあり値動きは交錯して終わった。雇用統計の改善は素直にとればドル高だがクロス円が主導の相場になればユーロやポンド、豪ドルなどに対してはドル安に動く。円に対してドルは上昇するなど各通貨によりドルの動きは今後異なることになる。今週はその動きを確認する週になる。

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[米ドル円]追加緩和期待から円安

(米ドル円週足)


(米ドル円日足)

USD_JPY_20121008_hiashi.jpg


日銀政策会合では現状の金融政策を維持する事を決定。前原経済財務相が出席したことで外債の購入など何らかの動きが期待された。しかし、失望売りが出なかったのは次回10月30日の会合で追加緩和が実施されるとの観測が高まったためだ。その間は円安の動きは継続することになる。また、米雇用統計では非農業部門雇用者数は予想通りであったものの、失業率が大幅に低下したことでドル買いが強まった。今回の失業率の低下はパート雇用の増加や求職を諦めた人が多かったことが要因といわれることからドルの上昇を疑問視する見方もある。しかし、どちらにしても低下したことは間違いなく金利面からのドル買いやリスクオンからのクロス円の買いからの円売りがドル円を押し上げるとみる。因みに、週足一目の雲は今週捻じれが生じることから本格的な上昇に転じるか注目。

今週のドル円予想レンジ: 79円30銭(61.8%)~78円15銭(50%)

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[ユーロ円]ECBによるスペイン国債購入間近

(ユーロ円日足)



先週のユーロ円は5日連続で陽線が続きパラボリックも売りから買いのサインに転換。200日移動平均線も超えてきた。今週はこのままで行けば200日線を20日線が下から上に抜けいわゆるゴールデンクロスが起こる。9月17日つけた高値103円85銭を上抜くことができればフィボナッチ61.8%戻しの104円80銭付近を試す展開とみる。このレベルは週足一目の雲の下限でもある。今週はESMが発足し、EU財務相会合が開かれるなどスペインやギリシャ問題の進展も期待できる。ただし、103円85銭を超えられなければ巻き戻しの動きが強まることからいつでも逃げる用意はしておく方がよさそうだ。

今週のユーロ円予想レンジ:104円80銭(61.8%)~101円50銭

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]底値でのもみ合いから抜け出すか

(豪ドル円日足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20121008_hiashi.jpg


先週はRBAが予想外の利下げを実施。貿易赤字額が拡大するなどオージー売りの材料が目白押しとなった。それでも下落幅が限られたのはドル円の上昇がオージー円の底値を支えたためだ。米国失業率が予想以上に低下したことでドルが上昇しオージーは対ドルで上値の重い展開は継続。フィボナッチの50%戻しとなる1.0100付近までの下落となればドル円が上昇したとしてもオージー円の上値は依然重くなる。今週はRBA副総裁の講演があり、追加利下げの可能性を示唆するようであれば下値を再度試す展開とみる。ただし、目先の投げは一巡しており79円ミドルはこれまで何度も跳ね返されていることから底値は近いとみる。10月10日は雲のねじれが生じることから、上昇転換があるか注目。

今週のオージー円予想レンジ:81円40銭(雲の下限と上限、50%戻し)~79円50銭(7月24日安値)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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