ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-11

[全般]FRB緩和政策の長期化でリスクオン

早朝にイエレン副議長の公聴会テキストが配布されハト派的な内容となったことでドルが全面安となった。しかし、日経株価が大幅に上昇したことや麻生財務相副総裁が為替介入の政策手段を有しておくことが必要と発言したことでドル円は上昇。量的緩和縮小時期が後退するとの思惑からアジアの株式市場は全面高となり、これを受け欧州株式市場も活気付いた。NY市場ではイエレン副議長の公聴会でほぼテキストと同じ内容となったことでNY株式市場は史上最高値を更新。リスクオンの動きが強まりクロス円が全面的に底堅い動きとなった。米長期金利の低下によりドルは全般に上値が重い中でドル円は100円台に乗せるなど円安の動きがドル安を上回った。
市場は今後のFRB政策変更に必要な経済指標条件を設定するなどフォワードガイダンスの強化に向かうとの見方が強まっている。来週20日水曜日に公開されるFOMC議事録で、もしそのような内容が示されれば更に緩和継続期待が高まることになりそうだ。
今日の日経平均は上昇して始まると思われるが、ドル円を中心にリスクオンの動きから円売りは継続するとみる。

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[米ドル円]三角保ち合い上限上抜く

(米ドル円日足)



イエレン副議長の公聴会テキストが配布され、緩和継続期待からドル円は99円10銭付近に下落して始まった。しかし、99円を割り込む勢いはなく底堅さが寧ろ目立った。日経平均株価が前日から上昇して始まったこともドル円の底を支えた。
昼前に麻生財務相副総裁が為替介入の政策手段を有しておくことは必要と発言したことを機にドル円は再び上昇に転じた。麻生氏の発言は乱高下に対しての介入という意味で発言したものの市場は円売り介入という意味で捉えたようだ。いずれにしても、NY市場では三角保ち合いの上限となる99円80銭付近を抜けて100円台に乗せたことでもう一段の上値を試す展開が予想される。9月11日に付けた高値100円60銭が意識されている。
しかし、ドルの長期金利は低下傾向にありドル円の上値も限定的とみる。

ドル円予想レンジ:100円60銭~99円80銭

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]円売りに押し上げられる

(ユーロ円日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20131115_jikanashi.jpg


上値抵抗線とみられていた134円を東京市場で上抜けした。イエレン副議長の公聴会でのテキストがハト派的であったことで量的緩和の長期化が意識されアジア株式市場が全面高となったことが円売りを加速させた。先週利上げを実施し更なる追加緩和を示唆したECBによりユーロ売りが強まった。ところが、米国も同じ金融緩和継続期待が高まった事からドル売りが強まったことでユーロドルの買戻しの動きを誘った。
更に、リスクオンからの円売りが強まる中でユーロ円は今年の最高値となる135円50銭を意識し始めている。

ユーロ円予想レンジ:135円50銭~134円40銭

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[豪ドル米ドル]出遅れ感目立つ

(豪ドル米ドル日足)



NY市場では既にイエレン副議長が緩和政策を継続するとの思惑が広がりオージーは対ドルで底堅い動きが続いた。朝方はその公聴会のテキストが配布されハト派的な内容となっていることが明らかとなりオージーはNYの安値から100ポイント余り上昇した。しかし、これまでオージー高を牽制が目立ったRBA総裁発言などから戻しの高値では売りが出やすくなっている。しかし、世界的な株高やドルの長期金利低下などからオージー買いの出遅れ感が目立ち始めている。量的緩和継続はアジアなど新興国にとってはプラス材料となることからオージーの魅力は徐々に高まり始めている。一目の雲の上限を超えてフィボナッチの38.2%戻しとなる0.94付近までの戻しは十分ありそうだ。ただ、ここからの積極的な買いを入れるまでの材料は今のところみえてこない。

オージー円予想レンジ:0.9400~0.9280

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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