ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2012-10

[全般]日銀政策会合前に調整

先週は30日に行われる日銀政策会合で前月に引き続き追加緩和を打ち出すとの報道で円は全面安の展開となった。週末にかけては調整による円買戻しの動きが強まった。米国第3四半期GDPは予想を上回ったものの市場は円中心の動きとなりクロス円全般に売りが目立った。今週はいよいよ日銀政策会合が実施されるが既に緩和期待で買われて更に調整の売りが強まるなどイベント前に先取りしてしまった。噂で買って事実で売るも織り込んできたことから市場はその次の緩和実施に対する催促相場が始まるとみる。週末には注目される米雇用統計の発表を控えていることから、政策会合前後でどちらかに動いたとしても元のレベルに戻りやすい。米雇用統計は前月に失業率が予想を大きく下回ったものの、ドルの上昇は限られた。今月も更に予想以上の改善傾向がみられるようであれば市場には安心感が広がりリスクオンの動きから更に円売りの動きが強まるとみる。

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[米ドル円]日銀追加緩和先取り

(米ドル円日足)


(米ドル円週足)

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今週30日の日銀政策会合では既に10兆円の追加緩和が実施されることは間違いなく、既に市場はそれを先取りした。更に、市場は実施された後の円の買い戻しが強まることも織り込み始め週末には円の買い戻しが入った。市場は次の日銀政策会合への期待感が高まることになれば再び催促相場による円売りの動きが強まるとみる。ただ、週末には米雇用統計が控えていることから、その結果を見てから本格的なドル買いを進めることになりそうだ。ドル円のポジションはそれ程偏っていないとみてよい。週足の一目の雲の上限である81円が次の上値ターゲットになる。

今週のドル円予想レンジ: 81円00銭(一目の雲の上限)~79円30銭

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[ユーロ円]ギリシャ救済問題の協議

(ユーロ円日足)



週末に発表されたスペイン7-9月失業率が25.02%と過去最悪となったことを受けスペイン国債利回りが上昇。また、独のジョイブレ財務相はギリシャが救済の条件を圧制できるか疑問を呈したこともユーロ売りを強めた。結局週間ベースでユーロ円は陰線で終わり一旦天井を付けた格好だ。今週は31日ユーロ圏財務相電話会議が開かれスペイン救済問題を協議するが、何も進展がみられなければ更に売りが強まるとみる。ドル円の上昇がユーロを下支えしていることから大幅な下落はないもののボリンジャーの中心線の102円付近を試す展開とみる。このレベルを下回ると売りサインに転じる。

今週のユーロ円予想レンジ:104円80銭~102円10銭(ボリンジャーバンド)

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[豪ドル円]利下げ余地と介入

(豪ドル円日足)



先週はドル円の上昇に支えられ83円46銭まで上昇。このレベルは8月にも跳ね返されたレベルでもあり意識されていた。結局、今回も上に抜けきれずに押し戻されたが上昇トレンドは継続するとみる。世界的な株価低迷の中でここまでオージーが買われるというのはそれだけ市場に余剰マネーが投資先を探しているという証だ。今週は豪州の住宅建設や生産者物価指数、そして中国PMIが発表される。これまで悪材料が出尽くした事もあり好材料に反応しやすくなっている。81円60銭付近は短期的なダブルボトムを形成したことから81円台に入れば買いを入れていく。

今週のオージー円予想レンジ:83円50銭~81円90銭(38.2%)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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