ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-12

[全般]米経済指標で右往左往

米国経済指標が強弱入り混じるもので、株価も含め前日の調整の動きはこの日も続いた。
東京市場では前日のドル売り円買いの動きは収まり、寧ろ日銀の追加緩和期待もあり円売りが強まる場面も見られた。
しかし、NY市場が始まると再び激しい動きが始まった。11月ADP雇用統計は21.5万人と1年ぶりの増加で予想の17万人を大きく上回った。明日の雇用統計への期待も高まりドルが上昇に転じたものの、株価は量的緩和縮小時期が始まるとの観測から下落に転じた。
その後発表された10月新築住宅販売件数も35.4万件と予想の42.9万件を上回った。これは33年ぶりの伸び率となったが9月の分が35.4万件と落ち込んだことも伸び率を高めたことも要因となっている。同時に発表された11月非製造業ISMは53.9と予想の55.0を下回るなど強弱入り混じるものとなり、市場は方向感を捉えにくいことから株式も為替市場も右往左往に激しく揺れ動いた。最後にベージュブックが発表されたが、こちらは17地区のうち7地区で穏やかな成長を示しているとした。
米国長期債利回りは2.83%台と前日から大きく上昇。NYダウは94ドルのマイナスとなるなど、最終的に市場は量的緩和縮小の早期実施を見はじめていることを示すものとなっている。
ただ、明日の雇用統計を前に依然として量的緩和縮小が早まるかどうかの判断は難しい状況となっており、NY株価を睨みながら円安調整の動きはまだ続きそうだ。

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[米ドル円]調整の動き継続

(米ドル円時間足)


(米ドル円日足)

USD_JPY_20131205_hiashi.jpg


NY市場でドル円は前日の安値102円97銭を下回り101円80銭まで下落。この時点で途転のサインとなるパラボリックは買いから売りに転じた。
東京市場では安倍首相が金融政策について日銀が適切に判断すると発言したことで追加緩和期待から円売りが進んだ。しかし、これも一時的なものでNY市場では再び下落。 米国指標は強弱入り混じるものでどちらとも判断できず結果的に円安の調整の動きが強まった。
引けにかけてNYダウが急速に値を戻したことで買い戻されたものの、雇用統計前までは積極的に買いを入れにくく、依然としてポジション調整が続くとみる。

ドル円予想レンジ: 102円80銭~101円70銭(76.4%)

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[ユーロ円/ユーロ米ドル]ECB理事会後のドラギ総裁発言に注目

(ユーロ円時間足)


(ユーロ米ドル30分足)

EUR_USD_20131205_30hunashi.jpg

(ユーロ円日足)

EUR_JPY_20131205_hiashi.jpg


ユーロは対ドルで激しい動きを見せているが、結果的に元に戻る往って来い相場が目立ち、如何に対ドルで方向感がないかを示すものだ。
一方、ユーロ円ではドル円の調整的な売りに伴い緩やかな下落が続いている。
ユーロ円の上昇は11月7日のECB理事会で利下げが発表されたのちの安値131円付近から始まった。最初は135円ミドルからの反動もありショートカバーでの上昇となった。その後の135円ミドルからの上昇はロングの仕込みとみられる。目先でみると137円から第2弾の買いが入っており、その調整の動きは今日も続くとみる。
今日のECB理事会では政策金利0.25%据え置きとみられる。注目は会合後のドラギ総裁記者会見に集まる。マイナス金利も含め、依然として追加緩和に言及すれば一時的に下押しがあるとみる。ただ、ECBの政策手段として次の手が限られると市場がみれば押し目は買われるとみている。

ユーロ円予想レンジ:139円40銭~138円00銭

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[豪ドル米ドル]0.9ドル割れから再び安値を試す展開も

(豪ドル米ドル時間足)


(豪ドル米ドル日足)

AUD_USD_20131205_hiashi.jpg


前日のRBA会合では豪ドル高に対する口先介入が盛り込まれていたものの、その後は買い戻しが強まり底堅い動きと思われた。しかし、昨日発表された7-9月期GDPが0.6%と予想の0.7%を下回ったことで再び下落。それ程予想とは乖離していなかったが、ここまで売りが出るというのは下落基調がいかに強いかを示すものだ。アジア市場では何とか0.9ドルを死守したもののNY市場で割り込んできた。
口先介入と国内の成長率鈍化に加えて、米国の量的緩和の早期縮小期待からドル長期金利の上昇が豪ドル売りを更に促している。
今日も大きな戻しは期待できず、再び0.9ドルを割り込むようであれば8月に政策金利を引き下げた時の安値を試す展開とみる。

オージードル予想レンジ: 0.9050(38.2%)~0.8920(9月2日安値)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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