ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-10

[全般]米国財政問題燻る

昨日は日本では消費税引き上げ決定を安倍首相が発表する一方で、米暫定予算の期限が過ぎたことで一部政府機関が閉鎖されるなどドルと円双方の材料で一喜一憂するマーケットとなった。
日本時間の13時に米2014年予算の不成立により18年ぶりに政府機関を閉鎖することとなった。これによりドルは一時的に下落したもののある程度織り込み済みという事から買い戻された。
日本の消費税引き上げでも5兆円規模の経済対策や法人税引き下げを検討するといったこれまでの内容と同じで新味がないことから円売りの動きも一時的なものとなった。
結局、日本サイドでは円売り材料が発せられたが、米国サイドでは財政問題によるドル安の動きが継続するといった動きがみられた。一部閉鎖された米国政府機関の再開に向けた個別協議がされると予想されそれ程長期化することはないとみられる。
前日に大幅下落となったNY株式市場も結果的に上昇するなど市場は米国財政問題に対しそれ程深刻な見方をしていないとみられる。
ただ、17日が期限とされる米債務上限引き上げ懸念が燻るだけにドルの上値は限定的とみる。

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[米ドル円]明日雲のねじれに入る

(米ドル円日足)



日本の消費税引き上げと景気対策規模は予想通りで市場は円買戻しの動きがみられたが結局買い戻され往って来い。織り込まれ過ぎたともいえる。米国9月30日の予算が期限を迎え政府機関の一部が閉鎖されることが確定したものの、既に前日のNY市場で織り込まれていたのだろう。特に大きな変化はなかったが、今後は債務上限引き上げ問題などの行方など懸念材料が続くことからドルの上値は限定的とみてよい。
今日は昨日のNYダウ上昇に伴いドル円は底堅い動きで始まるとみるが、依然として方向感がみられず上下に荒っぽい動きになるとみる。
明日から始まる日銀会合で追加緩和といった動きはなくこれまでの政策を継続するとみられている。それだけに何らかの動きが示されれば円売りに反応しやすい。
明後日は米雇用統計の発表が中止されるとの観測もあるが、もし予想通り18万人増となればこれまでドルに対する悲観的なセンチメントであっただけにドル買いが強まりそうだ。
明日のドル円一目均衡表では雲のねじれが生じる。この辺は数日の差が出ることもあり相場のミニ転機になるか注目したい。

ドル円予想レンジ:99円60銭~97円80銭

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[ユーロ米ドル]ECB会合後のドラギ総裁発言に注目

(ユーロ米ドル時間足)



最近のユーロの動きにはパターンがみられる。一方向に上昇するのではなく上下を繰り返しながら徐々に底値を切り上げているというパターン。ユーロの上昇は自分の買い材料で買われているというよりもドルの長期金利の上昇に支えられている。昨日も欧州市場が始まると時間外取引の米長期金利が低下したことでユーロが上昇。しかし、その後金利が上昇に転じたことでユーロ売りが強まった。
今日のECB会合では0.5%の政策金利は据え置かれるとみられており、その後のドラギ総裁の発言に注目が集まる。注目のポイントは追加長期資金供給オペ(LTRO)を実施する可能性を示唆するかどうかだ。先月後半にはクーレ専務理事がLTROの差し迫った必要性はないとの見解を示している。もし、追加緩和への言及のトーンが弱まるようであればユーロは1.36ドル台を試す展開とみる。ただ、反対に1.3460を割り込んでくると下落シナリオが出来上がる。

ユーロドル予想レンジ:1.3600~1.3490

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[豪ドル円/豪ドル米ドル]上昇は調整か本物か

(豪ドル円時間足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20131002_hiashi.jpg


RBA会合では現在の政策金利2.5%を据え置くことを決定。その後の声明文では「労働コストの伸びは緩和しつつあり、インフレ率は中長期目標に合致」「世界成長が来年上向く合理的見通しがある」といった内容となり、当面追加利下げの可能性が後退したことからオージー買いが進んだ。対ドルでも米ドル長期金利の低下を受けてNY市場の始まるまでは底堅い動きとなった。しかし、NY時間には長期債利回りが再び上昇に転じたことから再び押し戻された。
全般に対ドルでも対円でも9月19日の高値から下落した分の調整の戻りとみるのか、或いは本格的に上昇に入る動きなのか判断するにはもう暫らく動きをみたい。
対円ではヘッドアンドショルダーを形成するとみられたネックラインが91円65銭を一旦は下抜けしたが昨日はその上を抜いて再び92円台に乗せて引けてきた。
ここから93円を上に抜けるのであれば調整が終わり再度上値を試す展開とみる。
反対に9月30日に付けた安値90円70銭を下回れば調整が終わり再度下値を試すことになりそうだ。

オージー円予想レンジ92円75銭~91円80銭

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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