ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-07

[全般]ドル全面安と底堅いクロス円

週明け東京市場では前週の流れを受けドル円は軟調な地合いで始まった。
また、後場に入り一部英系銀行がまとまったドル円の売りを出したとの噂が流れるなどドル売りに対して敏感に反応しやすい地合いとなった。
しかし、欧州市場に入るとポンド円などクロス円を中心にしっかりとした買いが入り、結果的にドル円も下げ止まり感が強まった。
NY時間に発表された5月の住宅販売成約指数が6.1%と予想の1.2%を大きく上回り一時的にドル買いの動きもみられた。しかし、米長期金利が全般に低レベルで推移したことで寧ろドル売りの動きが強まり、対ユーロやポンドが大きく上昇。レジスタンスとみられたレベルを超えてきたことで損切だけではなくオプションなどの買いも巻き込んだ上昇とみられる。
特に材料があったわけではなく、今週発表の米雇用統計やECB理事会を控えポジション調整的なものが入ったとみる。ただ、市場の流動性は徐々に低下していることもあり、上昇の反動に注意したい。
今日は東京時間に発表される中国製造業PMIやRBA会合が開かれるが、方向感の定まらないドル以外の通貨に市場の注目が集まっているだけに大きな動きになりやすい。
また、欧州市場ではドイツやユーロ圏のPMIや失業率、そして英国PMIといった重要指標が発表されることからユーロやポンドも荒っぽい動きが予想される。
更に、今日のNY市場で発表の6月ISMは前月から改善されると予想される。
この指標を受けてもNYダウが前日に引き続き上値の重い展開となれば、リスクオフの動きからクロス円の売りが強まる可能性もあり注目される。
いずれにしても、今週木曜日の米雇用統計を控えポジション調整の動きが入りやすい状況が続くとみる。





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[米ドル円]クロス円の買いがドル円の下支え

(米ドル円時間足)


(米ドル円週足)


週明け東京市場では米長期金利の低下に伴いドル売りが先行。また、前場では日経平均株価の下落もありドル円は軟調に推移。後場に入ると一時101円23銭まで売り込まれた。一部英系銀行の纏まった売りが入ったとの噂も聞かれた。しかし、東京市場が終わり欧州市場の始まる直前に買戻しとみられる動きが強まるなど、短期筋の投機的な動きが目立った。
NY時間に普段は注目されないような住宅販売成約指数が予想を大きく上回ったことでドル円は上昇。しかし、米長期金利の低下や、ユーロやポンドも大きく上昇したことでドルが全面安。ドル円も101円25銭付近まで押し戻された。ただ、クロス円の買いなども入ったことでドル円の下支えとなった。
週足52週移動平均線と一目の雲の上限がこのすぐ下の101円10銭に位置し、このレベルを超えるにはそれなりの材料がないと難しい。今日の東京時間には中国PMIが発表され、上海株式市場と日経平均が下落するようであれば下値を探るタイミングになりそうだ。また、NY時間に米ISM製造業発表も注目される。ただ、ドル円のボラティリティーは低く、底を割り込むのは難しい。


ドル円予想レンジ:101円60銭(38.2%)~101円10銭(週足52MA,雲の上限)





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[ポンド米ドル]今年最高値更新し上昇気流に乗る

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)


アジア市場ではじりじりと売りが強まり1.7ドル付近を試す場面も見られたが底値の堅さを寧ろ確認。米長期金利が低下し、ポンドドルの買い戻しの動きが強まる中で、欧州時間にユーロポンドの売りが入ると、ポンドは対ドルでも上昇。今年最高値とある1.7060を超えたところで損切を巻き込みながら1.71ドル台に上昇。その後も高値圏でのもみあいが続いた。昨年11月からポンドドルの上昇チャネルが継続しており、チャネルの上限を再び試す展開となっている。ドルの方向感が掴めない中で利上げ期待の高まるポンドの買いに市場の注目は集まった。ただ、この動きは今始まったわけではなく米雇用統計発表前にはポジション調整の売りが強まる可能性が高い。
今日は昨日の買いの勢いが残る中でもう一段の上値を試す展開が予想される。
ポンドドルでレベル感からの逆張りをするのは非常に危険だ。順張りの買いで臨むか、或いは反落したことを確認してから売りを出していく。


ポンドドル予想レンジ:1.7150~1.7060





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[豪ドル米ドル]RBA会合で上限試す

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)


アジアから欧州市場にかけて豪ドルの売りが先行。しかし、NY市場に入ると米ドルが全面安となったことで豪ドルの買い戻しが強まりアジア市場の高値を超えてこの日の高値となる0.9437まで上昇。一日を通して豪ドルは非常に荒っぽい動きが目立った。
今日は中国PMIが10時に発表されるが、10時45分に発表されるHSBCPMIの方に市場の注目は集まる。予想を上回るようであれば豪ドル買いが強まる可能性が高いものの、その後の13時半に開かれるRBA政策会合を控え値動きは限定的とみる。
RBA会合では現在の政策金利据え置きが予想されるが、その後の声明文で豪ドルレベルへの警戒感や、更なる追加緩和が示唆されるようであれば一気に下落に転じるリスクが高まる。或いは、住宅市場や人件費の上昇に対する懸念が示されるようであれば、今年最高値となる0.9460を試す展開とみる。市場はポンドドルが上値を抜けただけに、豪ドルもどちらかといえば上値を試したがっているように見える。
ただ、今週は独立記念日で米国が休場となり、木曜日の雇用統計は一層意識されるだけに、ポジションは短期的なもので終わるとみている。上昇したとしても、どこかで折り返す展開が予想される。


豪ドルドル予想レンジ:0.9460(今年高値)~0.9390(61.8%)





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業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
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