ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-10

[全般]楽観的なムード漂いリスクオン

市場には欧州債務懸念の後退や米景気回復期待などから楽観的なムードが強まりクロス円が全面高となった。
最初に動き出したのがオージーだった。先週のIMFやG7が東京で開催され円高是正に対する理解を得たことでドル円の下落リスクが後退。更に、ソフトバンクの米企業買収の話が売りを加速。ドル円の底固めが確認されたことから高金利で資源国通貨の豪ドルに注目が集まった。また、ドイツのZEWが2か月連続で改善したことやドイツ与党がスペインの予防的な信用枠求めればドイツは反対しないと発言。スペインの支援要請への期待が高まりリスクオンの動きが強まった。NYダウも予想以上の企業決算の結果などもあり二日連続で大幅上昇。IMFの世界景気減速見通しなどから一時悲観的なムードが高まったが、ここにきて楽観的なムードに変わってきた。欧州リスクや中国の景気減速懸念は残るものの、このムードは始まったばかりで、当面継続するとみる。米住宅着工など前月を上回ると予想されることから、今日のNY株式市場が三日連続で上昇期待が高まる。下げの目立ったクロス円は買いのチャンスとみる。

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[米ドル円]79円には実需の売り

(米ドル円日足)



介入警戒感もあり底堅さが目立ったドル円にソフトバンクの米企業買収の話が加わりドル円は79円手前まで上昇。クロス円の上昇が底を支えた格好だ。79円は前回の日銀短観で企業内の想定レートであることが示されたこともある。実需の売りが79円前後に置かれていることは間違いない。しかし、これらの売りが並んでいるにもかかわらず押し戻されないという事はそれだけ買いの勢いが強いことを示している。壁が厚いほど抜けた時のインパクトは強くなる。上に抜けるのは時間の問題とみるがドル円単体では一時的にドルロングに傾き押し戻しもあるとみる。一目の雲の上限を抜けることで上昇トレンドを確認。

ドル円予想レンジ: 79円20銭(9月19日高値)~78円60銭

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[ユーロ円]スペイン支援要請の思惑

(ユーロ円日足)



スペインの支援要請が近いとの思惑でユーロの上昇は加速した。先週から何度も同じニュースでユーロは反応する。それだけ市場の楽観的な見方が強まってきたことを示すものだ。ドイツの与党議員はこの日スペインが予防的な信用枠を求めれば条件付きでドイツは反対しないと発言。ドイツでは議会で可決が必要だ。EU首脳会議を控え市場はスペインの支援要請は間近との思惑が高まった。103円手前のほぼ高値圏でNYを引けたところで朝方は損切を巻き込んで上昇している。薄商いという事もあり東京市場では窓を埋める動きが強まるとみるが底は限られる。パラボリックも買いから売りサインに転換したことで9月の高値103円60銭を試す展開とみる。

ユーロ円予想レンジ:103円60銭(9月19日高値)~102円60銭

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[豪ドル円]個人の買いが動く

(豪ドル円日足)



FX会社調査では豪ドル買いの動きが急速に伸びているとの記事が朝刊に載っていた。確かに80円割れたところで買いが湧くように出ていた。前日にはRBA議事録で次回11月のRBA会合で更に0.25%の追加利下げの可能性が高まったものの豪ドル買いの勢いは止まらなかった。ドル円の底堅さが確認された事で日本からの投資マネーが動き出し始めたとみる。まだ、半信半疑のところもあり所々で利食いは出やすく一方的な上昇はまだないだろう。今朝方も薄商いの中で81円付近に纏まった買いが出て上昇。一旦は窓埋めに動くとみるが買い遅れたところが圧倒的に多く下値は限られるだろう。雲の上限を抜けて61.8%戻しの81円65銭付近が次のレジスタンスとみる。

オージー円予想レンジ:81円65銭(61.8%)~80円90銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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