ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]ドルは雇用統計前のレベルへ往って来い

先週発表された米雇用統計の結果を受けて上昇したドルも昨日は殆どの主要通貨に対して売りが強まり、結局雇用統計前のレベルまで押し戻されるなど往って来いとなった。
週明け東京市場では日経平均株価が上昇するとの見通しからドル円は底堅い動きで始まった。しかし、110円を目の前に利益確定の売りが入りじりじりと値を下げた。
欧州市場が始まりユーロや豪ドルなど、売られ過ぎた通貨の買い戻しが入るなど全般にポジション調整の動きが目立った。
NY市場でも株価が軟調な地合いでスタートし長期金利が低下したことでドル売りの動きが更に加速。今回から初めて発表となった米労働市場情勢指数は2.5と前月の2.0を上回ったが市場は反応薄。4月以降の平均4.8を下回っていることもあるが、市場はどう反応してよいのか分からなかったというのが本当のところだろう。ただ、この数字を発表すること自体フェッドがいかに雇用情勢を注目しているかがわかる。
特にドル売りの材料があったわけではないものの、水曜に発表されるFOMC議事録や今週はFOMCメンバーの発言が相次ぐ。
これまで急速に進んだドル高に対する懸念が示されるともう一段のドルの調整売りが進む可能性もあり、ポジション調整の動きが依然として出やすい状況とみる。
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[米ドル円]黒田総裁発言に注目

(米ドル円時間足)


週明け東京市場では株価が上昇したもののドル円は上値の重い展開で始まった。
110円を大分意識してか、利食い売りが先行して始まった。欧州市場ではユーロの買い戻しが入るとドルが全面安となりドル円も109円前半まで下落。NY市場に入りドルの長期金利の低下に合わせてドル全面安の動きが強まった。ドル円は雇用統計前のレベルである109円付近を割り込むと損切と同時に新規の買いが交錯。結果的に売り圧力が勝り108円65銭まで下落。正直ここまでの下落は想定していなかっただけに、この動きにより110円が大分遠のいたとみる。
今日は日銀会合が終わり黒田総裁の記者会見に市場の注目は集まる。政策は継続されるものの、ドル高円安に対するマイナスの面を指摘する質問に対し、どう答えるかで円高が一時的に強まる可能性が高い。一方で、コア消費者物価の低下などから追加緩和が示唆されるようであれば円安に反応。
いずれにしても、ドル円がどこで下げ止まるかを見極めたうえで再度買いを入れていきたい。

ドル円予想レンジ:109円40銭~108円45銭(76.4%)
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[ユーロ米ドル]往って来いから再スタート

(ユーロ米ドル時間足)


(ユーロ米ドル週足)

EUR_USD_20141007_shuashi.jpg

特に材料は見当たらないものの、ユーロの買い戻しが欧州市場から強まりドル売りと重なり大幅上昇となった。結局、先週末の米雇用統計で下落した分をほぼ埋める格好となった。
明日発表のFOMC議事録も意識される中で、多くのメンバーの発言が今週は続く。その中で急速に進んだドル高に対する懸念発言が出る可能性から、ポジション調整の買い戻しが入ったとみられる。
また、先週は当面のサポートでもあった76.4%戻しとなり大台でもある1.25ドルまで下落したことから一先ず達成感も漂う。ただ、ECBの追加緩和期待とフェッドの利上げとの金融政策の違いからくるユーロ安の流れに変わりはない。
ちょうど先週の下落前の高値レベルである1.27ドルに近づく往って来いとなった。
目先の買い戻しもほぼ一巡したところで、1.27をバックに再び売りで攻めていきたい。


ユーロドル予想レンジ:1.2690~1.2590(50%)

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[豪ドル米ドル]RBA会合で底値を見極める

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20141007_jikanashi.jpg

先週の米雇用統計発表後に今年最安値となる0.8660を下回る0.8642まで下落した。週明け東京市場では再度安値を狙う動きで始まったものの0.8650を超えられずに反発。今年の安値付近との面合わせで一旦は達成感が漂う中で買い戻しの動きが始まった。
今日のRBA会合を前にポジション調整的な買い戻しも見られた。
ただ、中国経済の減速や鉱山ブームの終焉などからの豪ドル売りの動きに変化はなく、一時的な買い戻しとみてよいだろう。目先0.86ミドルでのダブルボトムを形成で底堅い動きがみられる。同時に0.88ドル付近で上値を抑えられるとダブルトップも形成する。RBA会合後に上値を超えられるようであれば0.86ミドルが当面の底となる可能性もあり見極めたい。


豪ドル・ドル予想レンジ:0.8820~0.8700
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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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