ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]欧州景気懸念から世界同時株安

世界的な同時株安となりリスク回避の動きから米国債や円に資金がシフト。
前日のNY株式市場が大幅に回復したかと思われたが、欧州景気への不安拡大などから昨日の欧米株価は大幅安となりリスク回避の動きが強まっている。
ドラギ総裁は、欧州景気減速は構造的な問題であることを指摘。先日IMFが世界成長見通しを下方修正し、FOMCでも欧州や中国、日本など世界経済成長の減速が米国にとってリスクであることが記された。また、最近のFRBメンバー発言を見ると意見の相違が際立って多く聞かれるなど、米国金融政策の行方が不透明なことも不安感を煽っている。ここにきて特に材料があるわけではないが、エボラ出血熱や地政学的リスクなども懸念材料にされるなど市場は神経質な展開が続く。相場が一つの大きな転換点に差し掛かっていることを市場は感じているのだろう。特にNY株式市場があまりに不安定な動きを繰り返している。利益確定の売りとの見方もあるが、それにしてもきな臭さが漂う。
このような時には無理をせずに一旦ポジションを縮小するか、ドルや円などへ一時的に資金を移しておいた方がよさそうだ。

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[米ドル円]株価の乱高下から円買い進む

(米ドル円日足)


東京市場はFOMCでドル高への懸念が示されていたことや、ハト派的な議事録内容となったことを受けドルは軟調な地合いで始まった。フィボナッチの38.2%戻しとなる108円の節目を下回ると損切を巻き込みながら107円60銭まで下落。欧州市場に入り一時は買い戻されたものの欧州株式市場の下落に伴い再び下落し107円53銭まで売り込まれた。前日に回復したかと思われたNY株式が再び下落。欧州を中心とした世界経済の減速懸念の高まりがリスク回避の動きを強め、円や米国債に資金が一時的にシフトしている。
長期的なドル買い円売りの動きは変化がないとするものの、これだけ不安定な動きが続くのであれば一旦ドルロングを縮小しておきたい。


ドル円予想レンジ:108円20銭~107円50銭
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[ユーロ米ドル]予想以上に欧州景気減速への懸念高まる

(ユーロ米ドル日足)


(ユーロ米ドル時間足)

EUR_USD_20141010_jikanashi.jpg


ドイツ景気の急速な落ち込みなどもあり欧州全体に景気減速懸念が高まり始めている。
IMFやFOMC議事録でも欧州景気減速懸念が高まる中で欧米株価が大幅に低下している。昨日はドラギ総裁がヨーロッパの景気減速は構造的な問題であり景気回復のモメンタムを失っていると指摘。政策金利は低水準で維持されるだろうと発言。FOMC議事録でドル高への懸念が示され上昇に転じたユーロだが、NY市場に入り再び売りに転じた。日足のボリンジャーバンドが上値を抑えたことも売りを誘った模様。
ただ、これまでのような一方的なユーロ安が進むことはないとみる。ドル高へのけん制発言がFOMC内部から出たことで下値も限定的となり、下げたところでは買いが入りやすくなっている。
半値戻しとなる1.26ミドル付近の底の堅さが確認されるようであれば再度買いを入れてみたい。

ユーロドル予想レンジ:1.2730~1.2645(50%)
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[豪ドル米ドル]リスク回避の豪ドル売りも一時的

(豪ドル米ドル日足)


(豪ドル米ドル時間足)

AUD_USD_20141010_jikanashi.jpg

朝方発表された豪州失業率は雇用者数がマイナス2.97万人と予想のプラス1.55万人を大きく下回ったことで発表後0.8790まで下落。しかし、その前に公開されたFOMC議事録でドル高への懸念が示されていたことから下値では買いが待ち構えていた。結局、その後は上昇に転じ0.89付近まで上昇。
しかし、NY株式市場が大幅下落となったことでリスク回避からの豪ドル売りが強まると0.8760付近まで押し戻されるなど激しい動きとなった。豪ドルの下落が終了し上昇トレンドに入ったと思われたが、株価の下落や世界景気減速懸念が上値を抑えた格好だ。
米国金利は長短ともに大幅低下となっておりドル安の動きが豪ドルの下支えとなる。10月3日の米国雇用統計発表後に付けた安値0.8640を下回らない限り、上昇トレンドが終了したかどうかはまだ判断はできない。今日のNY株式や債券市場の動き次第では再び上昇に転じるか注目される。
豪ドル・ドル予想レンジ:0.8850~0.8740(61.8%、BB下限)
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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

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