ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-12

[全般]雇用統計前の最終調整

昨日発表された米国経済指標は米国景気回復基調を改めて示すものとなった。
昨日発表された米国新規失業保険申請件数は29.8万件と予想の32.2万件を下回る強い数字となった。前日に発表されたADP雇用統計と伴に今日発表される雇用統計に期待が高まるものだ。また、7-9月期GDPも3.6%と予想の3.1%を大きく上回った。これを受け米長期債利回りは前日よりもさらに上昇2.86%台に乗せてきた。一方、NYダウは68ドルのマイナスと5日連続の下落。アトランタ連銀のロックハート総裁は今後数回のFOMCで量的緩和縮小を検討するのが妥当と発言するなど、市場は早ければ今月に緩和縮小に向かうとの見方が強まっている。
今日はその判断を決定つける大きな要素となる雇用統計が発表される。予想を超えるか下回るかは予断を許さない。
しかし、どちらにしてもここ数か月以内に緩和縮小を実施することを市場は既に織り込み始めている。もし、予想を下回ったとしても株式市場は好感しリスクオンによる円安が進むことになる。一方、長期金利は低下しても今の市場は金利に対して鈍感でありドル安にはなり難い。
いずれにしても、雇用統計発表前にポジションをどちらかに偏らせるのはリスクが高く、今日も最終調整の動きが強まるとみる。

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[米ドル円]もう一段の調整も

(米ドル円日足)



東京市場の後場に入り日経平均株価が急速に下落したことでドル円もじり安となった。
NY市場では強い米国経済指標を受け上昇する場面もみられた。しかし、ユーロが上昇しドル売りが進むのを機にドル円は101円90銭付近の損切を巻き込み再び売りが強まった。
一部で海外ファンド勢の売りも散見。今日も、NYダウが下落したことで日経平均株価は下落して始まると予想され、ドル円も上値の重い展開で始まるだろう。
半値戻しとなる101円60銭を下回れば次のサポートは61.8%戻しの101円20銭までの下げも視野に入る。

ドル円予想レンジ: 102円20銭~101円20銭

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[ユーロ米ドル]ドラギ総裁をタカ派的と市場は捉え

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20131206_jikanashi.jpg


ECB理事会では政策金利0.25%の据え置きを発表。その後ドラギ総裁の記者会見では景気の下振れリスクや長期に渡り緩和的といった、これまでと大差のない内容となった。ただ、マイナス金利に関しては少し話し合ったとし技術的に可能といった強いメッセージはみられず、市場はどちらかと言えばタカ派的と受け止めるところもあった。決してタカ派的とは思えないが、そう受け止めるという事はそれだけユーロの買い意欲が高い現れとみられる。日足をみるとヘッドアンドショルダーの1.3650の肩を上抜けしたことでもう一段の上値余地が出来た。ただ、今日の雇用統計を控えそろそろ調整の戻しが強まりそうだ。

ユーロドル予想レンジ:1.3700(日足76.4%)~1.3600(時間足50%)

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[ポンド円/ユーロポンド]ユーロポンド買いでポンド円を押下げ

(ポンド円時間足)


(ユーロポンド4時間足)

EUR_GBP_20131206_4jikanashi.jpg


BOEは予想通り政策金利0.5%と資産買い取り規模も据え置きを発表した。
その後ECB会合でも同様に0.25%の政策金利を据え置くことを発表。ところが、ドラギ総裁の記者会見で予想ほどハト派的でなないとみた市場はユーロ買いを強めると同時に纏まったユーロポンドに買いを出した。本日発表の米雇用統計を控えポジション調整の買いとみられているが、下降チャネルの上限で上値を抑えられた。
対円でもポンド円ストレートの売りもみられるなど、こちらもポジション調整の売りが目立った。一先ずフィボナッチの61.8%戻しとなる165円80銭付近で下げ止まったが安値引けとなり売り圧力は継続。
もし、雇用統計が予想を上回るようであれば株価の下落が強まりもう一段の下値を探る展開が予想される。反対に、予想を下回ったとしてもドル円の下落に伴い上値は167円付近で抑えられそうだ。

ポンド円予想レンジ: 167円00銭~165円00銭(76.4%)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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