ヒロセ通商公式ブログ、日々の売買ポイントをわかりやすく解説。 著者なりの相場観を綴ったもので、実際の投資および取引に関する最終決定は、お客様ご自身の判断において行われるようお願い致します。

2014-10

[全般]欧米株式連日上昇でリスクオン

日経平均株価や上海総合等が下落した一方で、欧米株式市場は大幅上昇となり先週までの悲観的な見方が大分後退。リスクオフからオンへと変わり目に差し掛かっている。
東京時間に発表された中国7-9月GDPは7.3%と予想の7.2%を上回ったものの5年ぶりの低い伸びということから東京市場はネガティブに捉えた。結果的に日経平均株価が306円安となりドル円は下落に転じた。しかし、欧米市場ではその捉え方は寧ろポジティブに捉えられた。欧州時間に一部の報道機関がECBは社債の買い入れを検討していて、12月にも協議決定する可能性があると報道。これを受け欧州株価は大きく反発しユーロは下落に転じた。NY時間には米中古住宅販売件数が+2.4%と予想の1.0%を大きく上回る好結果となったこともあり株価は三指数ともに大幅高となるなど、先週の悲観的な動きは見られず楽観的なムードも漂う。株式市場終了後に発表されたヤフーの決算が純利益23倍と発表されたことで今日の東京やNY市場の株式市場の上昇が期待できそうだ。
荒っぽい値動きはしばらく続くとみられるが、全般に落ち着いた市場に戻りつつあることからドル高や円安の流れに戻るのも時間の問題とみる。
今日はNY時間に米国9月のCPIが発表を控える。予想は前月から0.1%上昇するとみられ、結果的に株価が上昇するようであれば再び米国ゼロ金利解除への思惑が広がることになるだろう。先週までに量的緩和の先延ばしや規模拡大といった話まで出ていただけに、市場の織り込み余力は大分残っていると思われる。

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[米ドル円]リスクオンからの円安ドル高

(米ドル円日足)

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東京市場では日経平均株価の大幅下落に伴い円安の動きが先行して始まった。ドル円も106円70銭や50銭付近で断続的に損切を巻き込みながらこの日の安値となる106円25銭まで下落。中国のGDPやその他の指標が予想を上回ったものの、寧ろネガティブに捉えるなど、先週の悲観論が甦る様な雰囲気が広がった。
しかし、欧州市場でECBが社債購入を検討しているとの報道から欧州株価が軒並み反発。NY時間に発表された中古住宅販売も1年ぶりの高水準となったことでNY株価三指数ともに上昇。長期金利も上昇するなど円安とドル高の動きが同時に強まりドル円は再び107円台に乗せて引けてきた。時間外にヤフーの決算が発表され純利益が23倍という報道から今日のNY株式市場への期待もあり日経平均株価は上昇して始まるとみられる。ドル円も底堅い動きが期待できる。ただ、東京市場は前場と後場の雰囲気が変わりやすく、上下にまだ不安定な動きを繰り返しながら底値を固めていくことになりそうだ。

ドル円予想レンジ:107円65銭(転換線&50%)~106円60銭

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[ユーロ米ドル]ECB追加緩和期待とドル金利の上昇

(ユーロ米ドル日足)


EUR_USD_20141022_hiashi.jpg

アジア市場ではドル安の流れを引き継ぎユーロは底堅い動きで始まった。しかし、欧州市場に入りECBが12月にも社債買い入れを協議し決定する可能性があるとの報道でユーロ売りが一気に進んだ。これを受け、欧米株価が軒並上昇したことで米長期金利も上昇するなど、ドル高とユーロ安の動きが重なった。また、ショイブレドイツ財務相が「弱いユーロは景気を支援する」と発言したことでユーロ売りを加速させ、ユーロは対ドルで130ポイント余り下落した。ただ、1.28ミドルから1.25ミドルの直近のレンジを抜けたわけではなく、一直線の下落も考えにくい。一先ず、レンジの下限となる1.26ミドルの堅さを試す展開とみる。

ユーロドル予想レンジ:1.2760~1.2650(61.8%)

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[ポンド米ドル]MPC議事要旨に注目

(ポンド米ドル日足)


(ポンド米ドル時間足)

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世界的な同時株安という不安定な動きも一服し、不安感が徐々に後退。FTSEも1.68%上昇するなどセンチメントは上向きに傾いている。今日はMPC議事録が発表される。欧州景気減速への懸念もあり利上げに対してはやや消極的とみるが依然として利上げを主張するメンバーもいる。今回は全会一致で据え置きが決定されており、その中で来年に利上げをどの程度示されるかが注目される。昨日はECBの追加緩和観測が強まりユーロが下落する中でポンドも引き攣られて下落している。
日足チャートを見ると下降トレンドラインを一旦は上抜いたものの、ボリンジャーバンドの1.6180付近で上値を抑えられた。今のところ下降ラインの上にとどまっているが、下値リスクは燻る。時間足の50%戻しとなる1.6030付近が視野に入る。

ポンドドル予想レンジ:1.6040~1.6030(50%)

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商号:ヒロセ通商株式会社
業務内容:第一種金融商品取引業
登録番号:近畿財務局長(金商)第41号
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会(会員番号1562)

 

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