ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-10

[全般]FOMC現状維持

この日行われるFOMCを控えアジア市場は動意の乏しい動きが続いたが欧州市場が始まるとユーロやポンドが下落。ドイツのPMI製造業指数が予想を下回ったことや10月Ifo景気動向も2年半ぶりの低水準となったことを背景にユーロ売りが強まった。欧州株式市場は前日の下落の反動もあり上昇して終わった。しかし、NY市場は依然として弱気のセンチメントが残った。この日発表された米新築住宅販売が予想を上回ったものの財政の崖を控え不透明感が漂う中で依然株価は軟調に推移。注目のFOMCでは現状の金融緩和政策を維持するとした。経済はなお穏やかな成長にとどまっているとしサプライズはみられなかった。
全般に調整ムードが強くクロス円なども通貨毎にポジションの巻き戻しが活発となった。
次回のFOMCまで再び市場は追加緩和を占う上で米景気動向に注目が集まることになりそうだ。バーナンキ議長は2014年1月までの任期が終われば退任するとの観測もあり大統領選挙の動向も今後の焦点となる。今日の米耐久財受注や中古住宅販売など重要な指標が発表されるが、特にNY株式市場の動向がクロス円の動きに影響を与えることから注目される。

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[米ドル円]80円を目の前に時間調整

(米ドル円日足)



80円の大台を目の前にこう着状態が続いている。8日間連続で陽線が続き値幅調整は殆ど見られないという事はそれだけ買い遅れているとみてよいだろう。時間調整はそろそろ限界にきておりそろそろ80円抜けを狙ってくる頃だ。FOMCでは予想通り現状維持となり上値を狙うきっかけを失った。今日発表される米新規失業保険申請件数や中古住宅販売などで米株式市場が上昇に転じればクロス円の上昇がドル円を押し上げてくる。実需の売りが80円から上に並んでいるため一気に上昇と行かないだろう。上抜けしたところでは利食い売りを出して押し戻されたところで再び買いを入れる。

ドル円予想レンジ: 80円20銭~79円70銭

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[ユーロ円]長い下髭を伸ばし

(ユーロ円日足)



ドイツの10月PMIが45.7と予想の48を下回った。また、Ifo景気動向も100.0と予想の101.6を下回り6カ月連続低下。2年半ぶりの低水準となったことから103円後半から一気に103円まで下落。103円ミドル付近にあった損切を付けに来たとみられ、その後は買戻しが強まった。ドラギECB総裁は「物価下落は現在インフレよりも大きなリスク」と発言したことで利下げ期待が高まったが、市場の反応はみられなかった。
日足でみると前日の陰線からが続いたが長い下髭を伸ばして引けてきた。高値を更新したことで一旦は利食いの売りが出たものの下値は堅い。103円付近はフィボナッチの38.2%戻しでもあり昨日で底値を確認したとみる。

ユーロ円予想レンジ:104円00銭~103円00銭

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[NZドル円]政策金利据え置き

(NZドル円日足)



早朝に行われたRBNZ政策会合では現行の政策金利2.5%を据え置くことに決定。内需促進や通貨高を抑えるために利下げを行うとの観測があったため発表後NZドルは上昇。前日の下落を一気に解消した。昨日発表された中国10月製造業PMIが49.1と前月の47.9から上昇したことを受けNZドルは上昇。豪ドルの上昇に伴いNZドルへの投資意欲が徐々に増してきている。中国が近く景気刺激策を打ち出すとの観測もあり市場には安心感が広がり始めている。FOMCでは緩和政策が現状維持となり対ドルでも目先は金利差からNZドルは買われやすくなった。ドル円が80円台に乗せてくればNZドル円もいずれ今年高値の69円台に再び乗せてくるとみるが今のところ慎重な姿勢が目立つ。

NZドル円予想レンジ:65円70銭(9月19日高値)~65円20銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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