ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-01

[全般]円安ドル安速度に警戒感

先週は年越しの週となり参加者の少ないなかで財政の崖問題の不安が安心に替わり値動きの激しい週となった。
年末に財政の崖が回避されるとの期待感からクリスマス休暇を終えたところでポジションが軽いことから円やドルを売る動きが目立った。年明けには米上院と下院で減税延長などが可決されたことを受けリスクオンの動きが強まり円安が加速。ドルも一時的な買いが入ったがその後はポジション調整のドル売りが強まった。FOMC議事録では量的緩和終了の期間が年央から年末に前倒しになるとの意見があったことからドル金利とともにドルが上昇。週末に発表された米雇用統計は失業率が予想を上回ったことでそれまでドル買い円売りポジションの巻き戻しが入り一気にドル売りと円買戻しが入った。その後は再び円売りドル売りの流れに戻った。年初から円売りやドル売りの速度が速く、ポジションが溜まったところでその都度激しい振り落しがみられ、結果的にガス抜きが上手く働いたとみる。円安とドル安の速度に対する警戒感が依然として強く、今週はその調整が入るとの見方が多い。だからこそポジション調整が入りやすく流れが継続することになる。
財政の崖に関しては抜本的な解決は先送りされただけで今後もポジションが偏る度に著性の動きを見せるだろう。日本の追加緩和も実際にどこまでやれるかなどでやはり調整の動きが入ることになる。警戒感が高まる度に目先のポジションを振り落しながら円売りドル売りは継続するとみる。

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[米ドル円]今週90円超えも

(米ドル円時間足)


(米ドル円週足)

USD_JPY_20130107_shuashi.jpg


FOMC議事録で量的緩和の終了時期が年内に早まるとの観測が高まり早朝からドル円は底堅い動きで始まった。しかし、NY市場に入りドル円が88円40銭の高値を更新。前日のADP雇用統計が好調であったことから12月米雇用統計に期待が高まっていた。発表された失業率が予想を上回る7.8%となりドルは一斉に下落。ドル円は短期筋の損切の売りを巻き込み87円60銭まで下落するなどポジションが軽くなったところで再び上昇に転じた。非農業部門雇用者数は15.5万人と予想を上回り前月分も上方修正され年間で平均15万人以上のペースで増加。全般にそれ程悪い数字ではないにもかかわらずこれだけ反応するという事はそれだけ円売りのスピードに対する警戒感が強い表れだ。ポジションは大分軽くなったことで再び上値を試す展開とみる。意識される90円に近づくのにそれ程時間はかからないだろう。
90円手前ではちょっとした売り材料が出れば過剰に反応してくるだろう。下げたところは再び買いを入れる。

今週のドル円予想レンジ:87円50銭(61.8%)~86円90銭

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[ユーロ円]欧州経済指標に注目

(ユーロ円時間足)


(ユーロ円週足)

EUR_JPY_20130107_shuashi.jpg


先週までは米国財政の崖問題と日本の積極的な追加緩和への期待などで市場の注目が集まった。対ドルでのユーロは上値の重い展開が続いたがドル円の上昇がそれを上回りユーロ円は2年半ぶりに116円に迫った。今週は欧州の経済指標やECBの政策会合が開かれることから市場の注目はユーロにシフトしやすい。欧州債務問題が一先ず後退したものの常に火種はちらつく状態が続いているが、市場には全般にリスクオンの動きが出始めている。欧州の経済指標には悪いものより良い材料に市場は反応してくるだろう。

今週のユーロ円予想レンジ:117円50銭(11年6月高値)~114円20銭

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[豪ドル円]上昇トレンド継続

(豪ドル円月足)


(豪ドル円時間足)

AUD_JPY_20130107_jikanashi.jpg


90円の天井を抜けたことでオージー円の上昇トレンドは再び始まった。他のクロス円と比べオージー円の動きは安定しているのは、それだけ下値での買いが厚い証拠だ。
今週は豪州の貿易収支、小売売上、建設許可件数など重要な指標発表が相次ぐ。既にRBAはインフレ率などから利下げ余地があり今年も金融緩和継続の可能性を示すなど売り材料はほぼ出尽くした。今週も上昇トレンドに変化はなく、月足の76.4%戻しとなる95円台を目指す展開とみる。

今週のオージー円予想レンジ:95円00銭~91円50銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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