ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]ユーロ下落でドル高

ユーロ圏の消費者物価低下で明日のECB理事会において追加利下げ期待が高まり、ユーロが1.25ドル台に低下。月末の特殊要因も絡んでドルが上昇するなど荒っぽい動きが目立った。
オセアニア通貨の下落を機にそれぞれの通貨の不安定な動きが強まる中でユーロ圏HICPコアが0.7%と予想の0.9%を下回りユーロ売りが強まった。5年ぶりの低水準ということから明日のECB理事会では更なる追加緩和期待が高まった。また、NY時間に発表された7月ケースシラー住宅価格やシカゴ購買部協会景気指数、消費者信頼感指数などが軒並み予想を下回ったことから株価が三指数ともに下落。長期金利も月末要因も絡み2.5%を下回った。しかし、ドルはユーロの下落に伴い全般に底堅い動きとなりドル円は109円84銭まで上昇。発表された米経済指標に対する市場の反応はまちまちとなるなど9月末特有の動きがみられたが、その月末も終わり米国経済指標に対して市場は素直な反応を示すとみる。
今日はADP雇用統計とISM製造業景況指数が発表されるが、週末の米雇用統計を控え特にADP雇用統計に注目が集まる。20.5万人と、前月の20.4万人とほぼ横ばいと予想されるが、予想を上回るようであれば素直にドル買いの動きが強まりドル円は110円の大台を試す展開が予想される。欧州や中国などの景気減速がみられる中で米国経済への期待が強く、ドル高志向は根強い。
10月に入りユーロ安と円安、そしてドル高の流れが強まるとみるが、週末の雇用統計や明日のECB理事会を前に今日は短期的な取引が中心となりそうだ。





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[米ドル円]110円の大台乗せで達成感も

(米ドル円月足)


(米ドル円30分足)


東京市場では日経平均株価の下落に伴いドル円は上値の重い展開で始まった。9月末ということから日本の機関投資家などの中間決算なども絡み、クロス円も含め売り買いが交錯する場面も見られた。しかし、109円前半には買い注文が厚く下げ渋った。しかし、欧州市場が始まりユーロが大幅下落となったことでドル買いの動きが活発となりドル円は109円84銭まで上昇。しかし、110円手前にはオプション絡みの防戦売りが意識され押し戻された。110円というのはテク二カル的にみるとレジスタンスはないものの100円の時と同様に大台代りということから意識されるレベルでもある。
今日は9月の期末要因も終わり、再びドル買いの動きが強まる中で、110円乗せを試す展開が予想される。ただ、週末の米雇用統計を前に一先ず達成感もあり、110円台では一部利食い売りを出しておきたい。


ドル円予想レンジ:110円20銭~109円40銭(61.8%)





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[ユーロ米ドル]デフレ懸念から追加緩和期待高まる

(ユーロ米ドル週足)


(ユーロ米ドル30分足)


ユーロ圏9月のHICPが予想通り0.3%と5年ぶりの低水準となった。また、コア指数も0.7%とECBが掲げる物価目標の2.0%達成は難しいとの判断からECBの追加緩和期待が高まった。ユーロは1.26ミドルにあったロスカットを巻き込みながら1.2570まで下落。その後買い戻しの動きが強まったものの、1.25ミドルが上値抵抗線となった。今日はドイツやフランス、そしてユーロ圏の製造業PMIが発表されるが、市場はユーロ売り材料に反応しやすい状況となっている。また、NY時間にはADP雇用統計やISM製造業といった米国重要指標の発表も控える。欧米の金融政策の違いがあらためて確認されるようであれば1.25ドルの大台突破も視野に入る。


ユーロドル予想レンジ:1.2650(61.8%)~1.2500(76.4%)





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[豪ドル米ドル]今年最安値の0.8660を意識

(豪ドル米ドル週足)


(豪ドル米ドル時間足)


東京時間に発表された中国9月HSBC製造業PMIが50.2と予想の50.5を下回ったことで豪ドルは下落。しかし、昨日からの下げの反動も下げたところでは買いが入り反発。先週末のNY終値と同レベルの0.8765付近まで上昇した。欧州市場に入りユーロが下落したことでドル買いの動きが強まり豪ドルは再び下落。しかし、NY市場ではドルの長期金利が低下したことで豪ドルは再び反発するなどやや下げ止まり観もみられた。
今日は中国の製造業PMIが発表されるが、前日と同様に予想を下回るようであれば再び売り圧力が強まりかねない。
NZドルの売り介入が入っていたことから、豪ドルでも口先だけではなく実弾介入への思惑が重なる。
月曜日に付けた安値0.8682を下回るようであれば、今年の最安値となる0.8660が意識される。


豪ドル・ドル予想レンジ:0.8800~0.8660





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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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