ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2013-12

[全般]緩和縮小決定で強気のセンチメント

注目のFOMC会合では量的緩和縮小を1月から実施することを決定。
発表前後には為替だけではなく株式や債券市場でも上下に振れたものの最終的にドル高円安の動きが強まった。
声明ではMBSと国債の双方を毎月50億ドル縮小することを決定するなど、規模的には市場予想の100億ドルをやや下回った。一方、失業率が6.5%以下でもインフレ率が2%以下なら緩和政策を継続すると発表。これまで以上に市場に分かり易い形で緩和政策を継続する姿勢を示すなど、明確なフォワードガイダンスを示した。これは、緩和縮小を終了しても指標次第で緩和政策が継続することを示すなどハト派的な姿勢と市場は受け止め、NYダウは293ドル上昇。一方、長期債利回りは前日とほぼ変わらないレベルで引けてきた。
量的緩和縮小は米景気回復の強さを示すサインと受け止められた。懸念された株や債券市場の混乱はなく、安定した相場が今後も続くとみればリスクオンからの円安の第二幕が始まったといえる。
来週のクリスマス休暇を控え明日にかけてポジション調整からの売りも出始める可能性が高いが、買い遅れの観は強く下げたところでは買いが待ち構えているとみる。

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[米ドル円]発表前から買い先行

(米ドル円月足)

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(米ドル円30分足)

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朝方のドル円は前日のNY市場の流れを継いで上値の重い展開で始まった。しかし、日経平均株価の上昇や11月貿易赤字額が過去3番目の大きな数字となったことで円安が進んだ。
ただ、FOMC前という事もありその後は103円を挟んでの慎重な動きが続いた。
FOMCで量的緩和縮小が決定されると発表前後で乱高下となったものの、フォワードガイダンスがハト派的であったことからNY株式市場が大きく上昇。長期債利回りも一時上昇したものの比較的落ち着いていたことからリスクオンからの円買いが進んだ。ドル円は今年の高値となる103円91銭を上抜くと104円35銭まで上昇した。103円後半にはオプションのトリガーもあったといわれていた。
今日は日経平均が大きく上昇して始まることは間違いなく、ドル円も底堅い動きで始まるとみる。流れに乗り遅れたところは下値では買いを入れてくるとみてよいだろう。
緩和縮小と緩和政策の解除とは違うという事を市場は認識したことで混乱はなく緩和縮小が始まる。ただ、長期利回りは比較的緩やかな上昇で抑えられておりドル高の動きはそれ程強くない。
円安主導の相場は始まったばかりだ。

ドル円予想レンジ:105円00銭~103円50銭(50%)

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[ユーロ米ドル]米長期金利上昇で反落

(ユーロ米ドル日足)

EUR_USD_20131219_hiashi.jpg

(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20131219_jikanashi.jpg

FOMC発表前には1.37後半での高い水準でもみ合いが続いていた。発表後は米長期金利の上昇に伴い1.3695付近まで下落したものの、下げたところでは買いが待ち構えていたとみられ1.3811まで反発するなど荒っぽい動きが続いた。しかし、結果的に1.38ドル台を維持することが出来なかったことから利益確定の売りが入り1.37を割り込んで引けてきた。
基本的なユーロ買いの流れに変化はみられないものの、米国の量的緩和縮小が決定したことで米長期金利が最初の段階で緩やかな上昇に向かい始めたことから一時的にユーロの上値は抑えられている。声明ではハト派的なフォワードガイダンスが示されたことからドルの金利は最終的に抑えられることになり、ユーロ買いは再び強まるとみている。
今日はまだFOMCの余韻が残っておりパラボリックも買いから売りサインに変わったことで上値の重い展開が予想される。反転の兆しが出るまでは中途半端な買いを入れると振り落されるリスクが高い。

ユーロドル予想レンジ:1.3740~1.3610

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[ポンド米ドル]ユーロポンドの売り強まる

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

GBP_USD_20131219_jikanashi.jpg

英中銀金融政策委員会MPC議事録要旨が公開され、更なる著しいポンドの上昇は景気回復を弱めるといった内容が明らかとなった。しかし、その前に発表された11月失業率が予想以上の改善を示したことで寧ろポンドの買いが強まった。特に中東勢のユーロポンドの売りが入ったとの噂もありポンドは続伸。
その後FOMCで米国が量的緩和縮小実施を決定した事からドルが上昇。ユーロ売りが強まると同時に更にユーロポンドの売りが入りポンドは1.6456まで買われ今年最高値を更新した。雇用統計の改善は英国景気回復の力強さを示すもので今後もポンド買いは継続とみる。ドル買いの勢いはあるものの昨日からの動きはユーロ売りという誘因に支えられたものだけにユーロの動向に注意して買いを入れていきたい。
FOMC発表後の安値1.6335は目先の底として意識される。

ポンドドル予想レンジ:1.6450~1.6335

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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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